カードキー(かーどきー)
カードキーとは
カードキーとは磁気で施錠するタイプの鍵のこと。
従来のシリンダータイプの場合、基本的に合鍵は誰にでも簡単に作れますし、強い衝撃で開いてしまうこともありました。また、暗証番号の入力によるテンキーロックシステムの場合は、手軽ですが暗証番号を盗まれてしまうリスクがあります。
その点、カードキーは複製がほぼ不可能なため、誰かに家に侵入されるリスクを考えるなら、信頼性の高いカードキーを選ぶとよいでしょう。
カードキーにまつわるトリビア
世界でもっとも古い鍵とされているのは、今から4000年前のエジプト錠です。かんぬきと錠を数本のピンで留めるタイプで、木製の鍵でピンを外して、かんぬきを動かして解錠しました。それ以前は、紐を複雑な結び目で結ぶことで鍵の代わりとしていたそうです。現代のカードキーとは大きな違いといえるでしょう。
日本の最古の鍵は、飛鳥時代の海老錠です。唐（中国）から伝わりました。エビが反った形に似ていることからこの名前がついたとされています。
カードキーと引っ越しのカンケイ
これから住む部屋の防犯対策は徹底しておきたいところ。特に女性の一人暮らしの場合は注意しておきたいですよね。カードキーはセキュリティ性が高い鍵なので、ピッキング対策として非常に優秀です。かざしたり差しこむだけで施錠・解錠できるので手軽でもあります。万が一カードを紛失しても、コード番号を変更することで楽に対応することができます。
近頃ではTV付きインターホンにカードキーがセットで付いている賃貸物件がマンションだけでなくアパートでも見られるようになりました。
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