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笠置町は4月に木津川河川敷の夜桜のライトアップをする桜まつり、8月には花火大会と木津川の灯籠流し、10月には秋まつり御神輿巡行、12月には全国ご当地鍋フェスタなど、1年を通して様々な文化的なイベントや行事が行われるようになっています。

笠置町は木津川を利用した木材運搬の港として栄え、鎌倉時代まで笠置寺は「笠置詣で」が盛んに行われていましたが、鎌倉時代末期に後醍醐天皇が笠置山を要塞としたことから焼失しています。近世になると伊勢詣での街道として賑わうようになり、笠置山登山道も整備され観光地として基盤が整い、京都府立自然公園に指定されています。

笠置町には古代の修験道場でもある笠置山が有名で、笠置山自然公園の中にあります。紅葉公園・あじさい群・秋から春にかけて笠置山から眼下に雲海を見ることができます。布目川と木津川の合流地点では甌穴と呼ばれる不思議な穴があり、できるまでに数十万年から数百万年かかるとされます。