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赤村は1889年4月、町村制度の施行に伴って誕生しました。周辺一帯は、かつては筑豊炭田として賑わっていました。現在ではすべての炭坑が閉鎖されていますが、石炭の積み出し用に敷設された線路は観光用のトロッコ列車の運行に活用されています。

赤村で行われる神幸祭は200以上前から続いているお祭りで、里に降りてこられた神様に村を見てもらう行事です。毎年5月に行われ、独特のきやりや音頭が特徴的な、五穀豊穣と里人の多幸を願うお祭りです。

赤村は全体が戸城山などの山の中に位置していて、山地の中の村といった環境です。住宅地は赤駅や油須原駅周辺を中心に広がっていて、農業が盛んなため畑が村のあちこちに点在しています。あまり公共交通機関がないので、村内の移動には自家用車の利用をおすすめします。