1Kよりも2Kのほうが安い物件が多いのはなぜ?間取りと家賃の関係 - 間取りマニュアル | キャッシュバック賃貸

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間取りマニュアル

「広々とした部屋に住みたい」「収納力が高い部屋に住みたい」そう考えるなら間取りに注目してください。間取りとは部屋の配置のことであり、部屋の快適さを大きく左右する要素です。ここでは間取りの種類や基礎知識から、それぞれの間取りのメリット・デメリット、そして間取りの選び方など、間取りにまつわるアレコレを集めてみました。快適な暮らしを実現するためのアイデアが満載のページです。ぜひ、お部屋探しに役立ててください。

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POINT2

1Kよりも2Kのほうが安い物件が多いのはなぜ?間取りと家賃の関係

間取りは家賃を決める大きな要素です。間取りとは部屋の配置のことであり、一般に大きなお部屋や部屋数が多ければ家賃は高くなります。しかし、物件によっては1Kの賃貸よりも2Kの賃貸ほうが安いことがあります。それはなぜでしょうか。間取りと家賃の関係を考えます。

面積は同じでも間取りによって家賃は上下する

部屋の面積が広くなれば当然その分の家賃は高くなる傾向にありますが、同じ面積のお部屋であっても間取りによって家賃が上下することがあります。

例えば、1R(ワンルーム)と1Kでは同じ面積の物件でも1Kの家賃のほうが高めです。ワンルームはキッチンとお部屋が一緒の間取りで、1Kはキッチンとお部屋が仕切られたタイプになります。ワンルームと1Kを比べた場合、キッチンの仕切りがない分、ワンルームのほうが居室スペースは広くなります。1Kはキッチンだけでなく、バス・トイレ・洗面といった設備も居室スペースと仕切られている物件がほとんどです。どちらを選ぶかはそれぞれですが、自分のライフスタイルにあったほうを選ぶようにしましょう。

家賃は間取りだけでは決まらない

家賃は間取りのほかにも立地、築年数、設備などさまざまな要素によって価格が決定されます。物件によっては間取りが一緒でも家賃が変わってくることは当然ありますし、冒頭に述べたように1Kよりも2Kの賃貸のほうが安くなることもあります。

例えば、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなど生活に必要な家具家電があらかじめ備わっている部屋は、そうでない部屋に比べて家賃が高く設定されていることがあります。このほかにも駅近の物件や新築の物件は同じ間取りの部屋よりも高くなることがあります。

時代によって間取りのスタイルが違う

間取りは時代によって流行り廃りがあり、それが家賃に反映されていることもあります。現在のファミリータイプの間取りというと2LDK、3LDKなどが主流ですが、2DKや2Kという間取りはひと昔前の間取りになります。

2DKは1980年代のバブル期にファミリータイプの間取りとして多く建てられました。築年数の新しい2DK物件は極端に少なくなり、新しいものと古いものでは家賃に数万円の違いが出ることがあります。

2Kという間取りは2DKよりもさらに古い間取りです。2Kが流行したのは今から50年以上前、ダイニングキッチン(DK)というスタイルが一般化する前の時代になります。そのころは「キッチン」ということばも普及していなかったので「お勝手」と呼ばれていました。畳にちゃぶ台を置いて生活するスタイルです。

2Kという間取りは賃貸物件のなかでも最も古い間取りのひとつであり、間取りが古いということは、設備はもちろん内装や外装も古くなります。そのため、家賃は現代的な仕様の1Kと比べてずっと安く設定されている賃貸物件が多くなります。1Kではちょっと狭いと感じる人、安く同せい生活を始めたい人にとって2Kはおすすめの間取りです。