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渋川市の金井東裏遺跡は、「甲を着た古墳時代人」が発見されたことで知られています。6世紀初頭におこった榛名山噴火の際、火砕流に埋もれてしまったのです。面長な顔つきから渡来系の人ではないかと現在も研究が進められています。

渋川市は群馬県のほぼ真ん中に位置し、JR上越線、吾妻線の2路線が通っています。道路は南北に関越自動車道や国道17号が通り、東京からは高速道路利用で約2時間ほどの距離です。

渋川市は群馬県の中央部に位置する広大な面積の自治体です。ただ、もともと広い面積であったわけではなく、2006年に2月に旧渋川市と伊香保町・小野上村・子持村・赤城村などの町村が合併したことにより、伊香保温泉から赤城山西部まで広がる東西に長い市となりました。そしてこの地区は利根川・吾妻川という2つの大きな河川の合流地であったことから発展を続け、今でも県央の交通の要衝として重要な役割を果たしています。