東京のベッドタウンとしても人気の千葉県。その中でも富津市は千葉県の房総半島南部に位置し、東京湾に面しています。いわゆる「内房」と呼ばれる地域で、漁業が盛んです。東京都心からも100キロ圏内、県内の中心地である千葉市からも50キロほどと、小旅行で出かけたことのある人もいるのではないでしょうか。また、見どころも多く、家族連れなら海岸での潮干狩り、美術館や自然資料館で芸術鑑賞や自然について学ぶこともできます。さらに漁業以外にも多くの古墳や史跡があり、歴史好きにもたまらない土地です。
では、住むとしたら富津市はどのような環境なのでしょうか。周辺はどのような雰囲気なのか、交通手段は何があるのかなど、気になるところですよね。そこで、富津市に住むことを検討中の方向けに、耳よりの富津市情報をまとめてみました。今までちょっとした旅行先としてしか意識していなかった人も、富津市に住む魅力を見つけてみてくださいね。
アンケートの結果、自然の豊かさと買い物の利便性についての意見が多くみられました。
富津市の街並みは山々が見渡せる田園風景が広がります。民家の周辺には田畑が広がり、のどかな印象の街です。(30代/女性/専業主婦・主夫)
南房総国定公園の自然に恵まれた町です。温泉や海水浴場などがあり観光が盛んで、また、多くの漁港があって、活気がある町です。(60代/女性/契約・派遣社員)
海側に商店などが集中していて、山方面へ向かうとより穏やかな雰囲気です。(30代/女性/専業主婦・主夫)
漁師町としても知られており、新鮮な海の幸をいつも味わうことができます。また海に近い土地柄であることから夏の時期はサーフィンや海水浴を楽しむ人が多く訪れています。(20代/男性/技術系)
富津市は、自然環境に恵まれた地域です。西側には東京湾の海が広がり、潮干狩りを楽しめます。東側は、豊かな山々が連なり、野生の猿が生息しています。JRの駅周辺に住宅街も広がっていますが、田畑が多く残り穏やかな雰囲気に包まれています。(20代/女性/主婦)
都心からならば、東京湾アクアラインを抜けた後に南下しながら気軽に立ち寄ることができます。都会の雑踏に少し飽きてしまった時は、豊富なロケーションと、豊富な海産物を楽しみにぜひお立ち寄りください。また住環境ものどかで、移転を考えている方にもとてもオススメです。(30代/男性/技術系)
房総半島の中西部に位置しており、京葉工業地帯の最南部を有しています。アクアラインなどの開通により、都心とのアクセスも便利になっています。また、水や緑にも恵まれており、温暖な気候の中過ごしやすい街並みになっています。(30代/女性/事務系)
自然が豊かな街並みで、海では海水浴が出来たりマザー牧場があったりというように観光スポットも沢山あります。。温泉施設も充実しており、市民の疲れを日々、癒しています。(20代/女性/主婦)
開放感のある街並みが特徴でありながら、自然と都会らしさが上手く混ざり合っています。鋸山のような雄大な自然環境があるかと思えば、イオンモールもあるので、非常に整った環境です。(20代/男性/フリーター)
東京湾に面しており、高宕渓谷など豊かな自然を堪能できるエリアです。富津公園や高宕自然動物園など緑が豊富な施設もたくさん設置されているために、美しい景色を楽しめる環境です。(40代/女性/主婦)
海を中心とした活気あふれる漁場としての一面はもちろんのこと、山側の緑豊かな環境や季節のイベントを楽しめる環境であることがわかります。また、のどかな環境であるだけでなく、買い物にも困ることはないという意見が挙がっていました。新鮮な魚や豊かな自然も堪能できて買い物も便利なら、住むにはもってこいですね。
アンケートの結果、交通アクセスは、基本的には車が中心となることがわかります。
アクアライン高速バス網が発達した事により、羽田空港や東京駅まで迷う事なく行く事が出来ます。(30代/男性/その他専門職)
鉄道はJR内房線が走っていて、市内に5つの駅があります。また、アクアラインを経由して東京駅などへ向かう高速バスの運行もあります。(60代/女性/契約・派遣社員)
市内には路線バスだけでなく、高速バスもあるので東京や仙台方面にも簡単に移動できます。(30代/男性/その他専門職)
富津市にはJR内房線の乗り入れがあります。代表的な駅としては、青堀駅や大貫駅などがありますが、青堀駅からJR線を利用すると約50分にて千葉駅までのアクセスが可能です。(30代/男性/技術系)
富津市にはJR東日本の内房線が通っているため、君津市や木更津市からのアクセスが容易にできます。中心駅は大貫駅です。また、青堀駅からは東京に向かう高速バスに乗車できます。(30代/男性/その他)
青堀駅には内房線が乗り入れていて、木更津までは10分ほど、千葉までは1時間ほどで行くことができます。東京駅行きの高速バスもあり便利です。木更津まで行けば、川崎、横浜、東京、羽田行きなど多方面への高速バスが出ていて使い勝手がよいです。(40代/女性/主婦)
富津市にはJR内房線の乗り入れがあり、代表駅となる上総湊駅へは、千葉駅から約1時間4分でのアクセスが可能です。車の場合は館山自動車度を利用するのがスムーズです。(20代/女性/主婦)
富津市へのアクセスは、JR内房線の青堀駅から浜金谷駅までの6駅を利用します。市役所のある大貫駅へは東京駅から約2時間です。自動車なら館山自動車道、富津館山道路を利用します。(50代/男性/公務員)
市内には海岸に沿って鉄道が通っており、内房線を利用することができます。道路は東京湾岸自動車道や舘山自動車道も通っているので、車でのアクセスも比較的便利になっています。(20代/女性/主婦)
JR内房線を利用して千葉方面へアクセスできる他、高速バスによって東京駅へもダイレクトアクセスが可能です。また、浜金谷港から東京湾フェリーを利用することで、神奈川県の久里浜方面へも短時間でアクセスできます。(30代/男性/自営業)
千葉県富津市はJR東日本内房線、高速バスの京成バスと房総なのはな号、路線バスの天羽日東バスなどが走行しています。京成バスに乗車し乗り換え無しで東京まで1時間20分です。(30代/女性/主婦)
鉄道では市内に大貫駅や佐貫町駅などがあり、これらの駅にはJR内房線が乗り入れています。バスでは市内にある青堀駅や上総湊駅から東京駅へ向かう高速バスが運行されています。一方、道路では市内から館山自動車道や富津館山道路といった高速道路が利用できるようになっています。(40代/男性/フリーター)
富津市内には館山自動車道の富津中央インターと富津竹岡インターの二つのインターチェンジがあり、市内の移動はもちろん大阪などの関東圏以外の遠方にも簡単に行く事が可能です。(30代/男性/医療系)
JR東日本の内房線が通っていますので、鉄路を利用しやすい環境です。市内には複数の駅が設置されていますから、どのエリアに住んでも利便性が高いという特徴があります。(40代/女性/主婦)
自家用車はもちろんのこと、アクアラインを使った高速バス路線が発達しているため、都心へも直通で行くことができます。鉄道もJRが通っているうえ、快速が停まる駅も近くにあるので、県内の中心部や都心への移動にも困ることはなさそうです。
アンケートの結果、海も山も楽しめるさまざまな自然に関するスポットが特におすすめであることがわかりました。
富津市の有名スポットにはマザー牧場があります。動物にふれあえたり広大な敷地の中にある牧場で、一日中遊べるスポットです。(30代/女性/専業主婦・主夫)
富津海岸の潮干狩りが有名です。毎年3月ぐらいから半年ほどがシーズンです。(30代/女性/会社員)
浜金谷エリアに、329メートルの鋸山があります。山頂まで4分のロープウェーに登ったり、ハイキングコースもあります。(40代/女性/専業主婦・主夫)
マザー牧場が市内にあり週末や連休期間は多くの観光客で賑わいます。乳しぼり体験や小さなお子さんも楽しめる様々なアトラクションが設置されておりファミリーで楽しめます。(20代/男性/技術系)
千葉県立富津公園は富津市を代表する都市公園で、テニスコートやキャンプ場が設置されています。夏にはジャンボプールがオープンし、ウォータースライダーや流れるプールで遊べます。(30代/男性/その他)
富津市に位置する有名スポットのひとつが、牧場のテーマパーク、マザー牧場です。広い園内には、馬や牛、アルパカをはじめとした多くの動物が飼育され、動物たちと触れ合うことができます。(40代/女性/主婦)
富津市にはマザー牧場があり、広大な敷地で飼育された牛や羊やアルパカなど様々な動物たちと触れ合うことが出来ます。また、「乳牛の手しぼり体験」やいちごやブルーベリーなどの「味覚狩り」も楽しめます。(40代/男性/飲食系)
富津市には、鹿野山一面の広大な敷地の観光牧場である「マザー牧場」が有名です。牛、子豚、ウサギいろいろな動物と触れ合えて楽しいです。愛犬を連れてドッグランもできます。(40代/男性/技術系)
富津市の金谷に、「恋人の聖地」があり有名です。もともと、夕日の美しい海辺で、若者やカップルに人気がある場所でした。晴れた日は、対岸の神奈川県や大島も見渡せます。(30代/女性/事務系)
鋸山は標高329.4mあり、江戸時代には盛んに採石が行われていた山です。今でもその採石場のあとが残されています。鋸山にはロープウエイで簡単に登れます。地獄のぞきや百尺観音、千五百羅漢、日本寺など見所満載です。(70代/男性/その他)
富津市竹岡にある「ヒカリモ」は広さ3〜4畳ほどの海蝕洞穴にあります。温暖な地域にあるため水の凍結や枯渇がなく水たまりに群生します。春先になると水面に浮かび黄金色に輝くことから「こがね井戸」とも呼ばれています。(70代/男性/その他)
有名スポットは鋸山です。地獄のぞきからの眺めは圧巻です。他には、多数の牧畜が飼育されているマザー牧場があります。こちらは、レストランや土産物屋などの見所が満載です。(20代/男性/フリーター)
富津岬の先端にある「明治百年記念展望台」は東京湾を一望でき、冬の天気の良い日には富士山を見る事ができるので、関東富士見百景に選ばれています。展望台の独特な形は五葉松をかたどっています。(50代/女性/主婦)
最も多かった意見はマザー牧場です。たくさんの動物と触れ合うことのできる環境は非常に魅力的ですね。また、海の近くということもあり、春から夏にかけては潮干狩りが盛んになるようです。さらに、海だけでなく山にも注目が集まります。鋸山などのハイキングコースもアウトドア派には人気があります。また、秋になればもみじロードで紅葉を堪能することもできますよ。
富津市に住む魅力としては第一にその豊かな自然環境が挙げられます。内房の海では新鮮な魚が獲れますし、潮干狩りを楽しむこともできます。さらに、内陸側には山や丘が広がり、四季の自然を楽しみながらのんびりと過ごすことができるでしょう。それだけでなく、大規模なショッピング施設もあるため、住宅街もにぎわいつつあります。都会の喧騒に疲れたら、そんなのんびりと生活できる富津市をのぞいてみてください。