神奈川県の三浦半島の根元にあり、面積が40平方キロメートルほどの市が鎌倉市になります。武家政権が生まれた場所として有名な町ですね。1192年に幕府が開かれたとされていて、語呂合わせから「いい国作ろう鎌倉幕府」と覚えた人も多いかもしれません。
政治だけでなく宗教都市としての色も濃い土地柄と言われ、鎌倉の大仏や鶴岡八幡宮などは世界的にも有名な観光スポットとして名前が知られています。
三方を山に囲まれ、南に海を望み、天然の要塞としての地理的価値が高いとされていた鎌倉市。一時は日本の中心地として栄えた町ですが、とっくの昔に戦国の世は終わっていますから、今と昔では市が持つ価値も変わってきているみたいですよ。
鎌倉市に住みたいと思う人にとって重要なのは、昔の価値観では無くて現在の町の雰囲気ですよね。そこで、今の市の素顔を探るべく、アンケートを取ってみました。テーマは住みやすさと住み心地。このテーマに深く関わる、市全体や住宅街の街並み、交通利便性、注目の観光スポットについて聞いてみました!
古都の風情と観光地としての発展都市としての側面があるようです。
神奈川県鎌倉市は、古き良き建物が多く残っており、非常に趣のある街並みです。(40代/男性/会社員)
道路がきれいに整備されていて、世界的にも有名な寺院が点在しています。(30代/女性/会社員)
鎌倉駅前には鎌倉八幡宮方面には小町通りがあり、平日でも多くの人で賑わっています。雑貨屋、土産屋等、多数あり見ているだけでも楽しいです。(30代/女性/パート・アルバイト)
神奈川県鎌倉市では、著名な観光地が多く、人出も多くて賑わいが有りますが夜になると一変し、ムーディな静かな町に変身して静かです。とくに長谷のあたりはおすすめです。(70代/男性/その他)
鎌倉市の鎌倉と言う名前は、鎌倉時代にも扱われているため、全国的に恥ずかしくない街並み作りを多くの市民が持ち合わせています。そのため、街並みの景観に対して強い意識を持ち合わせている方が多く住まわれていまして、それはまるでモデルハウスの様な住宅が立ち並んでいる様な姿であり、その姿があらゆる場所で目にする事が出来ます。(30代/男性/フリーター)
鎌倉市は古い歴史を持つ町ですので、いたるところに歴史遺産がある落ち着いた雰囲気がある一方、海や山など豊かな自然を残し、リゾート地としての一面も持っています。このように風情あふれる古い建物と自然が一体となった落ち着いた街並みが特徴です。(30代/男性/営業系)
鎌倉市の街並みは結構対象的で、鎌倉駅周囲から北鎌倉駅周辺にかけての山あいには歴史ある社寺を中心とした落ち着いた佇まいが、そして海岸部を中心として新しく活気溢れる住宅街が広がっています。鎌倉駅や大船駅の周囲には商店街やショッピングセンターも充実し、特に鎌倉駅すぐ北の小町通り商店街には様々な飲食店やお土産店が軒を連ね、日々観光客や地元住民で賑わいを見せる大変明るい街並みとなっています。(30代/男性/販売系)
神奈川県鎌倉市では、観光地で有るが故に、賑やかな場所も多いですがチョット裏通りではなかなか静かなところも有ります。夏場は海水浴客で目当ての人出も多くて賑わいます。(70代/男性/その他)
都市としての魅力と緑豊かな自然が調和し、美しい自然景観を有するまちづくりが進められています。また、次世代に継承すべき日本の歴史的風土が町と一体化し、味わい深い古都の趣を感じさせる風景が豊富に残存しています。(30代/女性/主婦)
鎌倉市には、鶴岡八幡宮や鎌倉大仏殿高徳院などの歴史的文化財があるので歴史的な街並みを堪能できるほか、鎌倉中央公園などの自然公園も充実しており、自然や歴史を感じられる街並みが特徴です。(20代/男性/学生)
鎌倉市の街並みは、とても落ち着いた雰囲気です。住宅街の隙間から見える海の景色はとても綺麗で、心が安らぎます。たまには一人旅でもしてみようかなと思う人にはもってこいの場所だと思います。(10代/女性/学生)
鎌倉市は「武家の古都」としてアピールしている通り、鎌倉幕府時代の寺社や遺構が街のあちこちに残っています。特に、鶴岡八幡宮まで伸びる若宮大路を中心に街が広がっているのは、鶴岡八幡宮から街を見下ろせばよく分かるでしょう。また、高い建物が少ないので、高台に登れば海まで見渡せます。(20代/女性/営業系)
町自体は歴史も古く、それらを窺わせる建造物も多いようで非常に雰囲気のある町のようです。一方で沢山やってくる観光客を相手にした産業も活発に行われているようです。町の景観を保ちつつ、増える人の往来を上手にさばくという、器用さを備えている町と言えるのかもしれません。
隣県とのアクセスが良く、市内では電車の他にモノレールも利用できるので他の町には無い交通手段も楽しめるみたいですね。
神奈川県鎌倉市にはJR東海道線や横須賀線、根岸線が通っていますので、都心や隣県へのアクセスも非常に便利です。(40代/男性/会社員)
鎌倉駅は江ノ電と横須賀線が通っており、バスも多く走っています。大船駅にはモノレールが走っています。(30代/女性/パート・アルバイト)
東京駅から鎌倉駅まで横須賀線で約1時間です。小田急線の江ノ電フリーパスもあり鎌倉駅~江の島を利用出来ます。(30代/女性/パート・アルバイト)
鎌倉市では、横須賀線や、東海道本線、根岸線(京浜東北線)などの路線を利用することができます。さらに、湘南モノレールや、京浜急行バスなどといった交通機関が通っています。(10代/女性/学生)
神奈川県鎌倉市へは、横浜横須賀道路です。東海道本線でも行けるアクセスの良さが有ります。観光地が多くて人出でにぎわっておりおいしいお店も多くて夏場は人が多いです。(70代/男性/その他)
鎌倉駅には横須賀線や江ノ島電鉄線が走っており、バスもたくさん出ているので観光などにも便利です。大船駅には、東海道線、京浜東北線、湘南モノレールも通っているので、多方面への移動が可能です。(30代/女性/主婦)
鎌倉市へのアクセスは、電車からはJR東日本横須賀線の大船駅、北鎌倉駅、鎌倉駅。その他東海道本線、根岸線。湘南モノレールの江の島線、江ノ島電鉄の江ノ島電鉄線などが利用できます。(20代/男性/飲食系)
鉄道網では、東海道本線、横須賀線、湘南モノレール、江ノ島電鉄線が通っており、都心部や横浜へのアクセスも良好です。また鎌倉駅からは多くのバスが出ており、市内の移動も便利です。(20代/女性/事務系)
中心となる駅は鎌倉駅です。鎌倉駅を通っているのはJR横須賀線、そして江ノ島電鉄です。もう一つ大きな駅としては大船駅があります。こちらは湘南モノレール、JR横須賀線、東海道線、根岸線がそれぞれ通っていて、都心へのアクセスも楽にできます。(30代/女性/主婦)
鎌倉市には鎌倉市北部に、湘南モノレールの始発駅や東海道本線と横須賀線の乗り換えの駅として大きな大船駅を構えていますが、鎌倉市役所までのアクセスは横須賀線の鎌倉駅です。(30代/男性/フリーター)
鎌倉市の中心駅である大船駅には、JR東海道本線、横須賀線、根岸線が乗り入れています。この3本を使えば、神奈川県西部から品川、新橋、東京など東京都心駅に容易にアクセスできます。最も早い東海道本線を使えば、大船駅から東京駅まで40分強で行く事ができます。(30代/男性/営業系)
JRの横須賀線、東海道線、京浜東北線が通っています。江ノ島電鉄や湘南モノレールもよく使用されています。道路は、国道134号のほか、横浜新道や横浜横須賀道路が通っています。(40代/男性/公務員)
市内の交通渋滞が激しいことから、市の代表駅となっている鎌倉駅の東口や周辺の貸し自転車店において自転車のレンタルサービスが観光者向けに展開されています。江ノ電や湘南モノレール等の電車がスムーズに移動を行えるメインの公共移動手段となっています。(30代/女性/主婦)
鎌倉駅にはJR横須賀線と江ノ島電鉄線が通っており、JR横須賀線を利用すれば、横浜まで簡単に行くことができます。また、市内は交通渋滞が激しいので、移動には自動車ではなく、電車のご利用がお勧めです。(20代/男性/学生)
鎌倉市へのアクセスとしては、湘南モノレールやJR横須賀線などの鉄道のほか、国道134号線、国道21号線、国道204号線などの車道が通っているので、同市内の移動にも他県からのアクセスにも鉄道と車道でのアクセスが便利です。(20代/男性/学生)
JR東海道本線大船駅から東京への直通電車が走っています。江ノ島電鉄や湘南モノレールも走っています。路線バスも京浜急行バスを中心に市内を縦断しており、大変便利です。(30代/男性/医療系)
人気観光地で知られる鎌倉市には鉄道5線があり、市の中心駅は鎌倉駅です。鎌倉駅にはJR横須賀線と江ノ島電鉄線の2駅があり、両駅は並列しています。鎌倉駅から徒歩4分に鎌倉市役所があります。(40代/男性/自営業)
神奈川県鎌倉市はJR東海道本線と横須賀線と根岸線、湘南モノレール、江ノ島電鉄等3社5路線の鉄道が利用可能で、県内では県庁所在地の横浜市、横須賀市、藤沢市から、県外からは東京や愛知県や静岡県等東海地方からのアクセスが便利です。(40代/女性/主婦)
鎌倉市に行くには、JR横須賀線かJR湘南新宿ラインを利用するか、小田急線で藤沢駅まで行き、江ノ電で鎌倉市内に戻るのが便利です。自動車で行くことに関しては、休日に慢性的な交通渋滞が発生することが多くありますので、あまりおすすめできません。鎌倉市内には鎌倉と北鎌倉の二駅があり、また、江ノ電や湘南モノレールなど公共交通機関が発達しています。バスも多く、公共交通機関で市内をほぼ網羅できます。(20代/女性/営業系)
鎌倉市は観光の街ということもあり、県外ナンバーの車で平日休日問わず交通渋滞が激しいので路線バスや電車を使うことが多いです。バスは3社、電車もモノレール合わせて3社あり本数もとても多いので、地方から市街地への交通アクセスも非常に便利です。(30代/女性/主婦)
線路沿いの風景に定評がある江ノ島電鉄や、モノレールなど、単なる移動手段だけでは無い魅力を持っているのが鎌倉市の交通手段の特徴なのでしょう。移動中に楽しみを見いだせるのは、大きな利点と言えるのではないでしょうか。昔は天然の要塞としての側面を持っていた鎌倉市ですが、今では気軽に行き来できる場所になっているようです。
全国的に名の知られている宗教建造物を上げる方が多くいました。
神奈川県鎌倉市の有名スポットは、鶴岡八幡宮です。国の重要文化財にも指定されており、若宮大路と呼ばれる参道を歩くと歴史を感じる事ができます。(40代/男性/会社員)
鎌倉時代の武家政権を支えた史跡の中で、特に鎌倉大仏殿高徳院にある高さ約11mの迫力の大仏が有名です。(20代/男性/無職)
神奈川県鎌倉市の有名スポットといえば、由比ガ浜です。有名アーティストの歌にもでてきます。(40代/男性/その他専門職)
そこは高徳院です、ここには鎌倉大仏があります、大仏の高さは11.3mで重量は121tです、仏像としては鎌倉で唯一の国宝に指定されています、観光客は日本人よりも外国人の方が多いです。(30代/男性/技術系)
鎌倉市の代表的スポットは鶴岡八幡宮です。鎌倉の中心的神社で、源頼朝ゆかりの神社です。毎日大勢の観光客で賑わっています。高徳院の鎌倉大仏も有名です。拝観料は200円です。別途20円を払えば、大仏の胎内参拝ができます。長谷寺は仏像や観音様を参拝した後、展望台に上れば海が見える壮観な景色が楽しめます。また、紅葉の時期はライトアップされきれいです。報国寺は竹林が美しい寺です。森林浴でリフレッシュできます。(30代/女性/主婦)
神奈川県鎌倉市では、観光地で有り神社仏閣が豊富でお土産屋さんも多く有ります。中でも江の島には生シラスが堪能できそのうまい味は忘れられません。又、そこからの富士山も良いです。(70代/男性/その他)
鎌倉市には、とても有名な神社やお寺などの文化財があります。中でも、牛久大仏はとても素晴らしいです。写真などで見るのとは全く違い、とても大きく迫力があります。海外からも多くの観光客が訪れています。(10代/女性/学生)
鎌倉大仏がいるのが、江ノ電長谷駅から徒歩10分の高徳院です。浄土宗の高徳院は、正式には大異山高徳院清浄泉寺といい、極楽往生・長寿に御利益があります。現在の住職は、慶応大学文学部の教授でもあります。(40代/男性/自営業)
神奈川県鎌倉市は、武家の古都鎌倉と呼ばれている事もあり、歴史的建造物が多い所です。代表的なスポットは、高徳院の鎌倉大仏、鶴岡八幡宮がありますが、他にも鶴岡八幡宮の参道である段葛、鎌倉五山の1つである寿福寺等も地元で親しまれてます。(40代/女性/主婦)
鎌倉といえば、高徳院の大仏さまです。現在の大仏さまは建長4年(1252)に鋳造されたたもので、仏像としては鎌倉で唯一国宝に指定されています。穏やかなお顔を見ていると心が洗われます。(70代/男性/その他)
鎌倉の有名スポットと言えば、鶴岡八幡宮を外すことはできないでしょう。鎌倉駅東口を左に、小町通、もしくは若宮大路を直進で行くことができます。日本三大八幡宮の一つと名高く、境内にはぼたん庭園や国宝館、石段を上がった所にある本殿の左側の宝物殿など、参拝する以外にも楽しむことができます。また、鳩の根付が入った鳩みくじを引くのも楽しいですよ。(20代/女性/営業系)
歴史的に価値のある寺院や神社などが有名どころとして紹介されていますが、中には由比ヶ浜を上げる人もいました。山でも海でも町の雰囲気作りに成功していることがうかがえますね。市内だけで四季を通して楽しめるので、観光には事欠かないようです。
時代が変われば、物の価値も変わってきますよね。そんな中で、鎌倉市は時代に合わせた魅力の発信に成功している町と言えそうです。
武家、そして宗教と硬いイメージを持たれやすい背景がありながら観光地として発展を遂げてきた所に、市と市民の生き残りの実力が垣間見えますね。海外向けの観光に力を入れ始めた日本にとって、鎌倉市民の取り組みから学べることは多いのかもしれません。
鎌倉市の風景や背景の歴史だけでなく、そこに住む人々にスポットを当てて散策してみると、新しい発見に出会える場所なのかも知れませんね。