東京23区のうち、北東部に位置する荒川区には、都内唯一の区立遊園地があります。動物との触れ合いコーナーや観覧車などがあるので、お子さんが「住んでいて楽しい!」と思える場所でしょう。また、生地織物に関する多くの店舗が連なる「日暮里繊維街」、通称「ニポカジ」があり、格安で服飾関係品を揃えることができますので、女性にとっても「住んでいて嬉しい!」と思える場所ではないでしょうか?さらに、毎年行われる全国自治体ランキングでは、行政サービスの質がトップクラスにランクインされることが多くあります。たとえば、2008年には、情報化分野、教育分野で全国1位、子育て環境分野で全国2位にランクインしました。
このように住んでいる人々にとって嬉しいポイントの多い荒川区ですが、実際に住宅街に住んでいる人々は、その住みやすさについてどのように考えているのでしょうか?荒川区の魅力について、より詳しく掘り下げていきましょう!
アンケートの結果、「待ち時間が少ない」、「他の場所へも短時間で行ける」といった魅力があることがわかりました。
山手線が利用できます。数分に1度電車が回ってくるので便利です。(20代/男性/学生)
山手線と東京メトロが主な交通手段になります。待ち時間なく利用できます。(20代/男性/学生)
日暮里駅から出ている京成線のスカイライナーに乗れば、成田空港まで38分で行けます。(20代/女性/学生)
京成電鉄の京成本線やつくばエクスプレスなどの私鉄路線が走っています。公共交通機関は、JR東日本山手線や京葉線、東京メトロの千代田線、日比谷線などが利用できる環境です。(30代/男性/販売系)
JR東日本の京浜東北線、山手線、常盤線などが利用しやすく、都営地下鉄の都電荒川線や、東京メトロの日比谷線、千代田線などの公共交通機関も利用できます。荒川区は水辺バスも走っており、他とは異なる交通利用も可能です。(50代/女性/技術系)
常磐線の日暮里駅や、都電荒川線の区役所前駅、地下鉄など、多くの鉄道が通っています。また、国道4号線利用の他に、水上バスや都営バスなどを利用する事で区内へと到着する事が可能です。(20代/男性/営業系)
JR東日本山手線、京浜東北線、常盤線などが利用できる環境です。また、都営地下鉄の都電荒川線や日暮里・舎人ライナー、東京メトロの千代田線や日比谷線など、複数の路線が走っており、路線の選択肢が多いです。(40代/男性/公務員)
国道4号線や明治通りなどの道路が利用しやすい環境です。バス交通に関しては、都営バスや荒川区コミュニティーバス、京成バス、東京水辺ラインなどの複数のバス路線が利用できる環境です。(50代/男性/技術系)
隅田川を走る水上バスが運行しており、荒川などとも接続できる特徴的な交通機関が利用できます。また、JR東日本の山手線や京浜東北線、東京メトロの日比谷線や千代田線などの公共交通機関も充実しています。(40代/男性/公務員)
都心から近い荒川区は区の界隈近くに山手線・京浜東北線の日暮里や西日暮里駅があるので、東京や新宿へのアクセスは乗り換えなく行くことが出来ます。また都電荒川線があり区内の移動にも重宝されています。(30代/男性/自営業)
鉄道は、JR山手線、京浜東北線、常磐線、東京都交通局の都電荒川線と日暮里・舎人ライナー、東京メトロ千代田線と日比谷線、それに、京成電鉄とつくばエクスプレスの駅があります。バスは、荒川区コミュニティバスと都営バス、京成バスが運行中です。(40代/女性/主婦)
荒川区にはJR東日本の山手線や常磐線、東京地下鉄の千代田線など多数の鉄道路線が通っているため、区外への移動がしやすいです。また、荒川区コミュニティバスも運行されています。(20代/男性/その他)
東京都荒川区は23区内からのアクセスはJRや東京メトロや都電荒川線等の利用が便利です。関東圏内の近隣県からはつくばエクスプレスやJR京浜東北線では埼玉県や横浜市方面から、常磐線では千葉県を経て宮城県や福島県等の太平洋側の東北地方からのアクセスも可能です。(40代/女性/主婦)
代表的な駅である日暮里駅にはJR山手線、京浜東北線、常磐線が通っており関東地方の主要都市へのアクセスに便利です。また区内には地下鉄千代田線、日比谷線なども通っています。(30代/男性/営業系)
荒川区にある日暮里駅は、JRの京浜東北線、山手線、常磐線のほか、京成本線、日暮里・舎人ライナーが通っていてとても便利です。スカイライナーが出ているので、成田空港へのアクセスも良いです。(20代/女性/事務系)
「便利」という回答が圧倒的に多く、「不便」という回答はほとんどありませんでした。東京メトロや山手線、JRなどさまざまな電車を利用できます。待ち時間が少ないと、乗り遅れても「しまった……」と思うこともなく、ストレスがたまりにくいのではないでしょうか?それだけでなく、路線バス、水上バスといったものもあり、また、自動車交通も発達しているので、選択肢の幅が広いことが魅力の1つであるとうかがえます。
アンケートの結果、「あらかわ遊園」、「都電おもいで広場」、「荒川自然公園」といった場所が人気であることがわかりました。
あらかわ遊園、都電思いで広場、日暮里繊維街、神社が多く点在してます。(50代/男性/契約・派遣社員)
都電荒川遊園前駅からアクセスできるあらかわ遊園は、レトロな雰囲気の遊園地となっていますが、家族連れからは根強く人気のスポットです。(30代/女性/その他専門職)
都電おもいで広場が有名です。懐かしい車体が人気となっています。(20代/男性/学生)
西尾久にあるあらかわ遊園は、小規模な遊園地と動物園があり、幼い子供が楽しめるスポットとして有名な施設です。都電のフリーパスを持っていると無料で入園できるので、子育て世帯の区民がよく利用しています。(40代/女性/販売系)
荒川区の有名スポットは、あらかわ遊園です。あらかわ遊園は、子供づれやカップルにオススメです。また、園内には小さな動物園もあり、動物たちにふれあうことができます。(10代/女性/学生)
あらかわ遊園は子供の為の遊園地で、敷地はそれほど広くなく、絶叫マシンなどもありませんが、小さな子供向けの穏やかな遊園地です。触れ合い動物園のような物もあり、自然も多く、ゆったりと過ごせます。(30代/女性/主婦)
「あらかわ遊園地」は、小さな遊園地で本当に小さな子ども向けです。「ぬり絵美術館」は、日本唯一のぬり絵の美術館です。他に、大人も子どもも楽しめる「荒川自然公園」や「都立汐入公園」などがあります。(70代/男性/その他)
荒川区には公園が複数存在しますが、隅田川沿いにある汐入公園もその一つです。12万平方メートルを超える園内には野外ステージやテニスコートなどが整備されている他、防災設備も完備されています。(20代/女性/その他)
南千住八丁目に汐入公園が存在します。園内にはスポーツ施設や複合遊具などが設置されており、幅広い年代が利用できます。また、災害時に備えて非常用トイレや給水槽が備えられているのも特徴です。(20代/女性/フリーター)
荒川区には、日暮里駅から徒歩5分に、日本近代彫塑の基礎を確立した朝倉文夫の美術館、JR総武線両国駅から徒歩3分に、鼠小僧の墓がある回向院、西日暮里駅から徒歩1分に、東京大学合格率日本一の開成高等学校があります。(40代/男性/自営業)
荒川区には有名な神社仏閣が多数存在しますが、熊野前駅の近くにある尾久八幡神社もその一つで、応神天皇が祀られています。南千住駅の徒歩圏内には素盞雄神社があり、境内に奥の細道の記念碑があります。(20代/女性/その他)
入園無料の尾久の原公園が存在します。6万平方メートルを超える園内には池や芝生広場などがあり、子供の遊ぶ姿が見られます。熊野前駅からは徒歩で約10分でアクセスできます。(30代/女性/その他)
アンケートにおいても、年代、性別の異なる方々がさまざまな有名スポットを回答していました。ご家族で住めば、ご家族全員がこの町の魅力のトリコになってしまうかもしれません。また、近くに遊園地があるので、休日にお子さんから「遊園地に連れて行って!」と言われても、困らないのではないでしょうか?
アンケートにおいては、「都会の街並みとレトロな街並みがともにある」という意見や、「自然豊かな街並み」という意見がありました。
下町の雰囲気を残した素朴な街です。最近は駅前の開発が進んで、近代的な雰囲気もあります。(20代/女性/会社員)
都電荒川線が走るエリアは独特のレトロ感が感じられる街並みが続いています。(40代/女性/会社員)
都電の線路付近には、区役所と東京都が共同でバラを植栽する事業が行われており、彩り豊かな街並みを形成しています。(30代/女性/会社員)
荒川区は東京都の北東部に位置しています。近年陸地が大きく発展し、2007年には日暮里・舎人ライナーが開通しています。歴史ある寺院があり、風情を感じされられる街並みです。(20代/男性/フリーター)
現代的な街並みが見られるエリアは限定的で、日暮里や南千住などの駅前が少し賑わっているくらいです。下町の雰囲気が残っているエリアも多く、西尾久などは、こじんまりとした路地や小規模な商店が集まっています。(30代/男性/販売系)
西尾久周辺は、500メートル近くも続くレンガ仕上げの壁が見られるエリアであり、レトロな街並みが広がっています。また、三ノ輪周辺にも昔ながらの商店が建ち並ぶエリアがあり、都会の喧騒とは一線を画す落ち着いた街並みが見られます。(50代/女性/技術系)
荒川区役所の近くには、昭和な街並みが残されています。戦前に使われていたトタンの家や、図書館、もう閉店してしまっていて年季が入っているお豆腐屋さんなど昭和の建物がたくさんそのまま残されています。(10代/女性/学生)
日暮里周辺は商業施設が多く立地していますので賑やかな街並みが見られます。南千住や西尾久、三ノ輪などは昔ながらの家屋や商店が見られる下町の雰囲気が残っているエリアもあります。(40代/男性/公務員)
全体的に、現代的な街並みが広がっているエリアは多くはなく、昔ながらの商店街や木造家屋が建ち並ぶエリアが多い印象です。街並み保護の活動も活発なので、緑地と住宅街のバランスを意識した都市計画がなされています。(30代/女性/営業系)
日暮里駅や南千住駅周辺は、現代的な都会の街並みが広がっていますが、一方で西尾久や三ノ輪などは、下町の雰囲気を残しているエリアが点在しており、落ち着いた雰囲気を感じる街並みが見られます。(40代/男性/公務員)
下町といっていい区です。学生もいますがお年寄りや主婦の方なども昼間は多くいて賑わっています。マンションも多くありますが昔の一軒家なども多くあり、都内ですがほのぼのしている所もあり暮らしやすい環境とも言えます。(30代/男性/自営業)
東京都荒川区は隅田川沿いの地域で殆どは住宅街ですが、JR常磐線新三河島島駅周辺は大規模マンションやオフィスビルや雑居ビルや個人商店等が共存する様な街並みです。隅田川沿いはマンション、一戸建て住宅が共存する住宅街の中に店や事務所が所々にあり、道路沿いに街路樹の並木が植えられている事で緑を感じさせます。(40代/女性/主婦)
他の区と同様に、荒川区でも再開発が進んでいるため、近代的な雰囲気の場所が増えています。もっとも、昔ながらの雰囲気が残る場所もあり、バラの植栽事業などにより彩豊かな街並みが作り出されてきています。お子さんを「自然豊かな場所で育てたい!」という方針をお持ちの方々には魅力的な街といえるでしょう。
再開発が進んだので、アクセスは整い、便利な街となりました。他方で、環境を意識した取り組みもなされているので、温かい雰囲気が残る街といえるでしょう。このようなアンケート結果をみると、「子育て環境」で全国2位にランクインした理由もわかりますよね。有名スポットも多く、休日も有意義に過ごすことのできる荒川区は、住みやすさのランキングも上位なのではないでしょうか?