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犬山市がある地域は、かつては犬山藩と呼ばれていました。犬山町が発足したのは1889年のことです。1954年に近隣の4ヶ村と合併したことにより犬山市が誕生しました。

犬山市には国宝・犬山城があります。築城したのは織田信長の叔父の信康で、関ケ原合戦の際には西軍の主要な拠点として利用されました。江戸時代には、尾張藩の家老・成瀬家が城主となり幕末まで9代続きました。

犬山市内には、犬山城と有楽苑茶室如庵の2つの国宝があり、総構えと呼ばれている城郭構造が特徴の犬山城下町は、江戸時代の町割りがそのまま残されています。市内には8ルートのコミュニティバスが運行されていて、市民の足となっています。