千葉県北西部に位置し、60万を超える人口を誇る船橋市。東京都心に近くアクセスも良いことからベッドタウンとして発展し、中核市としては最大の人口を抱えるまでに成長、今や千葉県を代表する都市の一つとなっています。東京湾岸の工業地帯とそれに続く商業地域、中部の住宅地に北部の農地、とさまざまな表情を持つ船橋市ですが、かつては漁業の町として栄え、今でも江戸前の海苔の生産などが行われています。また多くの貝塚が発見され日本武尊の伝説もあるなど、歴史のロマンに彩られた街でもあります。
現在では船橋市といえば人気の商業施設やレジャー施設が話題となっていますが、その住みやすさはどうなのでしょうか。通勤や生活に欠かせない交通の便、毎日を過ごす街の雰囲気、また休日楽しめるスポットがあるのかなども気になるところですね。そこで船橋市はいったいどんな街なのか、具体的に何があるのかについてアンケートをとって、皆さんの意見を聞いて見ました。
知名度は高いものの、あまりその様子が知られていない船橋市。実は大きな特徴があるようです。
船橋市は海側が栄えており、船橋の中心である船橋駅も海側に位置しています。昔から栄えている事もあり、昔ながらの街並みも多く見られます。(30代/女性/専業主婦・主夫)
市の中央には住宅街、南部には商業・工業施設、北部には農地も広がっています。船橋駅南口方面には宿場町として栄えていた頃の古い街並みが一部に残っています。(30代/男性/自由業・フリーランス)
千葉県内で1、2を争う繁華街があり、おしゃれなカフェやリーズナブルな居酒屋さんが多いところです。(30代/男性/会社員)
船橋駅前は、大きなショッピングセンターなどが立ち並び、栄えています。しかし、住宅街の方に行くと、静かで穏やかな雰囲気で、古い昔ながらの建物が残されている場所もあります。(40代/女性/主婦)
都会と田舎が混在していて主要駅(船橋駅や西船橋駅)近郊は、とても賑やかであり、北部にいきますとアンデルセン公園など牧歌的な風景が広がり子育てには非常に良い環境です。(30代/女性/事務系)
船橋市の船橋駅周辺は多くの雑居ビルや飲食店などが密集していて、その周囲には住宅などが建っています。市の北側は比較的静かな町並みでマンションやアパートなどが多く建っています。(20代/男性/医療系)
キッコーマンの企業城下町となっています。フラワーガーデンとフィールドアスレチックで有名な花ファンタジアのある清水公園もあります。旧街道の面影を残す松並み木が有ったりもします。(20代/女性/主婦)
船橋市は松戸市と千葉市の間にある町で、市の中心部には医療センターがあり多くの市民が利用しています。主要駅の船橋駅周辺は市街地となっていて、都会的な町並みになっています。(20代/男性/その他)
千葉県の北西部に位置する中核都市です。鉄道路線が複数走っています。9路線37駅あるため交通の利便性も高いためベッドタウンとして発展しています。かつては宿場町・門前町として栄えた町ですが、その面影が船橋大神宮の北側に少し残っています。(30代/女性/IT系)
船橋駅周辺は本当に下町!という感じ。駅前はデパートなど大きなビルが多いですが、一歩横道に入ると昭和の面影たっぷりの商店街があったりして、探検して歩くのも楽しいです。(30代/女性/事務系)
海、川からも近く、また工場、企業の倉庫などもたくさんあり、ショッピング施設も点在しております。決して人がいなくなることの無街で、様々な魅力がふんだんに詰まっております。(30代/男性/クリエイティブ系)
船橋市はもともと漁場で栄えた街であり市内南部は干潟が広がる東京湾でも有数のアサリの漁場となっています。また北部は果樹園が広がりナシやブドウが取れる緑豊かな街なのです。(40代/男性/IT系)
江戸時代には宿場町として栄えた船橋市は、現在は大型ショッピングモールや豊かな自然環境が身近にある住みやすい環境であるため、市内の様々な場所に住宅街が形成されています。(30代/女性/主婦)
船橋市の最大の特徴は、エリアによって様子ががらりと変わること。南部は県内有数の商業地であり、安くておいしいお店が集まるなど楽しみがいっぱい。一方、閑静な住宅街や緑豊かな農地が広がるエリアもあるなど、北へ移動するにつれて景色がどんどん変わっていくのがおもしろいところですね。市の中心街である船橋駅周辺には昭和を感じさせる街並みが残っている場所もあり、街の歴史を感じさせてくれます。
都内へ通勤する人も多いといわれる船橋市。交通機関はどうなっているのでしょうか。
鉄道網が発達しており、9つの路線があります。特に都心から郊外へと伸びる東西方面への路線が多いです。(30代/男性/会社員)
JR(総武線、京葉線)、東京メトロ東西線(東洋高速線)、京成線、新京成線、東武野田線と沢山の路線があります。その為県内だけでなく、東京にもアクセスしやすいです。(30代/女性/専業主婦・主夫)
京成バス、ちばレインボーバスなどが走っていますから、市内や市外への移動がスムーズです。高速バスも充実しており、仙台や名古屋など,各方面へバスで行くことができます。(40代/女性/自由業・フリーランス)
船橋市は交通の利便性がよく、多くの公共交通機関があります。電車は武蔵野線や東武野田線のほかに、東葉高速線などの電車も運行しています。主要駅は船橋駅でJR成田エクスプレスなど多くの路線が走っています。(10代/男性/販売系)
船橋市の交通アクセスは、船橋駅は東武野田線と武蔵野線やJRわかしお線などの電車が運行されている市の主要駅で、西船橋駅は京葉線や東京メトロ東西線やなどの路線が運行されています。(30代/男性/芸能関連)
JR東日本と東京メトロが走っているので、様々な路線が利用できます。津田沼駅などへ行くのに便利な総武快速線、船橋法典駅までなら武蔵野線、小室駅なら北総線などが利用しやすいです。(30代/女性/主婦)
JR線では総武線、総武線快速、総武本線、内房線、外房線、成田線が乗り入れていて、私鉄では京成本線、東武野田線が通っています。バスでは京成バス、新京成バスが利用できます。(40代/男性/販売系)
船橋市は交通の便がとても良く、京成電鉄、東葉高速鉄道など都内へのアクセスと成田空港へのアクセスもよいロケーションにあります。また、バスも充実していてまず困りません。(30代/女性/事務系)
船橋市にはJR総武快速線や東京メトロ東西線、東武鉄道野田線など様々な鉄道路線が通っているため交通の便は良いです。名古屋や仙台など、国内各地に向かう高速バスも利用できます。(30代/女性/その他)
JR東日本4路線をはじめとした合計9路線の鉄道が市内を走っています。中心駅も4駅あり、どこに移動するのも大変便利です。東京都心へもアクセスしやすくなっています。京葉道路のインターチェンジもありますから車での移動も良好です。(30代/女性/IT系)
船橋市にはなんと、鉄道が9路線も!総武線の各駅・快速、東京メトロ東西線、京成線など特に東京方面へのアクセスが便利です。船橋駅から東京駅まで25分くらいで通勤も楽ですよ。(30代/女性/事務系)
船橋市には中央をJR総武線と京成本線が通っており、海沿いにJR京葉線が通っています。中心駅の船橋駅からは東武野田線が出て、柏方面に行けます。西船橋駅からは東葉高速線が出ています。(30代/男性/営業系)
船橋市には鉄道9路線30駅があり、船橋市役所の最寄り駅は徒歩9分の京成船橋駅です。京成船橋駅から徒歩1分には、JR総武本線と東武野田線が乗り入れる船橋駅があり、船橋駅の南側は船橋市の中心市街地になっています。(40代/男性/自営業)
西船橋駅は、JR東日本・東京メトロ・東葉高速鉄道の駅です。そのため、乗り換えの駅になるので、通勤時は混みますよ。ただし、総武線快速電車は西船橋駅に停車しないことに注意してください。(20代/女性/事務系)
千葉県船橋市はJR総武線、JT武蔵野線、京成線、東京メトロ東西線が乗り入れておりいづれを利用しても東京都心部まで30分ほどでアクセスできる交通の便が非常に良いエリアです。(40代/男性/IT系)
鉄道が交通の中心となっています。総武線や京成本線などを始め市内を9つの路線が通っており、都心部への移動も非常に快適に行えることから、多くの人が通勤に利用しています。(30代/女性/主婦)
船橋市には非常に多くの鉄道路線が通っており、駅もたくさんあって交通機関の便利さは申し分なし。どちらかというと東京へのアクセスが重視され東西方向の路線が多くなっていますが、バスも縦横無尽に走っているため市内のどこに住んでも不便はなさそうです。道路網も発達していますが、それ以上に車の数が多いため渋滞には注意が必要。ただ、日常の通勤・通学に関しては公共交通機関だけで事足りるので心配は要らないでしょう。
船橋の有名スポット、といってピンと来ない人も多いかもしれませんが、聞けばわかる人気スポットが船橋にはたくさんあります。
ふなばしアンデルセン公園です。「トラベラーズチョイス世界の人気観光スポット2015」のテーマパーク部門では日本国内3位という高い評価を獲得しています。(30代/男性/会社員)
船橋市には、ららぽーとTOKYO-BAYがあり、一日思う存分ショッピングが楽しめます。(40代/女性/会社員)
中央競馬の中山競馬場、地方競馬の船橋競馬場がありデートにも最適です。(40代/男性/会社員)
市の文化財に指定されている葛羅の井という湧水があります。古くから名泉として知られており、病気の人が飲むと治ったという伝説も残っています。近くには船橋名木10選の一つであるケヤキが存在します。(30代/男性/その他)
アンデルセンの出身地であるオーデンセ市と姉妹都市であることにちなんだふなばしアンデルセン公園が存在し、園内には岡本太郎の手によるオブジェが設置されています。カキツバタやサルビアなど四季折々の花を見られます。(30代/女性/その他)
ふなばしアンデルセン公園には複数のゾーンが存在し、花の城ゾーンにはプレイルームがあるため小さな子どもの遊び場として利用できます。授乳室もあるため赤ちゃん連れでも利用可能です。(30代/男性/その他)
素盞鳴尊を祀る大宮神社が鎮座しており、「蒟蒻神社」という別名があります。この神社で奉納される神楽は、船橋市の無形民俗文化財に指定されています。船橋明神を祀る神明社も存在し、入母屋造の本殿があります。(30代/男性/その他)
真言宗豊山派の寺院である覚王寺には海上の守り神として信仰を集める難陀龍王堂があり、船橋市の有形文化財に指定されています。嘉永3年に再建されたもので、龍や仙人の彫刻が見どころです。(30代/男性/その他)
弘仁年間に創建されたと伝えられる二宮神社が鎮座しており、安永年間に再建された社殿は有形文化財に指定されています。また、境内にそびえるイチョウは天然記念物です。10月16日に例祭が行われます。(30代/男性/その他)
いまやUSJより人気!?と噂のふなばしアンデルセン公園。アスレチックや水遊びゾーンなど子供が目いっぱい遊べる施設がいっぱいあって、ファミリーで楽しめます。大人はデンマーク料理とビールで幸せ。(40代/女性/主婦)
千葉県船橋市には、「ふなばしアンデルセン公園」という、自然豊かな大型の公園施設があります。サイクリング、ボート、ジャブジャブ池、アスレチックなどがあり、休日はたくさんの家族連れで賑わっているところです。(20代/女性/事務系)
「船橋大神宮」は、正式名称を「意富比(おおひ)神社」と言いますが、船橋市民に愛され、多くの参拝者で賑わう神社です。平安時代の『延喜式』に載る式内社である、由緒ある神社です。(30代/男性/事務系)
スサノオをはじめとする六柱の神を祀る二宮神社が鎮座しており、古くは「二宮明神」とも呼ばれていました。権現造の社殿は江戸時代に再建されたもので、昔は茅葺きでしたが大正時代に銅板葺きに葺き替えられました。(30代/男性/その他)
船橋市立夏見総合運動公園があり、サッカー場や陸上競技場など様々なスポーツ施設が完備されています。「船橋アリーナ」と呼ばれる総合体育館もあり、トレーニング室やプールも利用可能です。(30代/男性/その他)
近年突如話題となったテーマパーク。派手なアトラクションはありませんが自然を生かした楽しいアクティビティが多く、その割にリーズナブルなこともあって家族で1日中楽しめるとして評判です。日本初の大型ショッピングモール、レジャー施設としても楽しめる2つの競馬場は知っている人も多いのではないでしょうか。また、東京湾岸の貴重な干潟を再生した海浜公園も人気。潮干狩りやバードウォッチングで自然を満喫できます。
サッカーや野球の強豪校が出たり、近年ではゆるキャラでも話題となった船橋市。とはいえ実際何があるのかは知らないという人も多かったのでは?郊外のベッドタウン、という漠然としたイメージで捉えられがちな船橋市ですが、実は歴史あり・自然あり・人気スポットありと魅力いっぱいの街。利便性も高く環境も良いので、住環境としては非常に魅力のある街といえるでしょう。