コンクリートブロック造（CB造）(こんくりーとぶろっくぞう（CBぞう）)
コンクリートブロック造（CB造）とは
コンクリートブロックを積み上げて造られた建築をコンクリートブロック造（CB造）といいます。空洞に鉄筋を通し、コンクリートかモルタルで補強します。鉄筋コンクリート造りや木造に比べるとさほどメジャーではなく、普段見かける機会もそう多くありません。コンクリートブロック造りの建物を発見したときは目新しい印象を抱くのではないでしょうか。一級建築士でコンクリートブロック造をうまく活用する方も多く、京都には建築士の安藤忠雄さんがデザインしたCB造の商業施設があります。
コンクリートブロック造（CB造）にまつわるトリビア
一軒家の塀に使われるほか、漬物石やドアストッパーとして活用している方もいらっしゃいます。コンクリートブロックはホームセンターでも販売していますし、あまりにも身近な存在ですよね。「コンクリートブロック造（CB造）って、ほんとに大丈夫・・・？」と疑心暗鬼な方も多いはず。しかし御心配には及びません。建築に使用されるコンクリートブロックは、普段よく見るものよりも強度が高く、建築資材としては十分な素材です。
コンクリートブロック造（CB造）と引っ越しのカンケイ
コンクリートブロック造（CB造）はプレハブや簡易住宅など比較的小規模な建物に採用されることが多く、マンションや大型施設などに採用されることはありません。デザイン性にこだわった一軒家に採用される場合もあります。しかし、ブロック自体が水分を含んでいるので防湿性に劣ること、断熱性を仕込まないと熱を逃がす場がなくなること、一度建てると壁を取り壊すことができないので増改築ができないなど、少なからず欠点も抱えています。
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