家電リサイクル法(かでんりさいくるほう)
家電リサイクル法とは
家電のような体積の大きい不燃ごみは、通常埋め立てによって処分されています。家電の粗大ごみは、本来の役目を果たせなくなったにしろひとつひとつの部品はまだまだ再利用できるものが多いです。家電リサイクル法は、特にエアコン・テレビ・冷蔵冷凍庫・洗濯機のリサイクルを推進する法律です。家電を粗大ゴミとして処分する際、捨てる者は引き取り業者に料金を支払って処分委託せねばなりません。そして業者は引き取った廃棄家電を製造会社に送り、リサイクルに回します。
家電リサイクル法にまつわるトリビア
家電リサイクル法は全ての電化製品に適用される訳ではありません。エアコンでも、公共施設にあるような天井埋め込み型のものや大型のものは家電リサイクル法の対象外です。ほかにも大型のウインドファン、冷風気、除湿機も適用されません。テレビの場合、車載用小型テレビ、モバイル液晶テレビ、パソコン用のモニター、冷蔵庫なら業務用冷蔵庫、ショーケースなどが対象外です。判断が難しいものは必ず専門業者に連絡をして確認しましょう。
家電リサイクル法と引っ越しのカンケイ
廃棄家電の引き取り料金は、モノや業者によって異なりますが相場は大体大型テレビが3000円、冷蔵庫が6000円ぐらいです。家電リサイクル法の施行により家電を捨てるには1~2万円は必要と考えている方も多いですが、実際はこのように1万円以下で引き取ってもらうことができます。引っ越しや買い替えに伴ってまだ使える家電を捨てざるを得ない場合は、知り合いに呼びかけてみたり、ネットオークションで売りに出してみるのがいいかもしれません。
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