家に帰ったら天井が無かった!?一人暮らしで実際起こった珍事件まとめ

家に帰ったら天井が無かった!?一人暮らしで実際起こった珍事件まとめ

出先から帰って鍵を閉めれば、自分の城。事件や事故に巻き込まれることはないだろうと思ってはいませんか?
皆さん、油断は禁物です。一人暮らしの家は、突如として信じられないようなことが繰り広げられる珍事件の現場となることがあります。
今回は、そんな一人暮らしの珍事件をまとめました! あなたの部屋でも起こるかもしれない、おもしろおかしいワンルームハプニングの数々、心してご覧ください!

「呪い!? 突然、汚水が降ってきた」事件

 家に帰ったら天井が無かった!?一人暮らしで実際起こった珍事件まとめ

「ある日、キッチンで料理をしていたら、どこからともなく汚水が降ってきたんです。最初は雨漏りかなと思い、バケツを置いて応急処置して様子を見ていたのですが、徐々に量が増え、最終的には家の中なのに一部小雨が降り続いているような状態になってしまいました。よくよく見ると、壁や天井の色が一部黒くなっていて、まるで何かの呪いかと思うほどでした。怖くなって大家さんを呼ぶと、駆け付けた大家さんが一言、『ついにここまで来ちゃいましたか』と、意味深な発言を残し、一度部屋から出て行ったときは、文字通り血の気が引く思いでした。」
(フリーランス/30代男性)

事件の真相

突然、雨のように水が降る、壁や天井が黒くなるなど、何だかホラー映画の世界の話みたいですよね。実はこれ、壁の裏の水道管が破裂し、壁や天井から水が染み出てきていたんだそう。あと少し遅ければ、四方八方から水が噴き出す大惨事になっていたかもしれません。しかも、これはマンション全体のトラブルだったらしく、他の部屋の住人からも苦情が上がっていたんだとか。皆さんは壁のシミを見つけたら、霊媒師を呼ぶ前に、まずは水道屋さんを呼んでくださいね。

「家に帰ると、ホームレスが寝ていた」事件

 家に帰ったら天井が無かった!?一人暮らしで実際起こった珍事件まとめ
「いつものようにバイトをしていると、友達から急に電話がかかってきたんです。なんと僕の家のコタツで知らないおじさんが寝ているとのこと。最初は意味が分かりませんでした。慌ててバイトを切り上げて家に帰ってみると、確かに見覚えのないおじさんがコタツで気持ち良さそうに寝てるんです。おじさんに、『警察呼びますよ!』と呼びかけても、『すみませんね……』と言うだけで、動く気配が全くない。とはいえこんな機会も滅多にないじゃないですか。せっかくだからネタにさせてもらおうと思って写真を撮ると、『勝手に撮るなよ!』と予想外の反撃をしてきたんです! まさかの正論で。そりゃあ、ごもっともだと思いましたが、いやいや、確かに勝手に撮ったのは悪かったと思うけど、他人の家に勝手に入って寝てたのは誰だよ! 結局、何度かの『帰れ』『嫌だ』の押し問答の末、おじさんは商店街の方向にふらふらと消えていきました。なんだったんでしょうね。」
(会社員/30代男性)

事件の真相

この方は普段、いつでも友達が来られるように鍵を開けっ放しにしていたようなのですが、泥棒に入られるならともかく、おじさんが寝ているだなんて状況は想像していなかったことでしょう。ちなみにこのおじさん、以前、この部屋に入居していたことがあるんだそう。だから何だという感じではありますが、このおじさんがどことなくチャーミングだなと思ってしまうのは私だけでしょうか。

「彼と寝ていたら、おばあちゃんが乱入してきた」事件

 家に帰ったら天井が無かった!?一人暮らしで実際起こった珍事件まとめ

「ある日曜日の昼頃のこと。前日に彼と遊んで、そのまま私の家に泊まったんです。何度か目を覚まして、ウトウトするというお休みの日の幸せを噛みしめていたときのこと。11時半を回った頃でしょうか。ドアの向こう側でカチャカチャと金属が擦れ合うような音が聞こえたと思ったら、なんと鍵が開いたんです。あわてて隣に寝ていた彼を起こし、彼に身を寄せて開かれるドアを凝視していると、そこに入ってきたのは、なんと私のおばあちゃん! 目を丸くして、こちらをまじまじと見つめるおばあちゃんを後目に、まくしたてるようにして『具合が悪いから寝てた!……そうだよね、ゆうすけくん?(仮名)』と何故か必死に弁解をしてしまい、何とも間の悪い寝起きとなってしまいました……」
(OL/20代女性)

事件の真相

泥棒も困りますが、いきなり身内に入ってこられるのもなかなかの衝撃ですよね。どうやらこの女性、東京にはおばあちゃんしか身内がおらず、鍵を渡しておいたら入ってきてしまったとのこと。せめて事前の電話かインターホンを使ってほしかったというところではありますが、都会で、一人で頑張る孫を思うおばあちゃんの気持ちを考えると、ほっこりする珍事件ですね。余談ですが、本当に彼とは何もなかったようです、本当に。

ユ○「またひとつ、部屋が腐海に飲み込まれたか……」事件

 家に帰ったら天井が無かった!?一人暮らしで実際起こった珍事件まとめ

「緑色に恐怖心を抱くようになったのは、間違いなくあの事件があったからだと思います。一人暮らしを始めたときの話。物件を選ぶ際に、綺麗な部屋が良いなと思い、築浅のワンルームに住むことにしました。築浅ですから、もちろん部屋はとてもキレイ。しかし、異変が起こり始めたのは入居から2か月くらい経った頃。お風呂場やカーテン、靴などにカビが生え始めたんです。最初は、自分の掃除や換気の仕方に問題があるのだろうと、入念な掃除と24時間の換気を徹底しましたが悪くなる一方。ついにはクローゼット内の服、シーツや壁までがカビに侵され、綺麗だったほぼ新築のワンルームはどこもかしこも緑色になってしまいました。さらに、追い打ちをかけるように人生で初めて金縛りを体験するなど、まさに現実でも悪夢を見ているような毎日。このままでは人体に悪い影響がでると思い、管理会社に転居を申し出て、半年で逃げるように引越しました。それ以来、緑色が怖い……」
(フリーランス/20代女性)

事件の真相

この方は退去時に、管理会社に実際に部屋まで来てもらい、全てのカビ写真を撮ってもらうなどして、入居半年にも関わらず、退去費用を負担することなく部屋を出れたのだとか。それにしても、カビがジワジワと部屋や精神を蝕んでくる感じを想像するだけで、ぞわっとしてしまいますね。

「天井が! 天井が無い!!」事件

 家に帰ったら天井が無かった!?一人暮らしで実際起こった珍事件まとめ

「運が悪ければ命が無かったと思います。あれはある冬の日でした。研究室での徹夜から帰ってきたときのことです。疲労と睡魔でフラフラになりながら帰り、家のドアを開けると、天井が無い……! おそるおそる寝室まではいっていくと、枕元には木が刺さっている! 研究室で徹夜をせず、いつも通り家で寝ていたら、命は無かったかもしれません。生きているといろんなことがありますが、まさか家に帰ってきて、天井が無くなってるとは思いませんでした。とりあえず命があって、本当に良かったです」
(エンジニア/20代男性)

事件の真相

どうやら天井に入っていた水道管が破裂し、断熱材がその水を吸収、その重さに天井が耐えられなくなったのが原因とのこと。雪国では水道管の凍結を防ぐための水抜きという作業があるのですが、上の階に住む人がそれを怠ったために凍った水道管が膨張し、破裂してしまったんだとか。その後、上の階の住人は、部屋の修復、服のクリーニングなどもろもろ100万円近く支払うことになったんだそう。恐ろしあ……。

おわりに

 家に帰ったら天井が無かった!?一人暮らしで実際起こった珍事件まとめ

いかがでしたか?
新築であろうとなんであろうと、一人暮らしに油断は禁物。今日も屋根があり、誰にも侵されない自分だけの空間が守られている当たり前の幸せに感謝し、明日の平穏を祈ってから眠りにつくようにしましょう。