新婚カップルの新居探しの時期と流れ
新婚の部屋探しはタイミングが重要です。結婚式の前後は結婚式の準備をはじめ、役所への届け出や両親へのあいさつなどやるべきことが多く、非常に慌ただしくなるからです。新婚カップルが引越しをする場合には、どのタイミングで部屋探しをすれば、スムーズに引越しを済ますことができるのでしょうか。余裕をもって半年前、遅くとも3か月前にはスタートしましょう!新婚カップルが新居探しを始めるタイミングで多いのは挙式の半年前です。慎重なカップルでは挙式の1年前から新居選びをスタートするケースもあるようです。結婚式の直前は式の準備に追われるため、遅くとも3か月前には具体的な行動を始めましょう。新居探しを考えたら、最初の時期は、2人の間で意見調整に時間を使ってください。生活スタイルや考え方によって住みたいエリアや家賃(購入価格)、周辺環境などのこだわりは違います。お互いの希望を出し合い、相談しながら優先順位をつけていきましょう。
2~3か月前には物件を調べる
挙式の2~3か月前は実際に新居探しをスタートする時期になります。2人で絞り込んだ希望条件に照らして物件を探していきます。忙しいとは思いますが、必ず2人でそろって物件を見る時間を確保してください。
物件の下見をするときはチェックリストを持参するといいでしょう。「日当たり」や「防音性」「収納力」「セキュリティー」「エアコン」「キッチン」といった物件の性能や設備をチェックします。物件だけでなく人通りや騒音など周囲の環境を調べておくことも忘れないようにしましょう。下見が終わり、気に入った物件が見つかれば契約です。
解約予告期間を確認し、挙式1か月前までに引越す
挙式の1か月前までには物件の契約から引越しまでに済ませておくのが理想的です。1人暮らしの場合は管理会社や大家さんに退去願をすることになりますが、解約予告の告知期間については、きちんと確認しておきましょう。
一般的に解約予告は解約の1か月前ですが、2か月前や3か月前という契約書もあります。契約内容をよく確認しておかないと、今の家賃と新居の家賃を支払うことになってしまうので注意してください。
引越しするときは2週間前には荷造りを開始しましょう。同時に家具・家電の購入、役所への転出届、電気・水道・ガスに関する手続きなども進めましょう。
同居してから挙式するのが多数!そのメリットとは?
新居への引越しが決まってすぐに入居するケースもあれば、挙式が終わってから引越しするというケースもあります。
一般的に多いのは同居が先のケースです。「好きな人と早く同居生活を始めたい」という理由があるようです。共働きが増えた現在、お互いに仕事で忙しくなかなか時間が取れません。一緒に住んでいることで式の打ち合わせもスムーズになるでしょう。
一方、結婚式後に住み始める理由には「けじめをつけるため」「両親の心の準備」といった理由があげられます。このようにパートナーと一緒に住み始めるタイミングもカップルによってそれぞれです。同居のタイミングについても話し合っておくといいでしょう。