豊かな自然に囲まれた福岡県みやま市は、福岡県の南部に位置した町であり、周囲を御牧山や清水山などの山々に囲まれています。市のほとんどが筑紫平野に含まれる平地で、南西部は有明海に面し、有明海の干拓で開かれた低地が広がっています。また、水資源も豊富で、矢部川を中心に、飯江川や大根川などの河川が地域内を流れています。みやま市は、これらの河川により豊かな土壌と豊富な水に恵まれ、米や柑橘類といった農業がさかんな町として発展してきました。
都会の喧騒に疲れ、自然のそばでゆっくりと生活したくなったとき、この福岡県みやま市はあなたにとってぴったりな、新たな生活の場になるかもしれません。
今回は、そんな福岡県みやま市にスポットを当て、実際にこの地で生活をしている方たちにアンケートをとり、みやま市の交通アクセスや有名スポット、街並みについて回答してもらいました。この地の住みやすさについて、リサーチ結果をもとに見ていきましょう。
まずは、福岡県みやま市の交通アクセスについて見ていきましょう。アンケートの結果、良好なアクセス事情が見えてきました。
・みやま市は、福岡市、熊本市、佐賀市まで40分の圏内です。アクセスは、JR鹿児島線、西鉄天神を大牟田線、九州新幹線の『筑後船小屋駅』を利用できます。自動車なら、有明海沿岸を結ぶ自動車専用道路(有明海沿岸道路)を通るか、九州を縦断する九州縦貫自動車道の『みやま柳川IC』を利用できます。(30代/女性/契約・派遣社員)
・福岡空港への直通バスが運行しているため、旅行や出張にぴったりです。(30代/女性/契約・派遣社員)
・鹿児島本線と西鉄天神大牟田線が利用可能です。瀬高駅には特急や快速など全ての列車が停車するので、久留米には20分、福岡には60分で乗り継ぎなしに行けます。(40代/男性/会社員)
みやま市の中にはJR鹿児島本線と西鉄天神大牟田線の乗り入れがあります。代表的な駅としては瀬高駅があり、瀬高駅からは鉄道を利用すると久留米駅まで約20分でのアクセスが可能です。(30代/男性/技術系)
市内にある公共交通機関ですが、JR九州の路線や西鉄天神大牟田線の路線が走っています。かなり朝早くから運行されているので、通勤時に困る事は全くないです。タクシーもあるので、夜中の移動も大丈夫です。(20代/女性/営業系)
みやま市にはJR九州の鹿児島本線が通っているので電車で移動できます。瀬高駅が代表的な駅となっており、特急や快速も停車します。また、市内では路線バスが移動手段としてあります。(20代/男性/自営業)
みやま市の中心部には西鉄天神大牟田線が通っており比較的便利です。隣の筑後市にある九州新幹線筑後船小屋駅を利用すれば新幹線で遠方に移動することが可能になっています。(20代/女性/医療系)
みやま市の最寄り駅となる瀬高駅は鹿児島本線の快速の停車駅でもあるため、博多駅までのアクセスが便利です。また九州地方の中心地となる福岡市までも高速で1時間で行くことができます。(30代/女性/主婦)
鉄道でのアクセスが非常に便利であり、JR九州鹿児島本線の瀬高駅、南瀬高駅、渡瀬駅、西鉄天神大牟田線の江の浦駅、開駅があります。特に瀬高駅には特急をはじめとしてすべての電車が停車します。(40代/男性/事務系)
みやま市には、鉄道路線はJR九州・鹿児島本線と西鉄・天神大牟田線の2路線が乗り入れています。市内路線バスも走っており、近隣地域からのアクセスはしやすくなっています。(30代/女性/主婦)
みやま市に乗り入れている電車は、JR九州の鹿児島本線と西日本鉄道の天神大牟田線です。バスも市内を走っているので、周辺地域から市内へのアクセスは良好となっています。(40代/女性/主婦)
西鉄の天神大牟田線とJR九州の鹿児島本線がみやま市内に乗り入れています。市内を走る路線バスも使い勝手が良く、近隣市からの交通アクセスの利便性は高いものとなっています。(20代/女性/医療系)
みやま市にはJR鹿児島本線と西鉄天神大牟田線が通っています。また、堀川バスによる路線バスの利用も可能です。市内には九州自動車道と有明海沿岸道路のインターチェンジも存在します。(30代/男性/その他)
みやま市には、西鉄・天神大牟田線とJR九州・鹿児島本線の2つの鉄道路線が乗り入れています。道路網も国道、地方道、高速道路と整備され、市内へのアクセスは良好です。(30代/男性/営業系)
みやま市の交通網は充実しています。鉄道はJR九州鹿児島本線と西鉄天神大牟田線が利用可能となっており、車も道路が整備されていて市内へのアクセスがしやすくなっています。(20代/女性/医療系)
みやま市の交通事情は福岡県内でも充実しています。鉄道路線は西日本鉄道の天神大牟田線とJR九州の鹿児島本線の2路線、路線バスも市内を走り、道路網もきめ細かく整備され、市内へのアクセスが便利になっています。(30代/女性/IT系)
みやま市は電車でも車でも市内への交通アクセスが良好な地域です。電車を利用する場合は西鉄・天神大牟田線かJR九州・鹿児島本線、車は九州自動車道などの高速道路や国道が利用できます。(40代/女性/主婦)
鉄道はJR九州の鹿児島本線や西鉄の天神大牟田線を利用できます。路線バスとして堀川バスがあるほか、高齢者などを対象としたみやま市福祉バスがあります。自動車は九州自動車道の、みやま柳川インターチェンジなどを利用可能です。(40代/男性/公務員)
JR鹿児島本線と西鉄大牟田線の利用が可能で快速も停車するので、福岡市方面へのアクセスが快適です。市の東部に九州自動車道も走っているため、交通の利便性には恵まれています。(40代/女性/主婦)
市の代表駅であるJR九州瀬高駅には、熊本や博多方面に向かう特急有明が停車するので、遠方に向かう際にも困らないです。鉄道路線以外にもバス路線もあるので鉄道路線から遠い地域に住んでいる人も困らないです。(30代/男性/営業系)
みやま市の交通網は整備されていて、交通アクセスは良好です。電車はJR九州・鹿児島本線と西鉄・天神大牟田線の2路線があります。高速道路や国道なども整備されていて便利です。(30代/女性/飲食系)
みやま市へは、電車ではJR九州鹿児島本線、西鉄天神大牟田線を利用して行くことができます。高速道路や国道、地方道も整備されているので、車でも市内へアクセスしやすいです。交通の利便性は高いです。(20代/男性/公務員)
市内には瀬高駅や渡瀬駅などがあり、これらの駅にはJR鹿児島本線が乗り入れています。また江の浦駅や開駅からは天神大牟田線を利用する事ができます。一方、道路ではみやま柳川ICから九州自動車道を利用する事が可能です。(40代/男性/IT系)
博多駅からJR鹿児島本線を利用の場合、快速を利用すれば約55分で到着します。車でアクセスする場合、太宰府ICから柳川ICまで約30分移動して高速道路をおりて約7分で到着です。(20代/男性/医療系)
みやま市にある「瀬高駅」は、特急有明や快速なども停車する利便性の高い駅であり、この駅があることで、みやま市の交通アクセスが良好になっています。また、鹿児島本線と天神大牟田線が利用できることで多方面への移動が可能になっており、福岡空港への直通バスで遠出する際の大きなメリットになっていると考えられます。自然が豊かな地でありながら、電車・バス・車それぞれの交通路が整っている非常に住みやすい街だと言えるでしょう。
次に、みやま市の観光スポットについて見てみましょう。代表的な有名スポットは清水山とその周辺のようです。
・有名スポットの代表は清水山です。広い敷地内の散策を楽しみながら、清水三重塔、山門、庭園等を見ることができます。そして、平成22年に「ため池百選」に福岡県内で唯一選ばれた、蒲池山ため池があげられます。市内の農地を潤し、上流付近では、5月下旬から6月上旬にかけて、ゲンジボタルが乱舞する様子もみられます。(30代/女性/契約・派遣社員)
・清水寺三重塔です。桜の名所としても有名で、九州を代表する三重塔です。(40代/男性/会社員)
・有名スポットとしては清水寺、長田鉱泉場などがあります。清水寺の本坊庭園は国の名勝に指定されています。(30代/男性/自由業・フリーランス)
みやま市には中の島公園があり、野球場やゲートボール場が完備されています。園内には国の天然記念物に指定されているクスノキ林もあり、森林浴を楽しめます。子ども用の遊具も利用可能です。(30代/男性/その他)
みやま市には国の史跡に指定されている石神山古墳が存在します。5世紀中頃に築造された全長58.5メートルの前方後円墳で、出土した石人は国の重要文化財に指定されています。(30代/男性/その他)
みやま市には多くの公園があり、女山史跡森林公園もその一つです。展望台からは有明海や筑後平野を一望できます。森林浴を楽しむこともでき、秋の紅葉も見どころの一つです。(30代/男性/その他)
勇名スポットには清水寺本坊庭園があります。室町時代に画僧 雪舟が中国で学んだ山水技術をいかして築庭されたと伝えられている庭園で心字池を中心に周囲にモミジを配しているため秋の時期には色鮮やかな紅葉を眺める事が出来ます。(30代/女性/主婦)
みやま市には清水寺という天台宗の寺院が存在し、筑後三十三観音の札所の一つとなっています。山門と三重塔は福岡県の有形文化財に指定されています。また、国の名勝である庭園も見どころです。(30代/男性/その他)
みやま市にはお牧山公園があり、山頂からは市内を一望できます。夏にはバーベキューやキャンプといったアウトドアを楽しめますし、アスレチック遊具で遊ぶことも可能です。(30代/男性/その他)
渡瀬駅より徒歩で10分ほどの地点に高田濃施山公園があり、コンビネーション遊具が設置されているため子どもの遊び場として利用可能です。12月にはバンブーイルミネーションが行われます。(30代/男性/その他)
清水山の中腹には清水公園があり、散策を楽しめます。約1,900本の桜の木も植えられており、3月下旬から4月上旬に見頃を迎えます。70台分の駐車場があるため、車でもアクセスできます。(30代/女性/その他)
要川公園は源平の合戦が行われた場所と言われており、石碑が建てられています。園内には遊歩道が整備されているため散策を楽しめますし、春には桜の花も見られます。水遊び場の利用も可能です。(30代/男性/その他)
天然の炭酸湧水を飲むことができる長田鉱泉場が有名です。炭酸の含有量は日本一で、胃腸病に効能があるとされており、江戸時代から愛飲されていました。鉱泉水で作られたコーラやラムネも販売されています。(20代/女性/フリーター)
全体を通して多くの人が有名スポットとして挙げていたのは清水山です。お寺や塔などの建築物だけでなく、庭園やぼたん園といった自然も魅力のひとつのようです。心を休めたくなったとき、ふらっと立ち寄れる癒しのスポットがみやま市にあることがわかります。
では、街並みはどうでしょうか。アンケート結果から、みやま市は自然が豊かな街並みが非常に魅力であるということがわかります。
・みやま市は農業が盛んで田畑や自然の多い昔ながらの街並みとなっています。(40代/女性/専業主婦・主夫)
・みやま市は米作やみかん、ナスやセロリなど農業が盛んな地域なので、自然豊かな街並みとなっています。(30代/男性/自由業・フリーランス)
・たくさんの自然を感じることができ、自分のペースで生活できる町並みになります。(30代/男性/自営業(個人事業主)
みやま市の東側と南側は山々に囲まれ、常に自然を肌身で感じられる環境にあります。瀬高駅を中心に住宅街が広がっていますが、住宅街の外側には田畑が広がり穏やかな雰囲気です。(30代/男性/技術系)
みやま市は、城下町として栄えた地域ですので、その昔ながらの趣のある街並みが残っています。明治、大正のころに建築された和洋折中の建物が多く並んでいます。また多くの社寺が残っています。(20代/男性/医療系)
みやま市の魅力はなんといっても豊かな自然です。農業がさかんな街ということもあり、雄大な自然からは四季の移り変わりを感じることができるでしょう。自然を感じ、地場の食材を活かした食事を楽しめるのは、とても贅沢な暮らしと言えそうですね。
福岡県みやま市は、なんといっても自然が豊かであることが魅力です。アンケートからもわかるように、その自然に癒され、自分のペースで生活できていると回答した人はとても多かったです。そして、交通アクセスが充実しているところもみやま市の大きな魅力です。雄大な自然を残しつつ、不便を感じない充実した交通の便がみやま市にはあります。
自然に囲まれ、ゆったりと時間の流れる環境につくられた住宅街での住み心地は抜群。時間に追われない生活を求めるなら、みやま市での生活を検討してみてください。