ルームシェアに向いているタイプとは
テレビや雑誌、賃貸情報サイトなどでも頻繁に取り上げられている「ルームシェア」。楽しそうに生活している姿を見て、「自分もルームシェアをしてみたい!」と憧れている人も多いでしょう。一方で、ルームシェアには向いている人と向いていない人がいるのも事実です。どんな人がルームシェアに向いているのか、ここでは詳しく解説します。
精神的に自立している人
ルームシェアの第一条件となるのが「自分のことを自分でできる人」です。ただし、家事全般ができる必要はありません。それは、これからのルームシェア生活で少しずつ学んでいけばいいでしょう。身の回りのことは自分でできたり、家事などを誰かに丸投げしたりしない、つまりは他人に依存しない人間であることが条件といえます。また、家賃や光熱費などを期日通りにキッチリと支払える人でなければなりません。その意味では責任感があることも重要な条件であるといえるでしょう。
人と接するのが好き
友人や他人と一緒に生活するルームシェアは、人と接することが好きな人に向いているといえます。ただし、コミュニケーションが好きだからといって、必ずしもルームシェアに向いているわけではありません。ルームシェアはみんなで過ごす時間も大切ですが、同居人の都合を考えずに干渉しすぎるのはトラブルの原因となります。適度にコミュニケーションを楽しみつつ、ルームメイトのプライベートを尊重することも必要です
自分の言いたいことを伝えられる
ルームシェアでは、ルームメイトと、時には衝突することもあるでしょう。その際、自分の意見をしっかりと主張できないとストレスを抱え込んでしまいます。ルームメイトに遠慮したり、我慢して自分の言いたいことを言えないようなら、自分がどういう人間なのか伝えることができません。共同生活をしている以上、時にはトラブルがあるかもしれませんが、それはお互いのことをさらに理解できるチャンスともいえます。内向的な人は、積極的に意思疎通をするように心掛けることが大切です。
異なる価値観を受け入れる寛容さがある
良好なルームシェア生活を送るには、お互いが価値観を共有することが大切です。しかし、ルームメイトの性格や背景は様々。食事や家事、生活習慣など違いがあるのは当然です。そこで大切なのは、自分とは異なる価値観を持っていても受け入れるようにしたり、相手とすり合わせる努力をすることです。裏返せば、几帳面すぎたり、他人に厳しかったり、自分の価値観を押し付ける傾向のある人は、ルームシェアには不向きといえるかもしれません。一方で、ルームシェアでは、異なる価値観をもっていた人がお互いに影響しあい、やがて共有できる価値観や強固な絆を作り上げていくことが魅力ともいえます。ルームメイトの考え方にじっくりと耳を傾け、歩み寄る姿勢さえあれば、有意義なルームシェア生活になるでしょう。