カップルが部屋部探しでケンカしないために心がけること
同棲生活をスタートするためには部屋探しが一番に重要です。好きな相手と一緒に暮らす部屋を選ぶわけですから、どんな部屋がいいのか考えるだけでも楽しくなってくる人もいるでしょう。しかし、この部屋探しで意見が衝突したり、場合によってはケンカにまで発展したりするカップルは少なくありません。部屋探しでもめる理由はどんなものがあるのでしょうか。また物件選びの際にケンカしないためには、どんな点に注意すればよいのでしょう。
事前に2人で優先順位をつけておく
「家賃」「間取り」「築年数」「立地」「家具・設備」。部屋探しのときにこだわりたいポイントをあげればキリがありません。こだわるポイントは人によってさまざまです。一緒に生活することは自分1人の意見では決められないこともあります。そのことを意識しておかないとケンカなどのトラブルになるかもしれません。
トラブルを未然に防ぐためには物件を選ぶ条件に優先順位をつけておくことがおすすめです。2人でこだわりたいポイントを書き出して、そこに優先順位をつけておきましょう。そうすれば、2人の譲れない点と妥協点が明確になります。
下見は必ず2人で行く
気に入った物件が見つかったら、不動産会社を訪問するときは必ず2人で行きましょう。2人で選んだ物件がすでに借りられていたり、下見をしてみたらイメージと違ったりすることが少なくないからです。あとで2人の間でトラブルなることを避けるためにも、同棲相手と下見をして、お互いに納得した物件を借りるようにするとよいでしょう。
お金について話し合っておく
同棲のトラブルで最も多いのは「お金」に関することです。いくら好きな人といってもお金についてはルーズにしてしまったり、なぁなぁにしてしまったりすると後々大きなトラブルに発展しかねません。お金について2人の間で明確なルールを決めておきましょう。
家を借りるときには家賃、ふだんの生活では食費などの生活費など。こうした費用について2人の間で、どのように負担していくのかをきちんと話し合います。そうして、お互いがお金について納得した状態にしておくことが大切です。
部屋探しについて男女の違い
住まい探しのときには「譲れないポイント」をあらかじめ女性に出して貰った方が上手く進むようです。部屋を決めるには、セキュリティーや洗面台、キッチンなど女性には外せないポイントが多く、そのためこだわる人が多いからです。
一方、男性は部屋のハード面(機器類やシステムなど)などにはこだわりますが、細かい点については譲歩する人が多いようです。そもそも、男性は部屋探しに消極的な人も少なくありません。こうした男女間の考え方の違いや温度差が原因でトラブルが起きることもあるようです。
彼女だけが張り切ってあれこれ決めてしまうと彼はないがしろになってしまいます。一方で、彼氏は彼女に任せきりだと、彼女から「同棲したくないのかも」「頼りないな」などと思われてもしまうかもしれません。恋愛はお互いの歩み寄りが大切だといいますが、部屋探しについても同じです。お互いに歩み寄り、相手を尊重することで、楽しい同棲生活が送れるといえます。