神奈川県の真鶴町は真鶴半島を中心とした町であり、人口は一万人未満とそれほど規模の大きい町ではありません。面積で見ても神奈川県内の市町村では非常に狭い方に入ります。神奈川県の南西部に位置しているので、静岡県にも近く関東の端の端と言える場所でしょう。
海が非常に近いこともあり、漁業が盛んな地域として知られており、また同時にみかん栽培でも有名と食べ物に関してはなかなか魅力的な要素も伺えます。
そんな真鶴町ですが、東京や横浜からは距離があるのであまり居住して通勤を考える人はいないかもしれません。しかし環境は海も近いので温暖でありなかなか住み良い面もあるでしょう。また交通も東海道本線が通っているので、東京にも1本出られてまた静岡方面にも非常に出やすいという良さもあります。
そこで真鶴町に詳しい人100人に真鶴町の魅力を3つの観点でアンケートをとってみました。真鶴町の思わぬ住みやすさがここから浮かび上がってくるかもしれませんね。
駅周辺の施設の充実や海に親しめる環境が魅力といえそうです。
中心駅である真鶴駅周辺には住宅街があります。また商業施設の多くが駅周辺や南側に位置しています。(20代/女性/会社員)
相模灘に囲まれた町で、海沿いには湯河原海水浴場やダイビングセンターなど遊泳する場所が多くあります。(20代/男性/学生)
道祖神や貴船祭りで有名な貴船神社巡り。真鶴港近くにある「魚座」は、一階の魚市場、二階は市場で買った新鮮な魚が食べられる町営食堂です。相模湾、緑豊かな自然公園。都心から車で1時間30分の真鶴町が待っています。(60代/男性/無職)
電車で移動することが多い人は駅周辺に商業施設が多いのは嬉しいポイントと言えるでしょう。町にはダイビングや遊泳が楽しめる場所が多く漁港があるなど非常に海を身近に感じられる町であることも浮かび上がってきます。マリンスポーツ好きにはたまらない環境ではないでしょうか。
東海道線の利用やバスの多さが魅力といえそうです。
東京駅から東海道線で乗り換えなしで1本で行けます。小田原まで新幹線で行けばとても早いです。(30代/男性/自由業・フリーランス)
交通機関にはJR東海道本線、箱根登山バス、伊豆箱根バス、湯河原町コミュニティバスなどがあります。(30代/女性/会社員)
JR東海道線、快速で東京から84分、小田原から13分、熱海より9分。車の場合、東京方面からは、東名高速に乗り、小田原厚木道路を経由し、国道135となります。(40代/女性/専業主婦・主夫)
東海道線が利用できるのでそのまま小田原や横浜にも行けますし、新幹線の利用も可能な環境なので都心からの距離があるにもかかわらず、利便性はそこそこではないでしょうか。バスも多く通っており、駅から家が離れていても街中の移動なら不自由はなさそうですね。湯河原町と近いのでそこの路線バスが使え、生活面では湯河原町の施設も一緒に利用できそうです。
海を利用した観光地や自然あふれる景勝地が真鶴町では人気なようです。
海を利用した観光地や自然あふれる景勝地が真鶴町では人気なようです。
真鶴岬や海を望む貴船神社、また真鶴半島の遊覧船はとてもおすすめです。(20代/女性/会社員)
県外からやってくる若者に特に大人気で、バーベキューとみかん狩りができる松本農園があります。(30代/男性/自営業(個人事業主))
半島という地形だけに海が生活に密接に関係しており、レジャーでも海に関するものは非常に多くなっていました。またバーベキューにみかん狩りと食べることが大好きな人にも嬉しいレジャーがありますし、魚介が売っている市場など新鮮な魚も食べられそうですね。大自然が作り上げた景勝地もあり自然が提供してくれる海の幸、山の幸に囲まれた大変豊かな街といえるのではないでしょうか。
真鶴町についてアンケートの意見を見ていくと海に囲まれているだけに、海が切っても切り離せない環境であることが浮かび上がってきました。食に関しても、レジャーに関しても海の恵みを享受しやすく、海が大好きな人ならばたまらない街と言えるでしょう。
通勤も東海道線を利用すれば十分都心へも通えるので、週末は常に海で遊びたいという人は定住を考えても良いかもしれませんね。