セパレート(バス・トイレ別) VS ユニットバス!入居後に後悔しないためのチェックポイント

セパレート(バス・トイレ別) VS ユニットバス!入居後に後悔しないためのチェックポイント

お風呂がセパレートタイプなのかユニットバスなのかは、ワンルームを選ぶ上で欠かせない比較ポイントです。それぞれメリットとデメリットがあり、使いやすさや家賃に差があるので、人によってどちらが向いているかは異なります。

毎日使うからこそ、バス・トイレの間取りはとても重要です。セパレートタイプとユニットバスのそれぞれのメリットとデメリットをまとめましたので、ワンルーム選びで後悔しないために、しっかり比較検討してから選びましょう!

セパレートタイプとは?

 セパレート(バス・トイレ別) VS ユニットバス!入居後に後悔しないためのチェックポイント

セパレートはトイレとお風呂・洗面台が別々のタイプの間取りです。お風呂と洗面台は一体になっていて、トイレが別になっています。

ユニットバス(UB)の記載があっても、2点ユニットバスならトイレとお風呂・洗面台が別々になっているので、実質はセパレートです。3点ユニットバスの場合は、トイレ、お風呂、洗面台が一体になっていますので、同じユニットバスでも2点と3点ではまったく違います。

セパレートタイプのメリット1:湯船に浸かれる

後ほどユニットバスのデメリットで解説しますが、ユニットバスの場合はトイレとお風呂が一体となっているため、気持ち的に湯船に浸かりにくいです。セパレートタイプのワンルームは、一戸建て住宅のようにお風呂が独立していますので、ユニットバスと違って気兼ねなく湯船に浸かることができます。

湯船にお湯を溜めて浸かると、体が芯から温まり、疲れがとれやすいです。シャワーだけだとなかなか疲れがとれにくいですし、体が表面的にしか温まらないので、湯船に浸かれるかどうかはとても大きな違いです。

セパレートタイプのメリット2:体が洗いやすい

ユニットバスは湯船で体を洗わないといけませんが、セパレートタイプは湯船の外で体が洗えるので、ユニットバスよりも体が洗いやすいです。

ユニットバスの場合、一旦シャワーを止めて再度シャワーを出す時に冷水になってしまうことがありますし、体を洗っている間シャワーを流しっぱなしするのはもったいないのでゆっくり体を洗えません。セパレートはシャワーのことを気にしないでいいので、ゆっくり体が洗えます。

セパレートタイプのメリット3:トイレとお風呂を別々に使える

ユニットバスの場合、トイレとお風呂が一体になっているため、お風呂に入っていると他の人がトイレを使えません。セパレートはトイレとお風呂がそれぞれ独立していますので、順番を待たずに済みます。

2人暮らしの場合、どちらかがお風呂に入っているタイミングでトイレに行けないのはストレスになりますので、セパレートの方が住みやすいです。

セパレートタイプのメリット4:トイレ床が濡れない

ユニットバスでお風呂に入ると、トイレの床が濡れてしまい、床が乾くまで気分的にトイレを使いにくいですが、セパレートの場合はトイレの床が濡れないので、そうした心配は無用です。特に2人暮らしの場合、トイレが独立している方がお互い使いやすいので、セパレートをおすすめします。

セパレートタイプのデメリット1:家賃が高め

セパレートタイプはトイレとお風呂のスペースを別々に設ける分、ユニットバスよりも家賃が高めに設定されていることが多いです。高めといってもべらぼうに差があるわけではありませんし、セパレートにはメリットがたくさんあります。

セパレートタイプのデメリット2:掃除の範囲が増える

デメリットに挙げるほどでもありませんが、セパレートはトイレとお風呂が別々なので、ユニットバスよりも掃除の範囲が増えます。掃除が苦手な人は、セパレートは掃除が面倒だなと思うかもしれませんね。

ユニットバスとは?

 セパレート(バス・トイレ別) VS ユニットバス!入居後に後悔しないためのチェックポイント
出典:Amazon.co.jp

ユニットバスは、トイレ・お風呂・洗面台が一体になっているタイプの間取りです。
略してUBと表記されます。

お風呂と洗面台が一体になっていて、トイレが独立しているタイプは2点ユニットバスと表記されることがあるので、ユニットバスでもトイレが別のタイプがあります。3点ユニットバスは、トイレ・お風呂・洗面台が一体となっているので、一般的に認知されるユニットバスはこのタイプです。

ユニットバスのメリット1:家賃が安い

3点ユニットバスはトイレ・お風呂・洗面台をひとつのスペースに設置してある分、スペースが節約できるので、セパレートタイプよりも家賃が安めに設定されている場合が多いです。間取りが狭めのワンルームをセパレートタイプにするとなると、生活スペースが狭くなってしまいますが、ユニットバスなら生活スペースを優先することができます。

ユニットバスのメリット2:掃除がしやすい

3点ユニットバスはトイレとお風呂が一体になっているので、まとめて掃除ができます。お風呂に入ったついでにトイレの床をシャワーで洗い流せるので、掃除がしやすいです。セパレートタイプよりもスペース的に掃除範囲が少なくなるので、ユニットバスの方が掃除のしやすいさでは軍配が上がります。

ユニットバスのデメリット1:湯船に浸かりにくい

ユニットバスでも湯船にお湯を溜めて浸かることはできますが、お風呂の横にトイレがあるので、気持ち的に湯船に浸かりにくいです。ユニットバスに住んでいる方は、シャワーで済ますという方がほとんどだと思います。

やっぱり湯船に浸かるのと浸からないのとでは、疲れのとれ具体が違うので、近くに銭湯があれば、たまに銭湯でのんびり体を休ませてあげましょう。

ユニットバスのデメリット2:2人暮らしに向いていない

セパレートタイプなら、どちらかがお風呂に入っていても、トイレを自由に使うことができますが、ユニットバスは相手がお風呂に入っている間はトイレが使えません。使えないこともないですが、さすがにお風呂に入っている横でトイレを使いにくいですよね。

2人暮らしの場合、ユニットバスは不便さを感じることが多いので、セパレートタイプの方が良いかと思います。

ユニットバスのデメリット3:体が洗いにくい

ユニットバスの場合、湯船の中で体を洗うため、セパレートタイプよりも体が洗いにくいです。セパレートタイプのメリットの項目でも解説しましたが、ユニットバスで体を洗う時、シャワーを一旦止めると再度出す時に冷水になってしまうことが多いですし、出しっぱなしにするのはもったいないのでゆっくり体を洗えません。

ですので、ゆっくり体を洗いたい方には、セパレートタイプが向いています。

ユニットバスのデメリット4:シャンプーなどの置き場が狭い

ユニットバスではシャンプーの置き場が狭いので、その点が少し不便です。湯船の端などにシャンプーやコンディショナーを置くしかないので、置ける物が限られてきます。

3点ユニットバスの収納スペースを広げるには、シャワーラック、バスラック、タオルバーシェルフなどのバスアイテムが便利です。
バスアイテムをまとめた記事を公開していますので、そちらを参考にしていただければと思います。

参考:超便利!ごちゃごちゃしやすい3点ユニットバスが快適になる7個のバスアイテム

まとめ

セパレートタイプとユニットバスは、構造的にはトイレとお風呂が別々になっているだけですが、メリットとデメリットを比較してみると、大きな違いがあることがわかります。ゆっくり湯船に浸かりたい方はセパレートタイプ、家賃を抑えて掃除の手間も省きたい方はユニットバスが向いています。それぞれメリットとデメリットを比較した上で、自分に合っているタイプをお選びいただければと思います。

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