新婚・同棲カップルはいつから一緒に住んでるの?
「大好きなあの人といつも一緒にいたい。同棲しちゃおうかな」。そう考えている男性・女性は少なくないと思います。そうは思っても同棲をスタートするタイミングはなかなかつかめないですよね。世の中の新婚・同棲カップルはいつから、その生活をスタートしたのでしょうか、また、どんな理由で同棲を始めたのでしょうか。
同棲の時期で一番多かったのは「つきあってから半年以内」
大手結婚支援サイトで行われた「つきあってから同棲を始めるまでの時期について」のアンケート調査を見てみると、同棲を始めたのは「つきあってから半年以内」と約半数が答えています。さらに「つきあって3か月以内」という早い時期から同棲生活を始めたカップルも多くいました。
一方で同棲までに1年以上かかったカップルは割合としては少ない結果となっていました。もしかしたら1年以上つきあったカップルは同棲せずに「結婚してから一緒に住む」ケースが多いのかもしれません。
同棲の理由で多いのは「経済的な理由」と「結婚生活のシミュレーション」
では、どんな理由で同棲を始めたのでしょうか。アンケートで多かった答えは「経済的な理由」と「結婚生活のシミュレーション」という2つでした。
経済的な理由ということでは、一緒に住むと家賃や光熱費、食費などが半分になって節約できることが大きいようです。これは学生や社会人になりたての、お金に余裕がないカップルに多いようです。また、相手が職を失ってしまい生活に困ったからという理由で同棲生活をスタートするカップルも多くいるようです。
「同棲生活を送って2人暮らしに慣れていれば、その後の結婚生活もスムーズに進めることができる」。これが結婚生活のシミュレーションという理由の中身です。そのほか、結婚の貯蓄のために同棲生活をはじめたというケースもありました。
なんとなく流れで同棲というケースも多い
明確な理由がないケースもあります。それは
つきあう→恋人の部屋に頻繁に通う→そのまま居続けて帰らなくなる→結果的に同棲になった
という「なんとなく流れで同棲を始めた」ケースです。「一緒に住む」というとなんだか大きな決断のように思えて慎重になってしまうかもしれませんが、意外と気軽に始めている人も多いようです。
ただ、この場合、賃貸の契約に違反している可能性があります。恋人と泊まることが多くなって半同棲生活が始まったときは、2人暮らしができる部屋を新たに探したほうが、トラブルにならなくて済みます。
同棲を切り出しやすいのは「賃貸の契約更新時」
では、同棲を考えている人は、いつ、そのことを切り出せばよいのでしょうか。
おすすめなのが相手の賃貸の契約更新時です。契約更新時は更新料(だいたい家賃の1か月分)がかかります。いつか同棲を考えているなら「せっかくだからこの機会に同棲しようか」と言えば、相手にとってタイミングがいいので、前向きに検討してくれるのではないでしょうか。同様に引っ越しをするタイミングも同棲を切り出しやすいといえます。
「同棲したい」と相手に告げると「結婚を意識する」と考える人も多いようです。恋人に同棲をOKしてもらうためには適切なタイミングを見極めることが大切でしょう。