埼玉県さいたま市桜区は10区から構成されている区のひとつでさいたま市の南西部にあります。2003年4月にさいたま市が政令指定都市に移行したのに伴い、桜区が誕生しました。地理的には区全体は低地になっており、西側には荒川が流れていて富士見市などが隣接しています。一方東側には鴨川が南北に流れており、これらの川の周辺には公園や農地が整備されています。ちなみに区名は荒川の河川敷に自生しているサクラソウから由来しています。近年は高層マンションなど住宅街の開発が行われており、都市化が進んでいます。教育機関も多く点在しており、埼玉大学が区内にあります。また体育館や図書館、公民館などの施設もあり、多くの人たちに利用されています。歴史的に価値のある史跡も多くあり、古墳群などが現在も残されています。そんな埼玉県さいたま市桜区にて街並みや交通事情、有名スポットなどの観点から、住みやすさはどの程度良いのかアンケートをとってみました。
アンケートの結果、自然豊かなで教育機関も多く、のどかな街並みになっているといった意見が見受けられました。
河川敷が大半を占めている街なので、とにかく広々として緑が多いところです。東京に近い場所とは思えないくらいのどかな雰囲気です。(40代/女性/パート・アルバイト)
都心のベッドタウンとして住宅開発も進んでいますが、荒川河川敷など広大な公園も整備され、穏やかな街並みが特徴です。(30代/女性/会社員)
人口密度が大宮区や浦和区の半分以下ですので、ゴミゴミした感じも少なく、生活するのに快適です。(30代/男性/学生)
町の東側は大型マンションが多く建っていて、荒川が流れている西側周辺には自然が広がっていて公園が多くある土地です。町の北側には埼玉県立常盤高校などの学校が建っています。(40代/男性/フリーター)
さいたま市の南西部に位置しています。荒川と鴨川の河川敷には、公園や農地が広がっています。東側に宅地が多くありますが、西側の宅地開発も進められており、大規模なマンションが建てられています。(40代/女性/事務系)
桜区の西側境界線には、荒川があり、東側には鴨川があるので二つの河川敷を利用した公園や農地が広がり緑の多い環境です。また住宅地には大型マンションも建設され、暮らしやすい街並みです。(30代/男性/自営業)
区内には、河川敷が広がっており、秋ヶ瀬公園をはじめとする複数の公園があります。また、農地としても利用されています。首都高速埼玉大宮線を境として、東側が主な住宅地となっています。(50代/女性/主婦)
埼玉県さいたま市桜区は発展した町であり、住宅地も多くあります。荒川総合運動公園や秋ヶ瀬公園など緑地も多くあるので、都市と自然のバランスがとれた街並みとなっています。(20代/男性/事務系)
駅周辺は車や多くの人で賑わいながらも、どこか穏やかな雰囲気を感じさせる街並みとなっています。神社や寺の数も多く、閑静な住宅街も広がっているので静かな街並みの中で過ごすことが出来ます。(30代/女性/主婦)
水門跡地を整備して造られた千貫樋水郷公園、荒川の河川敷に広がる秋ヶ瀬公園など、桜の名所としても知られる公園が点在し、散策も楽しめる穏やかな雰囲気の街並みが特徴です。(20代/女性/販売系)
さいたま市桜区の街並みは、区域の全体が住宅街になっています。西浦和駅周辺は雑居ビルやテナントを持つマンションの割合が多い為、人通りや通行量が多い傾向がありますが、南部でも駅から離れた所や区の北部エリアでは、庭付き一戸建て住宅が多く清々しさを感じさせます。所々で家庭菜園用の畑を設けている家庭もあり、長閑さも感じさせる特徴もあります。(40代/女性/主婦)
緑が多い、公園が整備されているといった回答理由があり、自然を満喫できる場所が数多く点在しており、、憩いの場として利用している人が多い事がうかがえます。人口密度が低い、街並みが穏やかといった意見もあり、静かでのんびりした生活が送れる環境が整っていると言えそうです。休日を安心して過ごせる要素はほぼそろっているのかもしれません。一方で、住宅開発が進んでおり、教育機関も多いという意見もあり、人口増加を見込んで、都市化も着実に進めている傾向もみてとれます。
アンケートの結果、JRや首都高速などが利用できるといった意見が挙げられました。
JR武蔵野線の西浦和駅と埼京線の中浦和駅があります。中浦和から新宿までは最短30分程度で出られてとても便利です。(40代/女性/パート・アルバイト)
鉄道は、JR武蔵野線と埼京線が通っています。車では、首都高速の浦和北ICが利用できます。(50代/女性/パート・アルバイト)
国道463号で浦和方面に抜けられ、17号で北上すれば大宮に迎えます。大宮と浦和まで約25分圏内です。(30代/男性/学生)
鉄道はJR東日本が運行している武蔵野線西浦和駅が主要駅であり、埼京線中浦和駅も運行されています。首都高速道路埼玉大宮線が通っていて、浦和北から乗ることができます。(40代/男性/フリーター)
桜区の鉄道は埼京線が通っています。最寄りの駅は、南与野駅になります。さらに、武蔵野線も通っています。最寄りの駅は、西浦和駅になります。道路は国道463号線が通っています。(30代/男性/事務系)
さいたま市桜区は、武蔵野線と埼京線を利用することができ都心へのアクセスも良好です。区内には、首都高速埼玉大宮線や一般国道17号線新大宮バイパスなどを利用できて車でも便利です。(30代/男性/自営業)
区内にある鉄道の中心駅は、JR東日本武蔵野線の浦和駅になります。埼京線の中浦和駅も南区に所在しますが、桜区と隣接する地点にありますから、利用する住民も多いです。(50代/女性/主婦)
埼玉県さいたま市桜区は埼玉県の中心市であるさいたま市にあるため様々な交通機関を利用することが出来ます。武蔵野線や埼京線などの鉄道はもちろん路線バスも発展しているので近隣地区へのアクセスも容易です。(20代/男性/事務系)
武蔵野線の西浦和駅および、埼京線の中浦和駅が利便性が高くなっています。他にも首都高埼玉大宮線の浦和北ICを利用でき、近隣区ならば県道40号や165号を利用できます。(40代/女性/飲食系)
JR埼京線と武蔵野線が区内を走っています。またJRが走っていない地域には路線バスも走っています。本数が多いので待ち時間が少ないです。夜も運行しているので安心です。(30代/男性/医療系)
桜区の鉄道は武蔵野線の西浦和駅と埼京線の中浦和駅の二つの駅があります。バスは国際興業の西浦和営業所と戸田営業所の二つがあります。他には西武バスなどを利用することも可能です。(20代/男性/フリーター)
鉄道ではJR武蔵野線、埼京線が乗り入れており、それぞれ「西浦和駅」、「中浦和駅」が主な最寄り駅となっています。道路では首都高速道路大宮線があり、一般道では国道17号や、463号線などが整備されています。(40代/男性/フリーター)
さいたま市の唯一の駅は、鶴見駅から西船橋駅へ至る武蔵野線西浦和駅です。池袋駅から大宮駅へ至る埼京線の中浦和駅は、一部が桜区にかかっていますが所在地は南区になります。(40代/男性/自営業)
区内にはJR武蔵野線の西浦和駅と埼京線の中浦和駅があります。大宮や埼玉県内各地へのアクセスが可能です。東京駅からは武蔵野線、新宿・渋谷方面からは埼京線でアクセスできます。(20代/女性/販売系)
市内は西武バスを始めとして様々な交通機関があります。時間も遅くまで運行しているので、仕事が遅くなっても安心です。首都高速も走っているので、都心部から車でアクセスする事も可能です。(30代/男性/医療系)
さいたま市桜区の主要道は、東京都中央区から新潟県新潟市へ至る国道17号の新大宮バイパスと埼玉県さいたま市浦和区から東京都東村山市へ至る県道40号です。桜区役所から新大宮バイパスは東京外環自動車道と交わる美女木JCT(埼玉県戸田市)へは、車で10分(5.8キロ)です。(40代/男性/自営業)
桜区ではJR武蔵野線とJR埼京線の2つの路線を利用することができます。また、西浦和駅と中浦和駅からは国際興業バスと西武バスも発着していますので、交通アクセスは良いところだと思います。(30代/男性/IT系)
埼玉県さいたま市桜区へは、JR武蔵野線と埼京線の利用が可能で、武蔵野線では神奈川県横浜市鶴見区や千葉県船橋市から、埼京線では東京都品川区からのアクセスの際に、路線乗り換え無しで来る事が可能です。(40代/女性/主婦)
埼玉県さいたま市桜区は鉄道の利便性が良好な地域ですが、区内に首都高速埼玉大宮線の出入り口がある為、車でのアクセスにも適した地域です。国道17号線新大宮バイパスと乗り継ぐ事により、東京都の東池袋や銀座方面へのアクセスが可能です。(40代/女性/主婦)
JR埼京線と武蔵野線が走っています。その他には民間のバス会社による路線バスもたくさんあり、鉄道がない地域にも走っています。深夜まで営業しており仕事が遅くなっても安心です。(30代/男性/医療系)
鉄道ではJR武蔵野線、埼京線といった回答理由がありました。東京方面にも短時間で行けるという事で、区内の人たちにとっては重要な交通手段と捉えているようです。また首都高速や国道といった回答理由もあり、道路の整備も進んでいることがうかがえます。この区域の交通アクセスに関しては不満に感じている人は少ないようで、便利さを感じており満足している人は多いと言えるようです。
アンケートの結果、公園や史跡、公共施設を挙げている意見が多く見受けられました。
荒川の河川敷にある秋ヶ瀬公園はとても広くて、野球場やテニスコートなどスポーツ施設が充実しています。広い芝生やバーベキュー場もあるので家族で楽しめます。(40代/女性/パート・アルバイト)
さくら草公園内の田島ヶ原サクラサソウ自生地は、観光客にも人気のスポットです。(30代/女性/会社員)
歴史遺産が有名です。桜地区には古墳が沢山あり、大久保古墳群が有名です。(20代/男性/学生)
秋ヶ瀬公園は荒川沿いにある公園で、埼玉県公園緑地協会が管理しています。公園内の施設は、野球場やラグビー場があり、自然緑地を保護する場所があり、野鳥園やピクニックの森があります。(30代/男性/営業系)
埼京線南与野駅から徒歩6分の所に真鳥山城という鎌倉時代の城址があります。鎌倉幕府の有力御家人であった真鳥日向守の居城と言われています。現在は日向不動堂になっています。(20代/女性/その他)
荒川の河川敷に広がるサクラソウが咲いている田島ヶ原サクラソウ自生地があります。自生しているので一面に綺麗に咲いているわけではありませんが、4万平米もの広大な敷地内にサクラソウが咲く景色は素晴らしいです。(30代/女性/主婦)
埼玉県営の都市公園である秋の瀬公園があります。スポーツ施設が充実しており、野球場やサッカー場があります。野鳥に出会える野鳥の森もあります。春には桜も楽しめます。(30代/男性/医療系)
埼玉県さいたま市桜区の有名スポットに、県営の都市公園として知られる秋ヶ瀬公園があります。この公園は、予約制のスポーツ施設からバーベキューエリアを含む子供向けエリア、自然保護緑地ゾーンまであり、家族連れのレジャーからスポーツの練習等あらゆる分野で楽しめる公園です。(40代/女性/主婦)
埼玉県さいたま市桜区の有名スポットで、田島ヶ原のさくら草公園が地元の穴場的なスポットとして人気があります。田島ヶ原はさくら草の自生地として国の天然記念物の指定を受けており、敷地も4.2ヘクタールの規模を誇っています。公園内は桜の木も沢山あり、花見スポットとしても高い人気を誇っています。(40代/女性/主婦)
秋ヶ瀬公園、さくら草公園、古墳、記念総合体育館といった回答理由が挙げられました。区内には公園が多く、園内に入ってもスポーツ施設や花を楽しめるようになっており、憩いの場として利用したり、運動などができる環境が整っていると言えるようです。古墳といった史跡も残っており、桜区をアピールできるひとつの要素になっているのかもしれません。一方で体育館のような施設もあり、区域に住んでいる人たちが楽しめる場所も提供されており、住みやすい環境を積極的に作っているようです。
アンケート結果をみると、川や緑が多く、自然豊かな場所が多いということが分かりました。その自然を利用した公園なども数多く整備されており、誰でも遊んだり、散策したりしてのんびりかつゆっくりと生活できる要素はあると言えそうです。鉄道や道路の整備も充実しており、交通アクセスに満足している人は多い事も分かってきました。一方で住宅などの開発も進んでおり、東京のベットタウンとして発展したい傾向もあるようです。住みやすさという観点で見た場合、全体的には快適に生活できる条件がそろっており、高く評価できるでしょう。