鉄骨造・剛構造(S造)の賃貸用語解説 | キャッシュバック賃貸

入居決定で
祝い金
もらえる!

本日の公開物件数
3,897,115

難しい専門用語の多い賃貸・住宅関連の不動産用語を分かりやすく解説します。お部屋探しやお引越しにお役立てください。

鉄骨造・剛構造(S造)(てっこうつぞう・ごうこうぞう(Sぞう))

鉄骨造・剛構造(S造)とは

建物に鉄や鋼の材料を使った建築物のことを、鉄骨造・剛構造(S造)と呼びます。Sは「steel」の略です。鋼材は2種類あり、厚さが6mm以上の重量鉄骨と、6mm未満の軽量鉄骨です。
特徴は、木材に比べて強度が高く、鉄筋コンクリートに比べて重量が軽いこと。なので、長い梁などにも使用できます。また、建物を解体した際には金属リサイクルし、また製鋼として生まれ変わらせることができます。

鉄骨造・剛構造(S造)にまつわるトリビア

現存する世界最古の鉄骨造・剛構造(S造)建造物といえば、イギリスにあるコールブルックデール橋です。産業革命発祥の地といわれるこの土地に、世界で初めて鉄の橋が架けられました。1795年に渓谷の川が大洪水となった時、木造の橋はみな壊れてしまいました。しかしこの橋だけはびくともせず、鉄橋の耐性にみんなが驚いたといいます。1986年には、この橋がかかるアイアン・ブリッジ峡谷がユネスコ世界遺産に登録されました。現在でも、歩行者なら渡ることができます。

鉄骨造・剛構造(S造)と引っ越しのカンケイ

コンクリートと比べて弱いというイメージの鉄骨造・剛構造(S造)。素材の強度はコンクリートの方が強いかもしれませんが、建物の強度は工法などの方が重要です。さらに、鉄骨は柳のように「しなる」という性質があるので、鉄骨造・剛構造(S造)の建造物は揺れることが多いです。しかしこれは、地震などの力を吸収する柔構造で造られているためであって、老朽化しているわけではありません。賃貸物件を選ぶ際にはそんなことも参考にするといいかもしれません。

鉄骨造・剛構造(S造)に関連する賃貸用語