間取りを選ぶときに考えておきたい3つのこと
どの間取りが向いているかは家族構成やライフスタイルによって違うものですが、間取りを選ぶときに共通して考えておきたいポイントというものがあります。今回は「家事のしやすさ」「部屋の明るさ」「広さ」という3つのポイントに分けて、最適な間取りの選び方について考えます。
家事のしやすさ
家事は毎日行うものですから、どんな家族構成・ライフスタイルであっても重視したいポイントです。最近は家事がしやすいように間取りが考えられた部屋が増えています。例えば以前の住宅は、部屋から部屋へ移動する際に必ず廊下に出る必要がありましたが、現在はリビングを中央に置き、リビングから個室やキッチン、水回りに直接移動できるようにした間取りが増えています。こうした間取りを選べば毎日の家事が効率化するでしょう。
さらに家事を効率化するなら、頻繁に行き来する場所とのつながりを考えておくことが重要です。例えば頻繁に開け閉めする冷蔵庫はリビングから近くにあると便利でしょう。また、洗濯機を置いた洗面室とキッチンが近いと調理しながら洗濯ができます。キッチン、リビング、洗面室、玄関などをぐるりと移動できる回遊式の間取りは移動距離を短くするのに効果的です。
部屋の明るさ
日当たりの良さは方角で決まります。周りに大きな建物がないなど周囲の環境にもよりますが、一般的に南側に向いている建物ほど光を多く取り入れられるといいます。また、採光を確保するために考えられた間取りも増えています。
間取り図を見るときは、まずはバルコニーの開口部の大きさ、つまり窓がどれだけ広いかチェックしましょう。基本的に窓が広ければ広いほど明るい室内が期待できます。柱の位置も重要です。柱とはりの位置によって天井までの大きな窓(ハイサッシ)を作ることができます。高さのある窓なら、お部屋の奥まで光が入ります。
広さ
広さはお部屋の快適さを大きく左右する部分なので、お部屋選びで広さを重視する人は多いでしょう。「○畳」という数字だけを見るのではなく、部屋の形状や収納力、ドアのタイプなどをチェックして、少しでも広く使える部屋を選んでください。
収納力が高い部屋は部屋を広々と使えます。収納スペースは専有面積(自分個人の所有物として扱える面積のこと)の7~8%が目安とされ、10%あればかなりゆとりがあります。居室スペースにクローゼットや押し入れがあったり、玄関にシューズクローゼットがあったり、必要な場所に必要な収納スペースがあるかもチェックしましょう。
廊下が短い物件はその分居室やリビングの広さを確保しやすく、各部屋に移動しやすいというメリットがあります。
デッドスペースを作らないことは広々と暮らすための鉄則です。間取り図を見るときは、部屋の変形部分やドアの開閉部分など、面積に含まれても家具が置けないようなスペースがないかチェックしておきましょう。引き戸なら開口部を大きく取ることができるので、デッドスペースを少なくできます。

