引っ越しそばって今でもあり?引っ越し後のあいさつを考える。
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引っ越しは進学や就職、結婚や別離など、人生の節々において行われることが多いかもしれません。誰もが新しい環境で新しい生活を始めるにあたって、かつては隣人となる方々に挨拶を行うことがほとんどでした。「長いお付き合いを」という意味を込めておそばをふるまったのもその一つです。
はたして今の世の中では引っ越し後のあいさつはどの程度行われているのでしょうか。アンケート結果から考察していきたいと思います。
引っ越したら、隣の住人に挨拶に行く?
- 1位
- はい
- 84
- 2位
- いいえ
- 16
やはり挨拶は大事?ほとんどの人が引っ越し後のあいさつをする。
最も回答が多かったのが「はい」、つまり挨拶をするというものでした。この回答を選んだ理由の中から代表的なものを以下に挙げてみましょう。
これらの回答を見てみると、一つには相互扶助という考え方がベースにあることが分かります。つまり何かあった時には助け合うという意識があり、隣人の方の信頼を得るためにも挨拶をするということです。もう一つは居住環境の情報収集という意味合いを含む場合です。隣人がどんな人なのか、あるいは生活上便利な情報を得るためといった意味合いも込めてあいさつ回りをするという考え方です。
挨拶なしという考えも一理ある?現代社会の一断片
一方で「いいえ」、すなわち挨拶をしないという回答も少なからず存在しています。こうした回答を選んだ理由を見るとあながち簡単に否定できない要素を含んでいることが分かります。
これらを見ると二つの傾向がうかがえます。一つは「人付き合いが苦手だから挨拶はしない」というもの。コミュニケーション力が云々される世相を反映していますが、こうした方は決して少なくないですよね。もう一つは隣人とのトラブルやストーカー被害を警戒して意図的に挨拶に行かないというものです。これもまさしく現代の世相を象徴するものと考えられるでしょう。
他者との共働が不要となった個人化社会にあって、引っ越しの際のあいさつは自己防衛のためには不要なものと考えられるということです。
引っ越しの時に挨拶は、その地域でどんな生活を送るかによるのか?
引っ越し時の挨拶をどうするか、アンケート結果を見る限りにおいて、その人がその地域でどのような暮らし方をするのかにかかっているとまとめることができるでしょう。
つまり、生理的に人付き合いが苦手な方が無理に挨拶する必要はないかもしれませんが、仮にその賃貸住宅に家族で何年も生活するのであれば、地域住民として近隣の方との協力関係が発生することも考えられます。こうした場合には挨拶はしておいた方が利するところが多いでしょう。
一方で女性の一人暮らしでかつ短期的にしか居住しないということであれば、むしろ自己防衛も考えて挨拶をしない方がいいかもしれません。
いずれにしても安全で快適な生活を実現したいものです。
- 調査期間
- 2014年10月16日〜10月17日
- 調査対象
- 全国の男女(年齢不問)
- 有効回答数
- 100
- 関連ワード
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