福岡県田川郡添田町は福岡県の中心に位置しています。田川郡の南側にあり、筑紫山地を隔てると大分県がすぐそこです。町はほとんど山間部で、寒暖の差が激しいエリアであり、特に冬場は氷点下になることも少なくありません。しかし夏は非常に過ごしやすく、熱帯夜になることもめったにありません。かつては炭鉱の町として多くの人口を抱えていましたが、炭鉱はすべて閉山し、今では農業を営む世帯が多い町となっています。修験道信仰の場として有名な英彦山や英彦山神宮、岩石城など歴史ある建造物が多い町で、国指定の重要文化財となっている古い家屋も存在しています。公園が多いうえ中心部には商業施設があり、教育関連施設も充実しています。そのため、子育てには最適です。また、九州各地へのアクセスも良く、山間部という言葉からイメージする不便さをあまり感じずに生活することができます。美しい自然と歴史ある街並み、そして農業が盛んなため新鮮な農作物が手に入りやすいのが添田町です。そんな添田町について、アンケートを実施してみました。
添田町の交通アクセスについてアンケートを取ったところ、電車・バス・車を含め、アクセスには恵まれているという回答が集まりました。
・西鉄バスと添田町バスが運行しているので、たくさんの路線があります。(30代/男性/公務員)
・九州自動車道や東九州自動車道が利用できるので、九州全域にスムーズに移動できます。博多駅から篠栗線快速直方行きに乗り、新飯塚駅で後藤寺線に乗り換えます。添田駅で降ります。(20代/女性/公務員)
・博多駅、小倉駅、久留米駅、日田駅からJRで添田駅まで路線の利用が可能です。また添田駅と天神、小倉駅が西鉄バスでつながっています。お車でお越しの際は福岡からは国道201号線経由、小倉からは国道322号線経由、久留米からは大分自動車道、日田からは国道211号線でアクセスすることが出来ます。(30代/男性/会社員)
JR九州の日田彦山線「西添田駅」「添田駅」「観遊舎ひこさん駅」など5駅が利用可能です。鉄道以外では西鉄バスが運行されており、町中心部と町内各地を結ぶ添田町バスも走っています。(30代/女性/主婦)
英彦山のふもとにある添田町までは、車で福岡市内から1時間30分、北九州市小倉から1時間10分のところにあります。東九州自動車道の行橋ICからだと、国道201号線経由で約40分です。JRでは、博多駅・小倉駅からともに1時間半ほどで到着します。(50代/男性/事務系)
福岡市内より鉄道利用の場合、福北ゆたか線、筑豊本線、後藤寺線、日田彦山線経由で1時間半程度です。車での場合には国道201号線経由で所要時間は、1時間半程度です。(40代/女性/主婦)
JRで添田駅まで来る場合は、小倉駅から日田彦山線を利用するルートがあります。また小倉駅からは西鉄バスで行くルートもあり、後藤寺バスセンターを経由して約2時間で到着します。(20代/男性/学生)
鉄道は、JR九州が開通しています。国道・県道や九州自動車道などの大きめの道路も完備されているので、車やタクシーなどでのアクセスも便利です。バスは、西鉄バスが利用できます。(30代/女性/事務系)
添田町は九州旅客鉄道の日田彦線が通っており、比較的便利です。また西鉄バスや添田町バスなども運行しているので、川崎町方面や市の中心部への移動に利用する事が出来ます。(30代/女性/主婦)
日田彦山線が走っています。町内には駅が5つあり、中心駅は添田駅となっています。バス路線は、町内をまわる西鉄バスと添田町バス があります。高速道路や空港は町内にはありません。(10代/男性/学生)
6町1村からなる田川郡の最南端に位置するのが添田町、添田町の主要道はJR日田彦山線に沿って走る県道95号(添田町から同郡福智町)、県道95号は田川市へ行く際にも利用、春にマラソン大会が行われる大任町へ行く際は県道34号が便利です。(40代/男性/自営業)
中心駅である添田駅をはじめとして5つの鉄道駅が存在し、JR九州の日田彦山線が通っているので大分県への移動もしやすいです。「添田町バス」と呼ばれるコミュニティバスの利用も可能です。(30代/男性/その他)
添田町の公共交通機関としてはJR日田彦山線が町内を通っていて、町の中心地域には添田駅と西添田駅の2駅があるので便利です。また西鉄バスのほか、町が運営する添田町バスもあるため町内の移動にはバスも利用できます。(40代/男性/自営業)
福岡県の中央部に位置する田川郡添田町、町内で利用できる鉄道駅はJR日田彦山線の5駅、町役場の最寄駅で町の中心駅は徒歩10分程の添田駅です。添田駅バス停留所からは、役場などを経由するコミュニティバス3ルートと川崎駅などを経由する西鉄バス筑豊が運行しています。(40代/男性/自営業)
JR九州の日田彦山線が整備されています。エリア内には複数の駅が設置されており、鉄路を利用しやすい環境です。また、西鉄バスや添田町バスがエリア内を走っていますから、日常の交通手段として重宝されています。(40代/女性/主婦)
山間部と聞くと、どこへ行くにも不便なのではないかと思ってしまいますが、添田町は町営バスと民間のバス、そして鉄道のアクセスに恵まれていて、気軽にいろいろな場所へ移動することができます。また、国道や高速道路も使いやすく、車での移動もしやすいのが魅力的です。
アンケートの結果を見ると、英彦山や英彦山神宮を有名スポットとして挙げる人がたくさんいました。また、添田公園の桜も春の行楽スポットとして有名です。
岩石山のふもと辺りにある添田公園は山谷林泉を生かした自然公園です。美術館と展望室を備えた岩石城は展望浴室と子ども室を備えたそえだジョイがあり、英彦山同様に町の有名スポットです。(30代/男性技/会社員)
・英彦山からスロープカーで15分の場所にある、英彦山神宮奉幣殿は国指定の重要文化財です。(30代/女性/専業主婦・主夫)
・桜の名所である添田公園が有名スポットです。シーズンには多くの人が集まります。(20代/男性/会社役員)
英彦山は、羽黒山・大峰山とともに日本三大修験山とされ、山伏の修験道場として栄えました。北岳・中岳・南岳の3つの峰があり、南岳が1,199mで最高峰です。山の中腹に英彦山神宮奉幣殿があって、多くの参拝客が訪れます。(60代/男性/その他)
英彦山の中腹にある「旧亀石坊庭園」は、室町時代に雪舟が作庭したと伝わる庭園で、国の名勝に指定されています。山を借景とした、広さ699平方メートルの池泉回遊式の庭園です。(60代/男性/その他)
標高1199mの「英彦山」は日本百景、日本二百名山の一つに数えられています。また、三大修験道の一つとして、古来より神の山として多くの人々の信仰を集めてきました。(50代/男性/自営業)
野球やサッカーやグラウンドゴルフといった幅広い世代が楽しめるそえだスポーツランドがあります。リーズナブルな利用価格と夜間でも利用できる環境が整っていますのでイベントが企画しやすいです。(30代/男性/飲食系)
岩石山のふもと辺りにある添田公園は山谷林泉を生かした自然公園です。美術館と展望室を備えた岩石城は展望浴室と子ども室を備えたそえだジョイがあり、英彦山同様に町の有名スポットです。(30代/男性/技術系)
JR添田駅の正面にみえる岩石山のふもとにある岩石城は360年の時を超え蘇った城ですが、中身は保健センターと美術館で、町民の健康増進と町の活性化に役立っているスポットです。(20代/男性/公務員)
岩石城と呼ばれるスポットが特に有名です。お城の天守閣部分である3階は展望所になっており、1階では様々な芸術家の作品が展示されています。入場無料で誰でも見学する事が出来ます。(20代/女性/医療系)
添田町に鎮座する英彦山神宮は正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命を主祭神としており、「彦山権現」という通称で呼ばれています。境内には奉幣殿や銅鳥居など、重要文化財が多数存在します。(30代/男性/その他)
英彦山神社は、英彦山の中腹から山頂にかけて上宮、中宮、下宮、奉幣殿がある神社です。奉幣殿は細川忠興が寄進したもので国宝になっています。また、紅葉スポットにもなっていて、紅葉の時期には多くの観光客が訪れます。(20代/女性/医療系)
英彦山が有名スポットで、四季折々の自然が広がっています。ドライブコースとしても知られていて、花見シーズンには多くの人でにぎわいます。春には桜、秋には紅葉が楽しめ、たくさんの人が写真撮影に訪れます。(20代/女性/飲食系)
英彦山神宮が有名です。境内にある奉幣殿や銅鳥居は、国の重要文化財に指定されています。また、英彦山そのものは日本三大修験山に数えられています。麓では、毎年11月に『男魂祭』が開催されています。(20代/男性/技術系)
添田町の有名スポットといえば、街の南東部に位置している霊峰英彦山(ひこさん)です。英彦山は標高1200メートルほどの山ですが、古来から修験道のメッカとして知られていて日本三大修験山のひとつにも数えられています。中腹にある「英彦山修験道館」では、当時の山伏たちの残した資料などを見ることができます。また英彦山の中岳山頂には、英彦山神宮の上宮があります。(40代/男性/自営業)
英彦山は日本百景のひとつにも数えられ、多くの観光客が訪れるスポットです。そのような有名なスポットが自分の住んでいる街にあるということは多くの人の誇りとなり、また町の人々も何かの折には訪れて自然の美しさを堪能しています。
添田町の街並みについて聞いたアンケートでは、自然が豊かだという声と、歴史ある街並が美しいという声が半々でした。
田舎のような長閑な町並みを残しながら、交通機関などを発達させているので、寂れた印象が全くありません。英彦山などがあるので、自然はかなり豊富です。それらを目的とした観光客も多いです。(20代/男性/会社員)
・洗練された印象の景観が広がっているため、ロマンチックな雰囲気がある町並みです。のんびりしている空気感があり、穏やかな人がたくさん住んでいます。(40代/男性/医師)
・農業を中心とした町で緑の自然豊かな街並みです。絶景スポットも多数で、自然に囲まれています。(20代/女性/公務員)
添田町の魅力といえば修験道で有名な英彦山がそびえる自然溢れる街並み。英彦山は標高1,199mの山で日本百景・日本二百名山の一つで日本三彦山に数えられています。登山も人気ですが、スロープカーも通っているため、子どもから高齢者まで気軽に観光を楽しむことができます。(30代/男性/クリエイティブ系)
自然と文化が融合した添田町は、古い宿場町の町並みが残る下町エリアもあります。酒やしょうゆなどを製造販売していた商家の主屋と酒造などが重要文化財として残っています。(20代/男性/公務員)
農業が中心となっている町だけあって、自然豊かな街並みが特徴です。英彦山や田畑が広がる緑の風景を楽しむことができ、ゆったりした空間で日々の生活を送ることができます。(20代/男性/学生)
福岡県の南東部に位置している町です。北九州地方最高峰の英彦山など山々に囲まれ、そこから流れ出る川により肥沃な土壌が生まれ、田んぼや畑の多い街並みになっています。(30代/女性/事務系)
町中には彦山川が流れ、山々に囲まれています。田圃や畑が広がる中に、家屋が点々とある町並みです。素晴らしい自然と触れ合うことができ、道端でカブトムシがとれたり、珍しい鳥を見つけることができます。(20代/女性/医療系)
田舎のような長閑な町並みを残しながら、交通機関などを発達させているので、寂れた印象が全くありません。英彦山などがあるので、自然はかなり豊富です。それらを目的とした観光客も多いです。(20代/男性/技術系)
添田町は英彦山山系が近いため山の多い土地柄で、とても自然環境の豊かな場所です。添田駅や西添田駅周辺は添田町の中心エリアとなっているため比較的住宅地が多く、そのほか町の各所にあちこち住宅地が点在しています。町内には田んぼや畑も多く、少し行けば英彦山があるため自然やアウトドアの好きな方にはおすすめの場所です。(40代/男性/自営業)
英彦山など多くの山々が連なる筑紫山地を見渡すことができますので、風光明媚なエリアです。添田公園は桜の名所として知られており、四季折々の風物詩を眺められる美しい街並みです。(40代/女性/主婦)
添田町は山に囲まれ、歴史ある建造物が多く残存しているところが魅力です。自然に囲まれつつ、中心部には商業施設や教育関連施設も充実しているため、生活しやすく暮らしやすい環境が作られています。
福岡県田川郡添田町は、歴史ある建物がそのまま残る住宅街を田園と山々が囲む、自然に恵まれた町です。山間部ですが、電車やバスなどの公共交通機関に恵まれているほか、車を使うと九州全域にアクセスしやすい立地となっています。全国的に有名なスポットである英彦山や英彦山神宮もあり、四季折々の自然を楽しみながら生活することができます。