茂原市の住みやすさ
華やかな七夕祭りで有名な茂原市の住みやすさは？
房総半島の中央やや東寄りに位置する千葉県茂原市。茂原といえば七夕を思い出す人も多いのではないでしょうか。平塚・狭山と並んで関東三大七夕祭りの一つに数えられる「茂原七夕祭り」は毎年7月に開催され、期間中会場となる商店街は華やかな飾りで埋め尽くされます。阿波踊りやよさこいなどのイベントも行われ、県内では佐原の大祭を抑えて来場者数がトップになるなど、関東を代表する夏祭りとして有名です。
茂原では明治の中頃に天然ガスが発見され、現在では日本一の産出量を誇る市の主要産業となっています。また商業も盛んで、元々街道筋にあって多くの人が往来し地域の商業の要衝となっていた場所ですが、近年では国道128号線沿いに大型店舗が相次いで進出。ショッピングセンターやスーパー、ホームセンターなどが軒を連ね、周辺地域からも多くの人が買い物に訪れ一大商圏を築いています。
のどかさの中にも活気のある茂原市ですが、住む場所としてはどうなのでしょうか。現在の街の様子も含め茂原市の住みやすさについてアンケートをとって調べてみました。
茂原市の街並み
大網白里町や白子町といった九十九里浜沿いの街に隣接する茂原市。のどかなイメージがあるかもしれませんが、どんな風景が広がっているのでしょうか。
市の中心部、茂原駅周辺には住宅街や商店街が立ち並んでいます。天然ガスの生産がさかんで、関連企業も立地しています。（20代／男性／会社員）
周囲を豊かな丘陵地帯に恵まれた中に、平野部が広がり、駅周辺を中心に閑静な住宅街が広がっています。田畑も残る穏やかな地域です。（50代／男性／会社員）
江戸時代の古民家が点在している昔の雰囲気が漂う街並みが形成されています。（20代／男性／学生）
茂原市の西側は丘陵地帯が広がり、「千葉県立長生の森公園」という自然と触れ合える公園があります。東部については平野部が広がり、茂原駅や新茂原駅などを中心に住宅街が広がっていますが、駅から少し離れると広大な田畑のエリアが広がり、穏やかな雰囲気も楽しめます。(20代/男性/フリーター)
千葉県の中央東部に位置する市で、明治中期以、降近代産業が発展し、企業も多く立地しています。住宅地は、外房線沿線を中心として広がっており、特に茂原駅周辺には商店街もあり、住宅が密集しています。(40代/女性/主婦)
住宅街が多く、緑豊かな街です。住宅街を抜けて少し歩けば緑の多い公園があったり、散歩やランニングするにはちょうど良いです。サイクリングするのもひとつの楽しみにできます。(20代/女性/学生)
茂原市は千葉県のおおよそ中央に位置していて、気候も温暖です。また、地下資源も豊富なため、多くの企業も集まっていて、中核を担えるほどの発展をしています。また、自動車道もさすが中核都市と言える整備がされているので、都心を始め、成田国際空港などへ素早く行けるなど、利便性がとても優れています。さらに茂原駅の近くには病院、ちょっと離れたところに市役所があるので、用事があるときすぐに行けるのが便利です。(30代/男性/フリーター)
市中心部は外房線沿線があり、線路が通っている町並みになります。茂原駅周辺にはかなり大きな住宅地や商店街があるのです。そのあたりが中心的な人口集約の地域になっています。(30代/男性/美容系)
茂原市は都会と違い豊かな自然を味わうことができます。山や木々に囲まれ、田んぼや畑がのどかな風景を味わえます。春は茂原公園にて桜まつりが行われ、綺麗な桜を見る事ができます。(20代/女性/学生)
中心市街地は住宅や店舗などが集中していますが、高層建築はなく、ゆとりある静かな街並みです。本納地区には古民家が点在するなど、昔ながらの雰囲気が残る地域もあります。(30代/女性/主婦)
茂原市は、天然ガスの生産量が日本一ということもあって、市内には沢山の関連企業があります。住宅地や商店街は、茂原駅周辺に建ち並び、海に近い街らしい開放的な雰囲気を持っています。(20代/男性/フリーター)
市の中心部には、商業施設が整備されていて、日常的に必要な物が手に入ります。住宅地は閑静で落ち着きがあり、歴史を感じる古い建物も点在しています。古くから続く農家も多いです。(40代/女性/その他)
本納町の古い街並みは、房総東街道沿いに点在しており伝統的な家屋が町を形成しています。寛政5年頃には355軒もの家屋があったと伝えられており、今でも通りのあちらこちらに面影を残す建物があります。(70代/男性/その他)
市の中心である茂原駅周辺には商業施設が集中、そこから離れるにつれて閑静な住宅街となり、郊外に広がるのは穏やかな田園地帯。よくある地方都市の風景かと思いきや、実は茂原は昔の建物を多く残す街。古い商家には江戸時代の風情がそのまま残り、街道筋の町として栄えた当時のにぎわいを彷彿とさせます。また市の中心産業である天然ガスに関連した会社も多く、オフィスの建ち並ぶ姿には現在の市の発展ぶりがうかがえます。
茂原市の交通アクセス
都心から70km、千葉からは30km圏内にある茂原市。その交通事情について聞いてみました。
千葉県茂原市へはJR東京駅から特急列車で約60分、高速バスはアクアライン経由で東京から約90分で行くことができます。（20代／男性／学生）
東京からJRの特急で約一時間、横浜駅から高速バスで約一時間半です。（20代／男性／学生）
電車ではJR外房線の茂原駅で、車では首都圏中央連絡自動車道の茂原北インターチェンジ、または茂原長南インターチェンジで降りると茂原市に行くことができます。（30代／女性／無職）
千葉県の茂原市の代表的な駅は、茂原駅をあげることができます。茂原駅からは、JR外房線を利用できます。茂原駅から鉄道を利用すると、千葉駅まで約39分でのアクセスが可能です。(20代/男性/フリーター)
JR東日本の外房線が走っています。中心駅は、茂原駅となっています。茂原駅南口には、高速バスも発着していますから、東京駅や羽田空港、横浜駅に向かうのも便利です。また、首都圏中央連絡自動車道のインターチェンジが2ヶ所あり、車でのアクセスも良好です。(40代/女性/主婦)
中心駅となっているのが、茂原駅です。外房線が通っており、これが本納駅から茂原駅になります。バス路線としては、高速バスがあります。羽田空港まで行くことが可能になっている路線です。(30代/男性/美容系)
道路ですが、有料道路として首都圏中央連絡自動車道があります。千葉外房有料道路というのもあるのです。また、国道としては国道128号、国道409号あたりが房総横断道路として有効でしょう。(60代/男性/事務系)
電車の場合、千葉駅からJR外房線を利用します。千葉駅から茂原駅までの所要時間は40分弱です。車の場合は、有料道路圏央道の茂原北インターチェンジ、茂原長安インターチェンジを利用します。(40代/女性/主婦)
茂原市の中心駅は茂原駅で、JR東日本の外房線が乗り入れているため千葉市や大網白里市といった近隣の市への移動がしやすいです。圏央道のインターチェンジも2箇所にあります。(30代/女性/その他)
JR外房線の茂原駅が市の中心駅です。外房線は京葉線や総武線と直通運転しています。さらに、東京湾アクアライン経由の高速バスも運行され、東京駅や横浜駅、羽田空港などのアクセスに便利です。(30代/女性/主婦)
外房線が通っています。駅としては本納駅からであり、中間ポイントとして新茂原駅に至り、茂原駅となります。交通アクセスとしてはバスもしっかりと市内を通っているのです。(20代/男性/フリーター)
千葉県の中央東部に位置する茂原市は、工業都市の市原市など8つの自治体に隣接、市内には千葉駅と安房鴨川駅を128分で結ぶ路線延長93．3キロのJR外房線3駅（本納駅・新茂原駅・茂原駅）があります。茂原市役所の最寄り駅は、徒歩19分の茂原駅です。(40代/男性/自営業)
茂原市の主要道は、市役所沿いを通る国道128号です。国道128号は房総横断道路とも呼ばれ、茂原市と千葉市を結んでいます。市役所から国道128号を車で走ると、20分で九十九里浜に着きます。(40代/男性/自営業)
JR東日本の外房線が通っており、中心駅は茂原駅ですが本納駅や新茂原駅も利用できます。高速バスは小湊鉄道・京成バスが運行している東京ルートと、小湊鉄道・京浜急行バスが運行している羽田空港・横浜ルートがあります。(70代/男性/その他)
市の中心駅は、外房線の茂原駅です。茂原駅から電車に乗り、千葉や東京の都心部までアクセスが出来ます。また、東京の都心部や、羽田空港、横浜駅とを結ぶ高速バスも運行しています。(30代/男性/その他)
交通の中心は市域を縦断するように走るJR外房線。市内には茂原、新茂原、そして本納の3駅があります。千葉までは快速利用で最短38分でのアクセスが可能。また東京湾アクアラインの開通により、茂原駅から高速バスで東京・横浜へのアクセスがぐんと便利になりました。道路網も首都圏中央連絡自動車道をはじめ国道128号線や房州横断道路などよく整備されており、車での広域移動も快適です。
茂原市の有名スポット
七夕だけではありません。茂原には通年で楽しめる人気スポットが実はたくさんあります。
自然豊かな茂原市を紹介するかのようなレイクウッズ・ガーデンをご存知でしょうか。ハイブリッドティーローズを中心に、多種多様なバラを観賞できる日本でも随一の場所です。他にも犬とふれあい、楽しめる場所でもあります。（30代／男性／公務員）
茂原公園の桜が有名です。「日本さくら名所100選」に選ばれており、3月下旬には茂原桜まつりが行われます。（20代／男性／会社員）
六斎市や旬の里ねぎぼうずは地元の人も訪れ多くの買い物ができる観光スポットです（20代／男性／学生）
レイクウッズガーデンひめはるの里というテーマパークが存在し、桜やアジサイ、バラなど四季折々の花を眺められます。園内には約1，000平方メートルのドッグランもあり、愛犬と遊べます。(30代/男性/その他)
JR東日本外房線の茂原駅から徒歩25分のところにある「総源寺」は、日蓮宗の本山です。妙弘寺と東光院の2つの塔頭があります。鋳銅鰐口は、千葉県指定文化財となっています。(40代/女性/主婦)
レイクウッズガーデンひめはるの里、茂原公園、茂原牡丹園、あじさい屋敷と四季折々の自然と花々を身近に感じることができます。市役所近くの昌平町通りで毎月4と9のつく日に開かれている六斎市は400年の歴史があり、植木や野菜、果物を露店で購入できます。(30代/女性/フリーター)
千葉県にある茂原市の茂原公園をご存知でしょうか。園内のさくらは、さくら名所百選に選ばれるほど人気があり、市民の憩いの場として愛用されています。ここへは茂原駅より長南方面行きのバスで10分弱、藻原寺バス停で降りて5分ほど歩くと辿り着けます。(30代/男性/フリーター)
藻原寺という日蓮宗の寺院が存在し、「茂原」という地名の由来になったと言われています。境内にそびえる高さ25メートルの戒壇塚がひときわ目を引きます。石像釈迦如来立像は市の文化財です。(30代/男性/その他)
茂原市の有名スポットとしては、桜の名所100選にも選ばれている茂原公園や国の天然記念物「鶴枝ヒメハルゼミ発生地」があるレイクウッズガーデンひめはるの里などがあります。他にも公園やサーキットなどがあり、楽しめるでしょう。(20代/男性/フリーター)
かつて東金城があった場所に面したところに八鶴湖があります。湖周が約800mと小さいですが、毎年4月上旬には桜まつりが開催され、県内外の観光客がたくさん訪れます。(40代/男性/事務系)
茂原市の有名スポットとして挙げられるのは、「さくらの名所100選」に選定されている茂原公園や、国の天然記念物「鶴枝ヒメハルゼミ発生地」なあるレイクウッズガーデンひめはるの里です。(20代/男性/フリーター)
「レイクウッズガーデンひめはるの里」です。国の天然記念物である「鶴枝ヒメハルゼミ発生地」がある、八幡山のふもとにあります。自然豊かな環境で、訪れる人が多いです。(40代/女性/その他)
日本桜の名所百選の一つに選ばれている茂原公園が存在し、2800本を超える桜の木が植えられています。遊歩道があるため散策がしやすいです。園内には池もあり、亀の姿を見られます。(30代/男性/その他)
「茂原牡丹園」は、2003年に登録有形文化財に指定された加藤家住宅の母屋の庭・畑を牡丹園として開放したもので、広大な土地に牡丹250種2，500株、芍薬130種500株が植えられています。開花時期の4月から5月にかけては大勢の見物客が訪れます。(70代/女性/その他)
「レイクウッズガーデンひめはるの里」の園内はセントラルパークやドッグランができるドッグユニバース、キッズランドなど9つのエリアに分かれていて様々な遊びが体験出来ます。(70代/男性/その他)
茂原市で有名なスポットといえば茂原公園です。茂原公園は「日本桜の名所百選」に選ばれており、春は桜まつりが催されてます。JR茂原駅からバスで10分程の藻原寺バス停から徒歩5分と近く、気軽に行くことができます。(30代/男性/営業系)
「レイクウッズガーデンひめはるの里」は茂原を代表する観光スポット。バラの歴史を知ることができるガーデンやドッグランなどがあり、1日めいっぱい楽しめます。大きな池のまわりを埋め尽くす桜の花が圧巻の茂原公園もぜひ一度訪れたいところ。遊歩道が整備され気持ちの良い散策が楽しめます。地元産の新鮮な野菜や花などが手に入る市は、観光客はもちろん地元の人にも大人気。お店の人とのコミュニケーションを楽しみつつ、出品される産品に季節の移り変わりを感じることもできます。
生活の便利さを確保しながら独自の歴史や文化も大切に残す街
天然ガスの産地として発展を続けながらも、古くから残る文化や風情を大切に残す茂原の街。大型店舗が進出する今でも街のいたるところに温かな人情が息づいています。昭和30年に始まった七夕祭りが有名になったのも、街を愛する人々の情熱のなせる業といえるのかもしれません。交通や買い物などの利便性ももちろんですが、独自の文化や歴史を大切にしているのも茂原市の大きな魅力といえるのではないでしょうか。
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