サービス付き高齢者向け住宅(さーびすつきこうれいしゃむけじゅうたく)
サービス付き高齢者向け住宅とは
サービス付き高齢者向け住宅とは、高齢者住まい法の基準によって登録される高齢者向けの住宅です。介護・医療との連携をもって安心を支えるサービスを提供し、バリアフリー構造などを有しています。入居対象は60歳以上の高齢者、または要介護・要支援認定者と都道府県又は指定機関に認められた同居者です。
高齢者の居住の安定を確保することを目的としており、設備・サービス・契約の3つにそれぞれの登録基準が設けられています。
サービス付き高齢者向け住宅にまつわるトリビア
サービス付き高齢者向け住宅は都道府県や政令市・中核市が登録・指導・監督を行う登録主体となります。都道府県知事が策定する「高齢者居住安定確保計画」によって登録基準が別途独自に設けられている場合があるので、あらかじめ担当窓口に確認しておくと安心です。入居者資格や提供されるサービスの内容、併設施設の種類や住宅の設備などが公開されています。実際に受けられるサービスや併設施設の充実は入居後の生活に直接関係することですから、キチンと知っておきたいですね。
サービス付き高齢者向け住宅と引っ越しのカンケイ
引っ越しの際の手続きや荷造りについては、通常の賃貸住宅への入居とほとんど同じです。入居先が決まったら、居室の広さや収納に合わせて身の周りのものを整理しておくといいでしょう。
しかしサービス付き高齢者向け住宅の場合、石油ストーブや仏壇、刃物といった身近な家財や日用品が制限されるケースもあります。持ち込みに関するルールや対応はサービス付き高齢者向け住宅物件ごとに異なるため、契約時によく確認することが大切です。
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