直方市の住みやすさ
かつて炭鉱の町として栄えた直方市現在の住みやすさとは？
直方市は筑豊平野の中央エリアを占め、市内を南北に流れる遠賀川に沿って広がっています。市の東部は標高900.8mの福知山をはじめとした山々の連なる風景が見えるロケーション。直方市は自然豊かな側面を持つ一方で北九州の中心にも比較的近く、ベッドタウンとして住宅地の開発も進み、平成29年4月現在の統計で人口は57,294人です。また、直方市はかつて筑豊炭田として国内でも有数の石炭を産出していたエリア内に位置し、炭鉱の町として栄えていました。そんなさまざまな顔を持つ直方市ですが、実際に住むとなれば通勤や通学する時に使える交通手段は充実しているのか気になるはずです。さらに、休日を楽しく過ごすためのスポットはあるのか、日常生活を送る上で住みやすい雰囲気の街なのかも知っておきたいのではないでしょうか。そこで、直方市をよく知っている人や住んでいる人などにアンケートを取って、実際の街の様子について聞いてみました。
直方市の交通アクセス
アンケートの結果、直方市にはJRをはじめとして複数の鉄道路線やバス路線が充実しているようです。
・鉄道はJR九州線、筑豊電気鉄道、平成筑豊鉄道の3つの路線が利用できます。路線バスはJR九州バス、西鉄バス、直方市コミュニティバスの3つの路線が通っています。（20代/女性/会社員）
・福岡天神から高速バスが、北九州市から特急バスが運行しています。（20代/女性/会社員）
・直方市までは、小倉駅からJRで35分～45分程です。小倉駅から黒崎駅までは鹿児島本線、黒崎駅から直方駅までは福北豊線に乗り換えます。車では、200号線にて、黒崎から30分程です。（50代/女性/専業主婦・主夫）
直方市には、JR筑豊本線と筑豊電鉄、平成筑豊鉄道伊田線の乗り入れがあります。その中でも直方駅が中心駅となっています。直方駅からは、鉄道の利用により小倉駅まで約45分でのアクセスが可能です。(40代/女性/主婦)
直方市は九州自動車道・八幡インターと北九州都市高速・金剛山インターが非常に近く、直方市街から車で15分です。北九州市と筑紫野市を結ぶ国道200号線が通っており、飯塚市街まで車で30分です。また田川直方バイパスも通っているため、田川市街まで車で30分です。(20代/女性/IT系)
直方市は北九州市と隣接していて、電車でも直方駅から小倉駅まで1時間かからずに行くことができます。小倉駅は新幹線の停車駅なので、他県への移動に関しても便利なエリアです。(30代/女性/主婦)
直方市にはJR九州の筑豊本線や筑豊電気鉄道、平成筑豊鉄道といった鉄道が乗り入れており、主に飯塚市や田川市へのアクセスに利用されています。また、直方駅前のバスセンターからは福岡市や北九州市行きのバスが運行されていて通勤通学に便利です。(60代/男性/会社経営)
直方氏の代表駅は、直方駅になります。直方駅からは、JR筑豊本線を利用可能です。直方駅からは、折尾駅にて特急列車に乗り換えることにより、約1時間にて博多駅までアクセスできます。(20代/女性/美容系)
直方市の交通アクセスには、鉄道、バスなど複数あります。北九州鉄道に筑豊電気鉄道、平成筑豊鉄道とがあります。西鉄バスと九州バスとがあり、市内と市外とを運行しています。(30代/女性/販売系)
直方市には、複数の会社の鉄道と路線バスが運行しているので、公共の交通機関が利用しやすくなっています。鉄道では、JR九州の筑豊本線などがあり、交通の中心となっているのが直方駅です。(30代/男性/公務員)
JR筑豊本線、筑豊電気鉄道、さらに平成筑豊鉄道伊田線の沿線駅が市内にあります。直方バスセンターからは、小倉と天神方面行きの高速バスが発着するので、通勤や通学にも便利です。(30代/女性/主婦)
九州旅客鉄道は筑豊本線が利用できます。筑前植木駅や新入駅、直方駅が利用できます。他にも筑豊電気鉄道や平成筑豊鉄道も利用できます。平成筑豊鉄道は伊田線が利用できます。(10代/男性/学生)
直方市の鉄道路線は九州旅客鉄道、筑豊電気鉄道、平成筑豊鉄道の3線が通っています。また路線バスは西鉄バス、JR九州バス、直方市コミュニティバスの「なのはな君」が運行しています。(30代/女性/主婦)
直方市にはJR九州・筑豊本線、平成筑豊鉄道・伊田線、筑豊電気鉄道の3路線が乗り入れています。路線バスはJR九州バスと西鉄バスが市内外を運行し、交通アクセスは充実しています。(30代/女性/主婦)
筑豊電気鉄道の筑豊直方駅とJR九州筑豊本線の直方駅は近いので、行きたい方面によって使い分けることができて便利です。西鉄バスとJR九州バスの路線バスは直方駅前を拠点にしています。交通アクセスは良好です。(40代/女性/主婦)
筑豊電気鉄道の筑豊直方駅は交通アクセスの便利なところです。JR九州の筑豊本線の直方駅にも近く、行く方面によって使い分けできます。路線バスも直方駅を拠点に走っています。(20代/女性/事務系)
直方駅は、交通アクセスの良いところです。JR九州筑豊本線だけでなく、筑豊電気鉄道の筑豊直方駅、平成筑豊鉄道伊田線の直方駅が利用できます。行きたい方面に合わせて使い分けることができます。(40代/女性/公務員)
福岡県の北部に位置する直方市には、JR筑豊本線・筑豊電気鉄道線・平成筑豊鉄道伊田線の計3路線が乗り入れ、市役所の最寄駅（徒歩9分）である直方駅からは博多駅や小倉駅へ行くバスも運行しています。(40代/男性/自営業)
福岡県の北部、筑豊地方の北端部に位置しています。街の中心をJR筑豊本線が通っており、直方駅や新入など、乗り降りできる駅はたくさんあります。車では国道バイパス200号線が便利です。(30代/男性/会社経営)
直方市にはJR九州の筑豊本線が通っています。筑豊本線は北九州市の若松駅から筑紫野市の原田駅まで延びる路線です。他に筑豊電気鉄道と平成筑豊鉄道が通っていて、駅が多いところです。(40代/男性/事務系)
市内にはJR九州や平成筑豊鉄道などの鉄道路線があります。さらに西鉄バスやJR九州バスの路線バスも運行されており、車がない人でも市内や近隣地域への移動には困らないです。 (50代/男性/営業系)
直方市内を通る鉄道路線としてはJR筑豊本線と私鉄の筑豊電気鉄道、平成筑豊鉄道の3路線あることが分かりました。それに加えて、高速バスが運行されているという回答も複数見られます。そのため、小倉方面をはじめとした周辺地域に出向く時にも利便性があるのではないでしょうか。また、複数のバス会社の路線バスや市のコミュニティバスが運行されているので、市内の細かな移動にも便利です。
直方市の有名スポット
アンケートによると、直方市には産業や自然に関するものなどさまざまな有名スポットがあるようです。
・明治初期から昭和51年まで日本の近代化を支え続けた筑豊炭田の歴史を紹介する、直方市石炭記念館には多くの貴重な資料が展示されています。（20代/女性/会社員）
・「もちだんご村」は、米菓メーカーもち吉の工場敷地内にあり、美味しい焼きたてのおせんべいが食べられます。工場見学では製造工程を見ることができ、大人も子供も楽しめます。（40代/女性/医師)
・直方イオンは、商業施設でにぎわっています。福智山には、福智山ろく花公園があります。（50代/女性/専業主婦・主夫）
直方市の有名スポットとしては、「須賀神社」と呼ばれる神社が挙げられます。ここは世界最古の目撃記録が残るといわれる直方隕石が所蔵されているというたいへん珍しいスポットです。(20代/男性/販売系)
直方市には、「福知山ろく花公園」があります。この公園には、初夏にはユリ、アジサイ、秋にはコスモスや紅葉など、四季折々の草花が楽しめます。遊歩道も整備されているため、のんびりと散策できます。(30代/女性/主婦)
福智山ろく花公園は子連れに人気があります。園内は広いので、一人で散策をしていても周囲の目を気にせず写真撮影を楽しむことができます。しかし、坂道が多いので車いすで移動をするのは辛いです。(50代/男性/会社経営)
直方市には、直方歳時館というところがあります。ここは、明治期に炭鉱開発に尽力した堀三太郎氏の邸宅で、昭和期に直方市へ寄贈されました。市へ寄贈されてからは中央公民館として市民に親しまれ、ここで結婚式を挙げたカップルもたくさんいます。平成に入ってからは、生涯学習施設になりました。(40代/男性/技術系)
直方市には、直方谷尾美術館というところがあります。直方市にゆかりがある作家の作品を見ることができ、明治期を代表する日本の洋画家・青木繁の作品も展示されている美術館です。(40代/男性/飲食系)
【福知山】直方市と田川郡福智町に跨る標高900．6Mのシンボル的な山です。渓流沿いで滝もあり、四季折々の花も楽しめます。初心者向きのコースから上級者向けまでいろいろなコースがあります。(50代/男性/販売系)
炭鉱の町としての業績を知ることができる直方市石炭記念館は、複数の回答にみられました。また、米菓メーカーの工場見学ができる「もちだんご村」はさらに多くの人がお勧めしています。直方市では街を代表する新旧の産業を身近に感じられるスポットがあり、学びながら楽しむことのできる場所に恵まれています。イオンも直方市内にあるので買い物にも困らず、家族で出かけても楽しむことができそうです。一方で、福知山山ろく花公園や竜王峡など自然の中で過ごすことのできる場所がすぐ近くにあることも、直方市の魅力なのではないでしょうか。
直方市の街並み
アンケートの結果、直方市は山や川をはじめとした自然に恵まれながら、新しい街並みと古い街並みが共存していることが分かりました。
・市内には遠賀川が流れ、山々も眺めることができ、自然を身近に感じられます。新しいマンションや家屋とともに古い建物も建っていて、新旧のバランスの良い街並みとなっています。（20代/男性/会社員）
・町の中心部には炭鉱産業が華やかだったころの名残を残す街並みがあり、周辺部ではベッドタウンとしての開発が進んでいます。（40代/男性/自由業・フリーランス）
・駅付近の商店街は、昔から栄えています。少し離れると住宅地や直方感田の肉のびっくり市があり、週末のみ開店しています。（50代/女性/専業主婦・主夫）
直方市は、東側と西側を豊かな山々に囲まれています。遠賀川を中心に平野部が広がり、住宅街もありますが、田畑がところどころ残り穏やかな雰囲気に包まれています。遠賀川沿いには緑地も広がり、キャンプ場などもあります。(40代/女性/主婦)
市内、特に直方駅周辺は明治から昭和にかけて石炭の集積場として栄えた地域で、現在も当時の繁栄を思わせるレトロな近代建築が残されており、ノスタルジックな街並みが見られます。(30代/女性/主婦)
鉄鉱に関連する鉄工業が盛んなために工場が多いですが、夜になると町中が静かになります。駅舎はとても綺麗で街のイメージアップにもつながっているので今後が楽しみです。(50代/男性/会社経営)
市内中心部には、ふるまち通りをはじめ4つの商店街があります。料亭や古い商店など、昭和以前からの歴史ある建物も点在し、レトロな雰囲気を感じることもできる街並みです。(30代/女性/主婦)
遠賀川の河川敷に直方オートキャンプ場があったり、春には桜が綺麗に見られる直方市多賀公園や福知山ダム、福知山があります。直方市の中心部付近では新しいマンションも建てられています。(30代/女性/主婦)
福岡県の八女福島は古くからある大きな建物の街並みが続いております。他にも福岡県には草野、筑後吉井、等も昔の建物がいまだに多く揃っている場所が多く、とても風情がある県です。(20代/男性/フリーター)
遠賀川や福地山・六ヶ岳など、豊かな自然に囲まれた場所に市街地が形成されています。たくさんの花や草木が大切に育てられていて、健やかで清楚な街並みが広がっています。(30代/男性/会社経営)
直方駅や市役所前は桜が綺麗な街並みとして知られています。特に春になるとソメイヨシノが綺麗に咲くので、福岡からだけてなく九州各地からお花見をしにたくさんの人が訪れます。(50代/男性/営業系)
直方市では昔ながらの風情を残したレトロな街並みが残されている一方で、新たな住宅街の開発が進んでいる様子がうかがえます。また「落ち着いた雰囲気の穏やかな街並み」というような比較的静かな環境を感じさせる意見が複数の回答に見られました。福智山の山並みが見え、遠賀川の流れを感じられる自然に恵まれた街という意見も多く、直方市は穏やかに日常生活を送ることができる街なのでしょう。
新しい住宅街とレトロな街並みに加えて自然も豊かな直方市
直方市について聞いてみると、ベッドタウンとして住宅街が整備されながら古き良き時代の雰囲気も残す街並みだということが分かりました。鉄道やバスをはじめ市内外での交通アクセスが良好なので、買い物にも不自由しないようです。そのように日常生活での利便性がある街ながら、山や川の自然にも恵まれた直方市。有名スポットも多く、子ども連れで楽しんだり日頃の疲れをリフレッシュしに出かけたりするなど、休日の過ごし方も家族構成やその日の気分で選ぶことができるのではないでしょうか。
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