東公園台(糟屋郡志免町)の2Kの賃貸物件・賃貸マンション物件情報 0件

隣町にある宇美八幡宮のしめ縄が張られた地であることから、志免という地名が付けられたとされています。炭鉱地域の中心として栄えてきました。炭鉱が全面的に閉山してからは、ボタ山の撤去に苦慮してきたところはありますが、近年では、福岡市のベッドタウンとして人口も増加しています。

志免町では第二次世界大戦終戦後から昭和32年までの間に竪坑櫓という人間の手で作られた巨大な地下への入り口を利用した石炭の発掘が行われていました。このような竪坑櫓は世界中を見ても珍しくベルギーのブレニーと中国の撫順の2つの地域でしか見ることができません。そのため今でも重要な近代建造物として志免町に残されています。またこの竪坑櫓は旧志免鉱業所竪坑櫓という名称で地元の人々に親しまれています。

志免町はかつては志免鉱業所があり、炭坑で栄えた町でした。戦後、日本各地で廃鉱となる中、志免鉱業所もそのあおりを受け、廃鉱を余儀なくされました。炭坑によって栄えた町は、昭和後期には一時、人口減少もありJRが廃線されてしまいました。しかし、福岡空港からのアクセスの良さから、現在は福岡市のベッドタウンとして栄えています。