横浜市の北東、東京湾岸にあり東西に長い区域を持つ神奈川区。東は横浜港、西は自然豊かな緑区、北はニュータウンのある港北区、そして南側は西区に接し、区境のすぐ向こう側には横浜駅があります。東京湾に面した地域は工場の多い埋め立て地ですが、近年「ヨコハマポートサイド地区」として再開発が進み、近代的なオフィスビルや高層マンションが次々と建設されています。少し内陸部に入ると住宅地となり、昔懐かしい商店街は今も現役。そしてさらに西へ進むとのどかな田園風景が広がる、という具合に地域ごとに豊かな表情を持っているのも神奈川区の特徴です。
かつては東海道五十三次の宿場町の一つとして栄えたこの地も、今やすっかり近代的な都市に様変わり。多くの鉄道路線や幹線道路が通り、さらには横浜駅隣接と非常に利便性の高い場所となっています。今なお宅地化の進む神奈川区は今後ますますの発展が期待されますが、住みやすさはどれくらいのものなのでしょうか。街の雰囲気や特徴は皆さんにどのようにとらえられているのか、アンケートをとって調べてみました。
都市開発が進む一方、旧東海道沿いには昔の面影も残す神奈川区。その街並みにはどんな特徴があるのでしょうか。
神奈川区はタワーマンションや一戸建てが混在しており駅前には商店街などがあり昔ながらの風情も持ち合わせた街並みとなっています。(30代/女性/専業主婦・主夫)
古き良き時代の雰囲気が残る商店街や、住宅街、ビルが立ち並ぶ街並みです。(40代/女性/パート・アルバイト)
ベイエリアは都会的な街並みが見受けられ、都市計画的にもキレイに整備された街並みが特徴的なエリアです。(30代/男性/士業(弁護士・会計士など))
神奈川区は夜景がよく見れます。第一京浜を子安方面に行き、海の方へ行くと横浜ベイブリッジが見えます。一方、JR東神奈川駅西口の駐輪場からイオン方面から見る景色も近代の町並みぽくなかなかいいです。(30代/男性/技術系)
神奈川区の街並みは、京浜工業地帯の一部でもあるので多くの工場などがありますし、ヨコハマポートサイド地区は再開発で高層ビルやマンションなどが建設され近代化が見られる一方で旧東海道沿いにはこの辺りは古くは宿場町として栄えた場所であり、昔ながらの旧跡も見られる地域です。(50代/男性/自営業)
神奈川区は下町の雰囲気です。東神奈川周辺も高層マンションが建っていますが、昔からの街並みを守っている六角橋や大口といった地域があります。また、静かな雰囲気のある街並みです。(30代/男性/技術系)
臨海部は工場やタワーマンションが建築され開発が進んでいます。夜も工場が稼動しているので夜景がキレイです。旧東海道街道の近くには、歴史のある史跡や家屋が残されており、ウォーキングイベントなどが開催されています。(20代/女性/IT系)
公園が多く自然豊かで暮らしやすいところです。街並みもきれいなところが多く歩くだけでも楽しいです。散歩にちょうどいい道がたくさんあるエリアです。犯罪率も低いので暮らしやすいです。(30代/女性/医療系)
街並みは都会的で、高層ビルが多い特徴のある地域です。住宅街などはマンションがメインとなっていますが、郊外に出ると自然の多い地域もあるので、都会と自然を楽しむ事が出来ます。(20代/男性/営業系)
昔と今が混在するのが神奈川区の最大の特徴といえそうです。かつて多くの旅人が行き交った旧東海道沿いには寺社・旧跡が多く残り、往時の面影をしのばせます。また内陸の住宅地には戦前から続く商店街があり、神奈川大学に近い学生街としてにぎわいを見せています。その一方、湾岸エリアには近代的なビルやタワーマンションが建ち並び、目の前に広がるのは近未来的な風景。一つの区内でこれほど見事に「新」と「旧」が共存しているのもめずらしいのではないでしょうか。
地域の交通の中心である横浜駅に近い神奈川区。JR・私鉄・地下鉄合わせて5路線が通っていますが、その利便性はどうなのでしょうか。
横浜市営バスの路線バスが多いです。区内を通るので、行きたい場所に行きやすいので、便利です。(20代/男性/契約・派遣社員)
JRは横浜線と京浜東北線が利用できます。京急線も運行しているので羽田空港や都内へいくのに便利です。(20代/女性/その他専門職)
バイトに行く際に電車やバスが多く、帰りが遅くても本数が多いので安心できます。(10代/男性/学生)
神奈川区にはたくさんの鉄道が乗り入れています。JR横浜線の東神奈川駅、大口駅、京浜東北線の東神奈川駅、新子安駅、また、東急東横線の反町駅、東白楽駅、白楽駅、さらに横浜市営地下鉄ブルーラインの片倉町駅、三ッ沢上町、三ッ沢下町も神奈川区にある駅です。路線バスは横浜市営バスが中心で、横浜駅西口から神奈川区の各所へとバスが通っています。(30代/女性/主婦)
この神奈川区は横浜市を構成する区の1つであり、鉄道路線やバス路線が多くあるため交通アクセスの面では非常に恵まれた環境にあります。鉄道路線ではJR横浜線や京急線など、バス路線は横浜市営バス、相鉄バスなどがあります。(30代/男性/販売系)
神奈川区は横浜市内ということもあり、交通アクセスはとても充実しており、国道1号線をはじめ国道が2本、県道などはかなり複数通っており、建設中ではありますが後に高速道路も通る予定です。また、電車・バスなどの交通機関も多く各地へのアクセスは容易です。(50代/男性/自営業)
鉄道網では、JR横浜線、京浜東北線のほか、京急本線、東急東横線、横浜市営地下鉄ブルーラインが通っており、各方面への移動が可能です。また首都高速神奈川1号横羽線が通っており、車での移動も可能です。(20代/女性/事務系)
JR京浜東北線の東神奈川駅、新子安駅、横浜線の大口駅、京浜急行線の京急新子安駅、神奈川新町駅、仲木戸駅など、東急東横線の反町駅、白楽駅など、横浜市営地下鉄の三ツ沢下町駅、三ツ沢上町駅、片倉町駅があります。(30代/男性/技術系)
神奈川区内にはJR、京浜急行、東急東横線と三路線走っています。また、横浜市営バスも充実していますので、非常にアクセスは便利になっています。特に東神奈川駅は三路線とバスの乗り換えが非常に便利になっています。(30代/男性/技術系)
横浜市神奈川区には水上バスが運行しており、「山下公園」「赤レンガ倉庫」「みなとみらい21ぶかり桟橋」「横浜駅東口」を結び、奇麗な横浜の夜景を水上から見る事が出来て。カップルや家族連れのあらゆる世代から喜ばれている交通アクセスです。(30代/男性/その他)
人口約23.7万人の神奈川県横浜市神奈川区は、隣接する自治体は全て横浜市の行政区です。神奈川区内には一般利用できる鉄道が5路線あり、神奈川区役所の最寄り駅は東急東横線の反町駅です。(40代/男性/自営業)
東海道新幹線や横浜線、東海道本線を利用出来ますので、公共交通機関でも不便はありません。東名高速道路もありますので、自家用車での移動もとても便利な地域で、交通アクセスに不便はありません。(20代/男性/営業系)
横浜F・マリノスと横浜FCの本拠地である三ツ沢公園球技場(三ツ沢公園内)は、横浜市営地下鉄ブルーライン三ツ沢上町駅から徒歩15分です。三ツ沢公園は、第三京浜道路保土ヶ谷ICから500mです。(40代/男性/自営業)
鉄道網の発達に加えバス路線も充実しており、どちらも本数が多く終電・終バスも遅いためとても便利。通勤・通学はもちろん学生のアルバイトや休日のお出かけも楽にできそうです。神奈川区内を通っているのはJR横浜線・京浜東北線と京急線、東急東横線、横浜市営地下鉄ブルーラインの5路線で駅の数は合わせて14駅。鉄道のない区西部からもバスでこれらの駅にアクセスできるので、区内のほぼどこに住んでも移動で苦労することはなさそうですね。
「神奈川区」と聞いて何があるかピンと来る人はあまり多くはないのでは?でも実は、意外と有名スポットの多い場所です。
プロサッカーチームの本拠地となっている三ツ沢公園球技場と陸上競技場が区内に位置しています。(40代/男性/会社員)
ポートサイド地区があります。この場所ではショールーム・ミュージアムがあり、街中では様々なアート作品が展示されています。(20代/男性/契約・派遣社員)
湾岸エリアにある横浜ベイクォーターは、眺望も良く、ショッピングとグルメが満喫できる有名スポットです。(30代/男性/士業(弁護士・会計士など))
有名スポットは横浜ベイクォーターです、ここは2006年8月に横浜駅東口に開業した商業施設です、ここでは散歩がてらに利用している人が多くペット連れの人にオススメになっています。(30代/男性/フリーター)
夜の夜景が綺麗なヨコハマポートサイド等があります。街区ごとに様々な建造物があり、主に集合住宅ですが多数の企業も同地区にあります。建造物はどれも独創的でユニークです。(20代/男性/クリエイティブ系)
神奈川区三ツ沢西町に三ツ沢公園があります。Jリーグの試合や全国高校サッカーの会場となる球技場や陸上競技場、横浜で唯一の馬術練習場などスポーツ施設が充実しています。(30代/男性/技術系)
神奈川区の有名スポットと言えば、横浜ベイクォーターです。なんといっても夜景が綺麗で、夜のテラスでは多くの方で賑わっています。また、テラスではペット同伴可の店も多いのでお散歩がてらにカフェなどに立ち寄る方も多いです。(20代/男性/学生)
東急東横線の白楽駅から徒歩3分にある白幡池公園は、白幡池が大部分を占め、池には魚が放流されているので、年中釣り人で賑わいます。池の周囲には桜が植えてあり、春には池に桜が反射して綺麗です。(40代/男性/自営業)
京急本線神奈川駅から徒歩15分の横浜市中央卸売市場では、毎月第一・第三土曜日の午前9時から11時までの2時間を一般人向けに、マグロの解体ショーや魚さばき方教室などを行っています。(40代/男性/自営業)
水上バスは、横浜駅東口からスタートして、みなとみらい〜ピア赤レンガ〜山下公園を経由する便と、横浜駅東口から山下公園までの直行便の2コースがあります。喧騒を離れ海上から眺める風景も味わい深いものがあります。(70代/男性/その他)
この地域で最も有名なスポットといえばやはり三ツ沢公園でしょう。約30万平米という広大な敷地には、プロサッカーや高校サッカーの試合が行われる球技場をはじめ数々のスポーツ施設があるほか、桜の名所としても知られています。ベイエリアには再開発の進むヨコハマポートサイド地区があり、高層ビルが林立する近代的な街並みを展開。ショップやレストランの入った商業施設やシーバス乗り場、アート作品の展示などもありレジャースポットとして人気です。休日のちょっとしたお出かけにもよさそうですね。
再開発が進むと街は美しく便利になりますが、その一方で古き良きものが姿を消していくのが常です。しかし神奈川区ではその両方がうまく共存する状態が保たれています。生活感のある暮らしやすい街並みはそのままに、アクセスの良さと豊かで近代的な街づくりを実現している神奈川区。利便性を求める人にとっても、居心地の良さを求める人にとっても住みやすい街といえそうですね。