自分はルームシェアに向いている?向いていない?入居前にすべきチェックポイントまとめ

自分はルームシェアに向いている?向いていない?入居前にすべきチェックポイントまとめ

人生で一度くらいはルームシェアをしてみたいな、なんて考えている方は結構多いのではないでしょうか? 友達とルームメイトと毎日ワイワイ楽しく過ごしたり、青春したり、テレビドラマや映画のような暮らしに憧れますよね。

ですが、ルームシェアを始めたはいいものの、トラブルになって友達関係まで気まずくなってしまっては悲しいので、ルームシェアを始める前にチェックしておくべきポイントをまとめました。自分はルームシェアに向いているのか、チェックポイントを元に検討してみてくださいね。

ルームシェア前にチェックしておきたいこと

ルームシェアを始めてから、お互いの生活スタイルが合わなかったことが発覚した……というのでは、ルームシェアは長続きしません。ルームシェアを始める前に、チェックしておくポイントをまとめましたので、自分はルームシェアに向いているのか、向いていないのかの判断に活用していただければと思います。

チェックポイント1:生活サイクルが合っているか?

お互いの生活サイクルが違うと長く続きません。お互いの生活サイクルはルームシェアを始める前に必ず確認しておきましょう。

たとえば、自分は朝早くから出勤するけど、相方は昼過ぎに出勤する場合。生活サイクルの違いからお互いの生活音がストレスとなります。自分が活動を始める時間に相方はまだ寝ていますので、物音をさせないよう気を遣いますし、反対に相方は出勤時間が遅いことによって眠る時間が遅くなるので、自分が眠る時間にまだ相方は起きているわけですから、お互い必要以上に気を遣います。

チェックポイント2:出勤時間

出勤時間がかぶっていても問題があります。ルームシェアの場合、洗面台とトイレはひとつしかありません。出勤時間がかぶると洗面台とトイレを使う時間が重なって、お互いストレスが溜まります。お互い様と言えばお互い様ですが、朝の忙しい時間に自分のペースで洗面台やトイレが使えないのはストレスが溜まるものです。

出勤時間が重ならないとお互い自由に出勤準備ができますが、朝からドライヤーを使うとまだ寝ている相方の睡眠の妨げになるので、ルームシェアでの朝の準備はなかなか気を遣います。先に出勤する方を洗面台の近くの部屋にすれば、ドライヤーの音が聞こえにくいので、そうした間取りのことも考えた方がいいでしょう。

チェックポイント3:性格

潔癖な人と、片付けができないだらしない人では、性格が全く違うので、お互いストレスになります。潔癖な人にとっては、片付けても家を散らかされるのはたまらないでしょうし、片付けが苦手な人にとっては、これみよがしに片付けられるのもいい気がしないですよね。

しかし、片付け好きな人で、ルームメイトの片付けも好んでしてくれるなら問題ないでしょうし、片付けができなくても料理をしてあげるなど、お互いの得意・不得意を補い合えるならうまくいくでしょう。真反対の性格だからうまくいくこともありますし、性格が似ているからこそうまくいかないこともあるので難しいところですが。

チェックポイント4:金銭感覚

金銭感覚が違う者同士がルームシェアする場合。どちらか一方が裕福すぎても貧乏すぎても生活に差が出てます。ルームシェアをするなら金銭感覚が似ている者同士が良いでしょう。

たとえば、夏はクーラーをつけっぱなしにしたい人と、節約したいからクーラーはできるだけ使いたくない人がルームシェアをした場合、小さなことですが考え方や感覚にズレが生じます。こっちはこまめに節約しているのに、相手は節約を気にせずバンバン家電を使っている、にも関わらず電気代が折半。この場合は言わずもがな相手への不満に直結します。考え方の違いもありますが、金銭感覚の違いがトラブルを生んでしまいます。

ルームシェアでのお金のトラブルは、最も避けたいことです。いつもギリギリの生活をしている人とルームシェアをすると、お金の貸し借りでトラブルになってしまいがちなので、何かあっても自分で対処できるだけの蓄えを持っている相手とルームシェアをした方が良いでしょう。

チェックポイント5:恋愛を持ち込まない

 自分はルームシェアに向いている?向いていない?入居前にすべきチェックポイントまとめ

ルームメイト同士での恋愛、ということではなく、お互いの恋人をルームシェアしている部屋に頻繁に招き入れるとトラブルにつながります。もう寝たいのに、夜遅くまでイチャイチャしている声が隣から聞こえたら嫌ですよね……。特に自分に恋人がいないと、嫉妬もあって余計苛立つことでしょう。隣でケンカなんかされた日には、「他所でやってくれ」と言いたくなります。

恋人を家に呼びたい人は、ルームシェアに向いていません。たまにならいいでしょうし、ルームメイトと一緒に食事したり飲んだりするなら構いませんが、頻繁に恋人を家に呼ぶと相手に気を遣わせてしまうので、その辺りは入居前にルールを決めておきましょう。

チェックポイント6:言いたいことが言える仲か

家族でも恋人同士でも一緒に暮らすうえで我慢が必要ですが、言いたくても言えないことが溜まると、ある日突然不満が爆発してしまいます。特に友達同士のルームシェアは、どんなに仲が良くても一緒に暮らすとお互いへの不満が出て来ます。不満を溜め込むより、その都度解決した方が長続きするので、言いたいことが言える仲であることが望ましいです。

どちらか一方が我慢する関係ではいけないので、お互い言いたいことをきちんと相手に伝えること、自分に非があることは素直に認めること、この条件をクリアできる仲ならルームシェアはうまくいく可能性が高いでしょう。ただし、いつでも思ったことをそのまま伝えるのではなく、オブラートに包んで伝えてあげた方がいいこともありますし、親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、お互い相手の気持ちを察する気遣いは必要です。

まとめ

ルームシェアは相性が大事で、生活サイクルや性格、金銭感覚が似ている者同士の方がうまくいきやすいです。憧れやなんとなく楽しそうという理由だけで軽い気持ちで始めると、トラブルがあった時に変に関係がこじれてしまうので、お互いよく相談してからルームシェアを始めましょう。

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