新婚生活スタートに必要な費用はいくら?
希望に胸が膨らむ結婚生活。しかし、結婚式や新婚旅行など、結婚には何かとお金がかかります。だからこそ、忘れてはいけないのが「新生活」にかかる費用です。新生活をスタートするためにはどれくらいのお金が必要になるのでしょうか。新居で必要な費用を確認してみましょう。
新居(賃貸住宅)にかかる費用一覧
賃貸を借りるときは、まず家賃を気にすると思いますが、家賃以外にもかかる費用はたくさんあります。それが以下のようなものです。
- 前家賃(最大で家賃の1か月分)
- 礼金(家賃の0~2か月)
- 敷金(家賃の2~3か月)
- 仲介手数料(家賃の0.5か~1か月)
- 火災保険などの加入料(2万円程度)
- 駐車場代(敷金1か月分+前家賃1か月分程度)
- 玄関鍵の交換費用(1.2万円~3万円程度、貸し主の負担にしてもらうように交渉可能)
- 引越し費用
新居を借りるために必要な費用は家賃の2~7か月分
新居を借りるには最初にどれくらいのお金が必要なのでしょうか。これは物件によって幅がありますが、一般的には家賃の3~6か月分程度が相場のようです。新居に必要な初期費用はこれを目安にするといよいでしょう。例えば、家賃が10万円の賃貸の場合、30万~60万円の初期費用が必要ということになります。
家具・家電購入費用の平均は「78.1万円」
新生活にかかる費用は賃貸費用だけではありません。家具や家電を購入するお金も必要です。
新生活リクルートブライダル総研の「新生活準備調査2014」によると、新生活のためにかかった費用は平均78.1万円。その内訳をみるとインテリアや家具の購入にかかった費用は44.6.万円で、家電製品の購入にかかった費用は36.9万円となっています。
これに新居の初期費用である30~60万円を足すと、新婚生活の住居と家具・家電などの費用の合計は、家賃が月10万円の賃貸の場合で、110~140万円程度のお金が必要になります。
親からの支援は平均182.8万円
ただし、これだけではありません。挙式費用や新婚旅行費や細かな出費も入れると、さらに100万円ほどが必要になります。
この費用も入れると、家賃が10万円の賃貸の場合で、新婚生活のために必要な費用の最終的な合計は200万円以上になります。
このように結婚はたくさんのお金が必要なため、親からの援助を受けている人も少なくありません。親ごころゼクシィ「結婚費用とご祝儀・親の援助」によると、援助総額の平均は182.8万円になっています。
キャッシュバック賃貸なら費用の節約もできる
結婚にかかる費用の総額を少しでも減らすために、「キャッシュバック賃貸」で新居を選んでみるものよいかもしれません。キャッシュバック賃貸とは、入居者全員に1万円以上のキャッシュバックがもらえるサービスです。キャッシュバックの金額が家賃を大きく超える賃貸も珍しくありません。初期費用を節約するために利用してみるのもよいでしょう。