日割り家賃(ひわりやちん)
日割り家賃とは
賃貸契約をした日が月の途中だった場合、当月分の家賃を日割り計算した家賃のことです。１ヶ月分をその月の日数で割ると1日あたりの家賃が出ます。それを契約日から月末までの日数をかけた金額となります。基本的には、賃貸契約では翌月分の家賃を前払いすることが一般的です。月の途中から入居する場合は、日割り家賃プラス翌日分の家賃を一緒に支払う必要があります。
初期費用を抑えるために、月末に賃貸契約を希望する人が多いようです。
日割り家賃にまつわるトリビア
入居時には日割り計算で当月分の家賃を支払いますが、物件によっては退去時の家賃も日割り計算が適応される場合があります。
ただし、「退去時は日割り計算ではなく月割りで支払う」ことを明記している契約書もあり、この場合は日割り計算での支払いはできません。入居時の契約書をよく確認し、不明であれば不動産会社に説明を求めましょう。
また、早めに退去予告をしたのであれば、大家さんに日割り家賃を交渉してみるのも、ひとつの方法です。
日割り家賃と引っ越しのカンケイ
契約の日によって当月分の家賃を日割りで計算することは一般的ですが、実は法律で決められていることではありません。なので、不動産会社ごとの契約書次第ということでもあります。
契約書によっては、たとえ入居時が1日であっても、日割り家賃ではなく1ヶ月分の家賃が発生することもあり得ます。したがって、契約書をしっかり読み、印鑑を押す前の確認を怠らないようにしましょう。納得しかねるような内容であれば、交渉してみるとよいでしょう。
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