熊谷市は埼玉県の中でも北部エリアの一角を占めています。市の北の端に沿って利根川が流れている一方、南側には荒川も流れているというロケーションであり、比較的自然環境も残されている市です。古くは中山道の宿場町として発展してきた土地柄ですが、現在でも荒川の流れに沿って鉄道路線が複数通っています。また近年では真夏に猛暑が観測されてニュースになることもありますよね。そんな熊谷市ですが、実際の街の雰囲気や住みやすさはどうなのでしょうか?日常の生活に便利なショッピング施設は充実しているのか、また毎日の通勤や通学に利便性のある交通手段は整っているのかなど気になるはずです。また休日に出かけて楽しめるスポットがあれば、プライベートライフも充実させられそうですよね。参考になる意見があれば聞いておきたいでしょう。そこで熊谷市に住んだことがある!という人や熊谷市に馴染みがあるという人にアンケートをとって聞いてみました。
アンケートの結果、熊谷市は駅周辺は賑わいがあり、少し離れるとゆったりした環境があるようです。
熊谷駅前はショッピングセンターやデパートでにぎわい、少し離れるとスーパーやドラッグストアが充実した生活しやすい住宅街が並びます。(20代/女性/専業主婦・主夫)
埼玉県熊谷市の街並みは、荒川や利根川に囲まれた平坦で肥沃な大地が広がっています。(30代/女性/専業主婦・主夫)
比較的、発展している駅から離れていると昔懐かしいのどかな景色もひろがっていあす。ここ数年で新しい住宅地が建設されたくさんの方引っ越されてきている、都心のベットタウンとなっています。(30代/女性/専業主婦・主夫)
昔ながらの趣ある建物は残しつつ、駅前などにはビルが立ち並び、新旧が上手くマッチした良い町並みだと思います。少し駅から離れると、小学校に野生の動物が遊びにくるらしいです。そういった自然が近い街でもあります。(30代/男性/IT系)
熊谷駅北口が繁華街としてすごくにぎわっていて、埼玉県北部の中心的都市になっています。また熊谷駅北口を西の方に行くと、昔ながらの商店街「南本町商店街」というものがあり、にぎやかな所と穏やかな所が混ざり合う街並みになっています。(20代/男性/医療系)
埼玉県北部にあり、埼玉県を代表する都市の一つです。県庁所在地のさいたま市から約45キロ、東京都心から北西約60キロの距離にあります。近くには利根川と荒川が流れていて、その間に市街地が広がっています。(20代/男性/その他)
熊谷市は江戸時代、中山道の宿場町として栄えた町ですが、第2次世界大戦の戦時中米軍の大空襲で市街地の7割は焼失したのです。しかしかろうじて焼け残った本町1丁目から2丁目あたりは、いまだに昭和初期の木造建築が残っています。(70代/男性/その他)
熊谷市内でも駅周辺にはショッピング施設も集まり、発展した街並みが整っている様子がうかがえます。一方で利根川と荒川が流れ、駅を少し離れたエリアでは自然が残されていることも分かりました。熊谷市は場所によって少し違った風景が見られ、離れたところにもスーパーやドラッグストアなど生活に必要なものを買える施設は点在しているのでしょう。
アンケートによると、熊谷市にはJRの複数路線やバスはもちろん道路など交通アクセスが良さそうです。
高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ラインの3路線が利用できるので都内の各所からアクセスがしやすいです。また、秩父鉄道を利用することで県内の東西の行き来も可能です。(20代/女性/専業主婦・主夫)
熊谷駅が中心で、上越新幹線、高崎線、秩父本部はたくさんの方が利用されています。国道、県道が整備されているので車の移動もしやすいです。(30代/女性/専業主婦・主夫)
JRが通っていて、都心へのアクセスが良くとても便利な所に位置しています。またバスも発達していて交通の便はとても良いと言えるでしょう。(10代/男性/学生)
熊谷市は上越新幹線と北陸新幹線が乗れる熊谷駅が主要駅となっています。その他にも秩父鉄道や西武鉄道がつながっていて、大麻生方面や妻沼方面へと電車は運行されています。(20代/男性/自営業)
中心駅である熊谷駅には上越新幹線、北陸新幹線などの停車駅として県内外を含めた各方面へアクセスしやすい環境にあります。また湘南新宿ラインなども通っており、近場の移動も可能です。(20代/女性/事務系)
熊谷市にある熊谷駅には上越新幹線、高崎線、秩父鉄道の秩父本線が乗り入れる接続駅でとても使いやすく便利です。また関越自動車道も通っていてとても交通アクセスの良い地域です。(20代/男性/医療系)
熊谷市は埼玉県の北部にあり、東京まで上越新幹線なら約40分、JR高崎線でも1時間15分程で、行く事ができるアクセス性の良い所です。関越自動車道の東松山インターチェンジや圏央道の桶川北本インターチェンジも近いので、車での移動も楽な所です。(40代/男性/技術系)
中心となる駅は熊谷駅になります。JR東日本の上越新幹線と高崎線、秩父鉄道の秩父本線が乗り入れています。特徴としては、秩父鉄道の乗車乗員は、秩父本線35駅の中で一番、多いです。(20代/男性/その他)
電車は高崎線・湘南新宿ライン・秩父鉄道が利用できます。新幹線も通っているので、都心まで約40分で行けます。熊谷駅からは市内各地にバスが出ているので、交通の便は良いです。(20代/女性/事務系)
上越新幹線や北陸新幹線が乗り入れる熊谷駅があります。JR高崎線の乗り入れもあり、北関東である群馬方面や上野や品川、新宿、横浜といった東京や神奈川県にある都心への移動に使われています(30代/女性/主婦)
熊谷駅は市内で最も中心となっている駅で、高崎線・秩父本線・三ヶ尻線・上越新幹線・北陸新幹線の停車駅になっています。そのため、バスの大多数は熊谷駅から発着するようになっています。また、国道17号をはじめ、道路や国道も整備されているので車でも便利な地域です。(40代/男性/技術系)
熊谷駅は高崎線、秩父鉄道、上越新幹線の3線が止まるので、熊谷市に仕事に来るにも便利だと思います。また群馬県太田市から熊谷駅までまずが出ているので、県外へも進学や就職がしやすい様です。(30代/女性/主婦)
埼玉県の北部に位置する熊谷市の中心駅は、上越新幹線・北陸新幹線・高崎線・秩父本線の接続駅である熊谷駅です。高崎線は高崎駅(群馬県)から大宮駅、秩父本線は羽生駅から三峰口駅を結んでいます。(40代/男性/自営業)
熊谷市では高崎線や湘南新宿ライン・上野東京ラインなどJRの路線が利用可能という回答が複数見られ、都心方面への交通アクセスが良好な様子がうかがえます。また秩父鉄道も使えることから、県内の移動にも利便性があるのでしょう。さらにバス路線も使えそうなため、選べる交通手段の選択肢が豊富なのではないでしょうか。
アンケートの結果、熊谷市にはスポーツや自然はもちろん様々な有名スポットがありそうでした。
熊谷スポーツ文化公園は、あらゆるスポーツの拠点で、たくさんの人が集まります。(30代/男性/契約・派遣社員)
市内には国営の武蔵丘陵森林公園や熊谷スポーツ文化公園など大型の公園も多く自然や運動施設が多くあります。(50代/男性/会社員)
熊谷桜堤やあじさい寺など、季節によってキレイな花を楽しめます。また神社や寺院も多く観光にもおすすめです。(20代/女性/会社員)
熊谷市には、日本三大聖堂で国宝に指定されている観喜院があります。彫刻や金具などの装飾がすばらしく、一見の価値はあります。周辺ではこの地域に200年以上続いている名物の稲荷寿司が販売されています。(50代/女性/主婦)
熊谷市には、学問の神様として有名な文殊寺があります。受験シーズンには、関東一円から大勢の受験生が祈願をしにやって来ます。駐車場も完備してあるので、車での利用もできます。(40代/男性/飲食系)
妻沼聖天山は縁結びのパワースポットとして注目されています。門前は可愛らしいカフェやお菓子屋が並び、参拝客を楽しませてくれます。自転車の貸し出しもしているので周辺をのんびり見て回るのもおすすめです。(20代/女性/主婦)
熊谷市野原にある「文珠寺」は、知恵を司る文殊菩薩をご本尊にしているお寺です。丹後の切戸、米沢の亀岡と並んで日本三体文殊師利大菩薩の寺としても有名です。昔から学業成就を願って、関東一円から多くの人々が訪れます。(70代/男性/その他)
熊谷桜堤は、荒川沿いに約2kmにわたってソメイヨシノの桜並木があります。春の開花期になると一面がピンク色に染まるほど、みごとに桜花が咲き誇ります。平成2年には、さくら名所100選にも選ばれており、さくら祭りではライトアップもされ夜桜が楽しめます。(70代/男性/その他)
熊谷市は街並みでも自然あふれる環境という回答が見られましたが、スポットとしても桜やあじさいなど四季折々に美しい自然風景が見られるようです。また公園やスポーツを楽しめるスポットがある一方、雰囲気の異なる神社・寺院なども多いということで多彩さがうかがえますね。パワースポットを訪ねるなど、休日もまた違った楽しみ方ができるかもしれません。
熊谷市からはJRの路線で都心へのアクセスに利便性があるのはもちろん、地元での各方面への移動にも便利なことが分かりました。また上越新幹線が通っていることで、遠方にも出かけやすそうですよね。駅前にはショッピング施設があるほか、少し離れてもスーパーなどがあるようなので、日常の買い物にも不自由はしないでしょう。一方で利根川や荒川の流れを感じられるエリア。また駅から離れるとのどかさもあり、季節の花々も楽しめる…そんな自然の豊かさも残る熊谷市では休日もリラックスして過ごすことができるのではないでしょうか。