築年数を資料だけで判断するのは危険!一人暮らしだからこそ見極めたい、ホントの築年数チェックポイント6個

築年数を資料だけで判断するのは危険!一人暮らしだからこそ見極めたい、ホントの築年数チェックポイント6個

賃貸物件を選ぶ際、築年数をデータだけで判断しようとしていませんか?確かに築年数の確認は必要ですが、数字だけでは実際にどれくらい劣化しているかは判断できません。

本記事では、ホントの築年数を見極めるためのチェックポイント6個を解説します。資料だけで築年数を判断せず、内見時にしっかり確認した上で入居する価値がある物件であるかを判断しましょう。

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同じ築年数でも賃貸によって劣化の進行度合いが異なる

建物の劣化の進行度合いは環境やメンテナンスの質によって大きく異なります。

たとえば2つの建物の築年数が同じあっても、一方は古さを感じさせない、でももう一方は築年数以上に古く感じる、というのはよくあることです。建物の一部だけ劣化が進んでいるといったこともあります。

また、見た目は劣化が進んでいないように見えても、内部の劣化が進んでいることもあるので表面的な新古だけで判断するのは危険です。内見で建物の内部までチェックすることはできませんが、劣化しやすい箇所を知っておけば劣化の進行度合いをある程度予測することはできるでしょう。

ホントの築年数をチェックするポイント6個

 築年数を資料だけで判断するのは危険!一人暮らしだからこそ見極めたい、ホントの築年数チェックポイント6個

外壁にひび割れや塗装の剥がれはないか

外壁は建物の中で劣化しやすい部分です。風雨や紫外線によって外壁が劣化し、ひび割れや塗装の剥がれなどが発生します。

塗料や環境によって外壁塗装の塗り替えのサイクルは変わりますが、定期的に塗り替えを行っている物件ならば築年数の割に綺麗な外壁を保っていることでしょう。

ひび割れがひどくなると内部まで雨水が染み込んで壁に染みが発生したり、さらにひどくなると建物の耐久性自体が低下したりしてしまいかねません。外壁にひび割れが多数みられる場合は要注意です。

共有部分が綺麗に保たれているか

内見時はエントランスや廊下、エレベーター、ゴミ捨て場などの共有部分もチェックしておきましょう。共有部分が綺麗に保たれているかどうかは物件の良し悪しを判断する上で重要なポイントです。

集合ポストが錆びついていないか、床が綺麗に掃除されているか、廊下に蜘蛛の巣が張っていないかなどをチェックしてみてください。共有部分をしっかりメンテナンスをしている管理会社や大家さんであれば、他の部分もきちんと手入れしている可能性が高いでしょう。

床がきしむ部分はないか

部屋に入ったら、床がきしむ部分はないか注意して歩いてみましょう。内装は前の住人が退去した後にクリーニングをするので綺麗にしていても、床の凹みまで直していない場合があります。

床がきしむということは、建材が劣化しているということです。フローリングの張り替えには費用がかかるので、それに気づいて放置しているのならその賃貸に住むには不安があります。

特に水回りは湿気で建材が傷みやすいので、注意して歩いてみてください。木材や構造によっては多少のきしみはあると思いますが、歩くとはっきり分かるくらいのきしみがある場合は要注意です。

換気扇の吸い込み具合

換気扇も経年劣化します。お風呂場やキッチンがカビ臭かったり、換気扇を回すと異音がしたりする場合は注意しましょう。

特に中部屋だと窓が少ないため、換気扇の性能が落ちていると室内に湿気が溜まりやすくなります。内見時に換気扇を回すのを忘れる方は多いと思いますが、必ずチェックしておきましょう。

ドアや引き戸の立て付けは悪くないか

建物が経年劣化するとドアや引き戸の立て付けが悪くなってきます。ドアや引き戸が開けにくくなっていれば、劣化が進んでいるということです。

ドアを閉めるときに枠に当たる、引き戸が重たいといった状態がみられる場合は劣化を疑ったほうがよいでしょう。劣化していてもきちんとリフォームされていれば問題ありませんが、放置されている場合はメンテナンスが行き届いていない物件であると判断せざるを得ません。

入居時に立て付けが悪いと感じたならば、そこからさらに状態が悪化する恐れがあります。ドアや引き戸は入居後だと修理をしてもらいにくい部分なので、内見時にしっかり確認しておきましょう。

ベランダに水が溜まった跡がないか

ベランダの排水が悪いと洗濯機を回した後や雨が降った時に水が溜まってしまいます。ベランダに水が溜まった跡がある場合、排水に問題がある可能性が高いので要注意です。

ベランダの床は見落としがちですが、雨で劣化がしやすい部分なので内見時にチェックしておかなければなりません。ベランダに溜まった水の跡は補修をしないと消せないので、そこもきちんとメンテナンスされているかチェックしておきましょう。

メンテナンスが行き届いている物件を探そう

築年数を確認することも必要ですが、それよりもメンテナンスが行き届いているかどうかが肝心です。上述したように環境やメンテナンス状況よって建物の劣化の進行具合は変わるので、数字の上だけの築年数で判断せず、内見時に目で確認して劣化度合いを判断しましょう。

メンテナンスが行き届いている物件であれば入居後にトラブルが起こる可能性が低くなりますし、何より快適に過ごせます。築年数が経過していてもメンテナンスがしっかりされている物件ならば、築浅物件よりもお得な家賃で住めるかもしれません。

おわりに

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