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名古屋市北区は、戦国武将、太田牛一の出身地として有名です。牛一は、大永7年（1527）、尾張国春日井郡山田荘安食村（現・名古屋市北区）に生まれます。天文23年（1554）、織田信長の家臣・柴田勝家に仕えた牛一は、後に信長の直臣となり、信長に仕える官僚となります。数々の軍記・伝記を残した牛一ですが、中でも信長の一生を記録した「信長公記」は、つとに有名です。

北区は愛知県名古屋市の北部に位置しており、名古屋市では3番名に人口が多い都市です。近年では大規模なマンションなどが立ち並び、都市化が進んでいますが、庄内川や新地蔵川、堺川など多くの河川があり、それらの周辺には未だ多くの緑があり、ユリカモメやホオジロ、ウグイスなど様々な野鳥を観測することができます。

元プロ野球選手で元ロッテ監督でもある金田正一が名古屋市北区の出身です。金田正一は「カネやん」という愛称で親しまれており、現在は野球の解説や評論などを行っています。