群馬県の南東部に位置する板倉町は、群馬県邑楽郡西谷田村や海老瀬村、大箇野村、伊奈良村の4村の合併により、昭和30年2月1日に誕生した町です。板倉町は群馬県と埼玉県、栃木県の県境に接しています。そのため、歩いていける三県境として人気の観光スポットとなっています。
また、利根川と渡良瀬川の豊かな水に恵まれ、町の約55パーセントを農地が占めています。群馬県の中でも温暖な気候のため、米づくりや野菜づくりなど農業が盛んな町です。その中でも、特にきゅうりは全国でもトップクラスの生産高を誇る板倉町の名産品となっています。
町役場は町の中央にあり、周辺には金融機関や病院が点在していますので安心です。さらに、少し車を走らせるとスーパーや飲食店が多数ある館林市まですぐに出られるので買い物などには困らないでしょう。
自然に囲まれた、全体的に穏やかで落ち着いた雰囲気の街並みが広がっています。そんな板倉町に実際に住んでいる人からの口コミを集めてみました。
アンケート結果を見てみると、車の場合は東北自動車道、電車は東武日光線を利用します。また、町内の移動にはバスが便利だという声も聞かれました。
・群馬県邑楽郡板倉町 の交通アクセスは自動車を利用する場合には館林ICで東北自動車道を出て、板倉町まで国道354号線を進むのが近いです。(50代/男性/会社員)
・板倉町の交通アクセスは、浅草駅から東武日光線で南栗橋駅で乗り換え、板倉東洋大前駅までの所要時間は80分です。(60代/男性/無職)
・東武日光線に加えて、広域公共路線バスが運行されており、町内および町外への移動が便利に行えます。(40代/女性/パート・アルバイト)
東武日光線を使えば都心に出ることも容易であり、通勤通学圏内であるといえますね。また、車の場合は東北道の館林ICからすぐなのでさらに便利であることがわかります。
口コミを見ると、上記でも触れた群馬県と埼玉県と栃木県の三県境が有名スポットのようです。しかし、他にもなまずで有名な雷電神社や、日本一のコスモス畑なども挙がりました。
・板倉町の有名スポットといえば、やはり「三県境」でしょう。板倉町は、栃木県栃木市と埼玉県加須市と県境になる位置にあります。平地にあり、山や河川上ではないので、ここは全国で唯一歩いて行ける県境として挙げられる珍しい場所です。(20代/女性/学生)
・有名スポットには氷嵐除けの神・電気関係の神としても知られている雷電神社があります。(50代/女性/専業主婦・主夫)
・日本一といわれる63haの広大なコスモス畑があります。約8000万本のコスモスが咲き競うさまは圧巻です。(60代/女性/契約・派遣社員)
自然豊かな板倉町にはこの他にも町民が誇る有名スポットがいくつも存在するようです。ぜひいろいろと見てみましょう。
全体の半分以上を農地が占めている板倉町は口コミからものんびりとした穏やかな街並みが想像されます。
・「板倉東洋大前駅」で下車すると、明るい色の石畳に覆われた広く歩きやすい歩道、植えられた街路樹の鮮やかな緑が出迎えてくれます。スーパーや学生アパート、閑静な住宅街に幼稚園。大きな川もあり、ただ散歩をしているだけでも心が洗われるような、穏やかな街の景観を楽しむことができます。(20代/男性/学生)
・頼母子のシダレザクラという板倉町指定の天然記念物の桜があり、開花期間中はライトアップされ、美しい街並みが堪能できるようになっています。(30代/男性/自由業・フリーランス)
・利根川と渡良瀬川の豊かな水に恵まれた農業が盛んな地域です。全体に広々とした印象の穏やかな町です。(60代/女性/契約・派遣社員)
川や桜、コスモスなど、自然が生み出す美しい情景が目に浮かびますね。
群馬県の中でも温暖な気候と、豊かな水に恵まれた板倉町は農業が盛んな町であることがわかりました。そのため、自然が豊かで穏やかな街並みが自慢のようです。そして、板倉町の住宅街は交通の便も決して悪いほうではなく、電車や車を使えば都心にもアクセスしやすいといえます。町内を走るバスがあることも魅力的ですね。自然に囲まれたのんびりとした暮らしを希望される人は、板倉町をぜひ検討してみましょう。
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