【賃貸でも一戸建て?】アパートやマンションには無い魅力!一軒家に住むメリットとデメリット

【賃貸でも一戸建て?】アパートやマンションには無い魅力!一軒家に住むメリットとデメリット

アパートかマンション。
一人暮らしのため、引っ越し先を探す場合、候補となるのはこの2種類が多いのではないでしょうか。

しかし、賃貸物件はなにもアパートやマンションだけではありません。まるまる一軒家に住むという選択肢だってあるんです。
そこで今回は、一軒家に住むことのメリット、デメリットについてご紹介します。引っ越し先の選択肢として、ぜひ参考にしてみてくださいね。

一軒家の賃貸に住む9つのメリット

 【賃貸でも一戸建て?】アパートやマンションには無い魅力!一軒家に住むメリットとデメリット

メリット1. 音を気にしなくていい

アパートやマンションなどの集合住宅に住む際、まず気になるのが音。隣の部屋の音もそうですが、自分の生活音が漏れていないかも心配ですよね。音が原因で苦情問題に発展したりというのはよく聞く話です。その点、一軒家なら、DVDを観るときにボリュームを少しくらい上げても、壁をドンドン叩かれることはないでしょう。もちろん、ご近所迷惑にならない程度にとどめてくださいね。

メリット2. 収納スペースに困らない

アパートやマンションによっては、収納がまったくない部屋も珍しくありません。自分で収納スペースを作ろうにも、タンスを1つ置いたら居住空間が半分埋まってしまった……なんてこともざらです。一軒家の場合は、なにせ一軒家ですから基本的に広く、部屋数も多め。収納スペースも充実していることが多いでしょう。

メリット3. 改修費用が安い

一軒家のなかには、数年後に取り壊しが決まっているような古い物件もあります。実は、今回読者の皆さんに知ってもらいたい一軒家とは新築ではなく、こういった物件。比較的低家賃ですし、だいたいが「定期借家」という期限付きでの契約になるので、敷金や退出時の改修費用が安く済むことが多いようです。壁に釘を刺していいのかどうかと神経質にならなくていいのは嬉しいですよね。

メリット4. DIYができる

大家さんの了承さえ得られれば、DIYを楽しむこともできるでしょう。壁の傷を気にしないどころか、好きな色のペンキを塗ったり、棚を取り付けるなんてことも。なかには、敷居を取り払って二部屋を繋げるといった大胆なリノベーションをする人もいるんだとか。自分だけの城を築いたら、友だちを招きたくなっちゃいますね。

メリット5. Airbnbなどのサービスを利用できる

実際に、宿泊仲介サービス「Airbnb」などを利用し、世界中から友人を招いている人もいます。余った部屋を活用して宿泊代を得られるだけでなく、自宅にいながら国際交流ができるなんて嬉しい限り。ただ、また貸しと解釈されてしまう場合もあります。大家さんにきちんと確認してからにしましょう。

メリット6. 引っ越し時期を選ばない

引っ越しは、基本的に2〜4月のシーズンに集中します。そのため、オフシーズンに引っ越そうと思っても空き物件が見つからないなんてことも。でも、一軒家を借りる人の数はまだまだ少数です。そのため、シーズンを通して物件数が変動しにくいという特徴があります。いわゆる穴場物件も多いので、急な引っ越しのときには不動産屋さんに相談してみるといいですね。

メリット7. 家賃交渉をしやすい

メリット6でも述べたように、一軒家を借りる人はまだまだ少数派。なかなか借り手がつかないことに頭を悩ます大家さんや不動産屋さんは少なくありません。このまま人が入らないよりは……と、比較的、家賃の交渉に応じてくれる傾向にあるようです。

メリット8. 庭付き、駐車場つき物件も

車やバイクなどの趣味があっても、アパートやマンション暮らしのために諦めているかたもいるのではないでしょうか。確かに、月々の駐車場代はバカになりませんよね。でも、庭付き一戸建てなら、駐車スペースを確保できるだけでなく、洗車だって思いのまま。夏にはBBQも楽しめそうです。そう、一軒家には、意外と男のロマンが詰まっているのです。

メリット9. ペットを飼える

「うち、賃貸だから……」という理由で犬や猫と暮らすのを諦めているなら、一軒家に引っ越しましょう。ちょっと古めの物件ならなおさら、ペット可の可能性が高いでしょう。さらに庭付きなら、犬を飼っても窮屈な思いをさせなくていいですしね。もちろん、ご近所の迷惑にならないよう、きちんと世話をするのが大前提です。

DIYができたり、ペットと暮らせたりと、一軒家はアパート・マンションにくらべ自由度が高いようです。ただ、何事も一長一短。メリットの次はデメリットにも目を向けてみましょう。

一軒家の賃貸に住む6つのデメリット

 【賃貸でも一戸建て?】アパートやマンションには無い魅力!一軒家に住むメリットとデメリット

デメリット1. 都心から遠い

都心の1Kと変わらない家賃で一軒家を借りたいと思ったら、どうしても郊外に住む可能性が高まるでしょう。職場が都心なら、必然的に通勤時間が長くなり、逆に終電の時間は早まります。上司と飲みの最中に時計をチラチラ気にして、「コイツ、付き合い悪いな」などといった評価を受けてしまうかも。ただ、築年数や外観に強いこだわりがないようなら、都心にも定期借家のような物件を見つけることは可能です。

デメリット2. 駅から遠い

一軒家があるのはだいたいが閑静な住宅地。都心から離れるだけでなく、最寄りの駅からもいくぶん遠くなるのは否めないでしょう。雨が降ったりすると、外出自体億劫に感じてしまうかも。メリット8で紹介したように、自動車があれば別ですが……。

デメリット3. 住宅街にあるため、暗い

駅前から離れてしまうため、街灯のとぼしい裏通りを歩かなければならないこともあるでしょう。都心からも駅からも遠いことを合わせると、女性を家に誘いづらいということはあるかもしれません。

デメリット4. 住居が広い分、光熱費がかかる

広いことはメリットであるとともに、デメリットも生み出します。1K にくらべ、冷暖房などの光熱費が多めにかかるでしょう。さらに、古めの物件だと建て付けが悪くなっていたりするので、冬はすきま風でかなり寒いそう。夜中、トイレに行くまでの道のりも長く感じそうですね。加えて、インターネットも戸建契約になるぶん、割高になる可能性が。

デメリット5. 窓や入り口などが多いぶん、防犯に気を使う

エントランスに管理人さんがいたり、オートロックだったりと、最近では防犯設備の整ったアパート・マンションがだいぶ増えました。しかし、一軒家の場合、すべて自分の責任で防犯対策をしなければなりません。さらに、玄関以外に勝手口があったり、部屋数のぶんだけ窓が多かったりと、戸締まりに多く気を遣う必要がありそうです。

デメリット6. 寂しい

広めの物件での一人暮らしの場合、最大の問題がこれ。広い空間と自由度の高さを持て余して、次第に寂しさがこみ上げてくることも。パートナーがいなければ、なおさらでしょう。ああ、咳をしても一人。

まとめ

一軒家に住むメリット、デメリットについてそれぞれご紹介しました。

何を優先するかで選ぶ物件は変わってくるかと思います。ただ、実際に都心の集合住宅から郊外寄りの一軒家に引っ越したかたいわく、「もうアパートやマンションには戻れない」そうです。

引っ越しを考えるときは、アパート・マンションだけでなく、一軒家も選択肢の1つとして考慮してみてくださいね。

Webの情報だけでなく、くれぐれも自分の目で物件を見て判断することを忘れずに!