賃貸で上手にプロバイダを乗り換えるための4つのポイント

賃貸で上手にプロバイダを乗り換えるための4つのポイント

インターネットがない生活は考えられますか? 考えられませんよね。インターネットがないと調べ物ができませんし、ストリーミング動画もSNSも掲示板も観られないので不便極まりません。

今回は、引っ越しに伴うプロバイダに関するお役立ち情報です。プロバイダの乗り換えは、うまくやらないとインターネットが使えない期間ができてしまったり、お得なキャンペーンを逃してしまったりして損をしてしまいます。上手にプロバイダを乗り換える4個のポイントをまとめましたので、これから引っ越しをされる方はぜひ参考にしてください。

ポイント1:解約金の確認

プロバイダやプランによっては最低利用期間があり、期間内で解約する場合は解約金が発生します。キャッシュバックなどの特典が受けられるキャンペーンを利用して契約した場合、最低利用期間が設けられていることがあるので、解約前に確認しておきましょう。最低利用期間の長さは契約内容によって異なり、1年の場合もあれば2年の場合もあります。

もう少しで最低利用期間に達するのに解約してしまうのはもったいないので、引っ越しの日取りを決める前にプロバイダの最低利用期間と解約金を調べておきましょう。

ポイント2:キャンペーンを利用する

 賃貸で上手にプロバイダを乗り換えるための4つのポイント
出典:プロバイダ 価格.com限定キャンペーン

お得にプロバイダを乗り換えるには、価格.comなどの比較サイトで申し込めるキャンペーンを利用します。プロバイダで直接申し込むよりも、比較サイトで申し込んだ方がお得な場合があります。現金キャッシュバックや商品券がもらえたり、かなりお得なキャンペーンがたくさんあります。

キャンペーン利用時の注意点1:キャッシュバック受け取り可能になるまでの期間

キャッシュバックや商品券の受け取りは数ヶ月後になる場合が多いので、すぐに受け取れるわけではない点に注意が必要です。期間はキャンペーンによってさまざまで、受け取りが利用開始から12ヶ月目以降になるキャンペーンもあるので、キャンペーン終了期間を見て慌てて契約せず、受け取り可能になるまでの期間を契約前に確認しておきましょう。

キャンペーン利用時の注意点2:契約期間

ほとんどのキャンペーンで契約期間が定められていて、先ほど解説したように期間内で中途解約すると解約金が発生するので、契約期間も要確認です。更新期間はキャンペーンによって異なり、3年更新のものもあるので、転勤が多い方や次の引っ越しが早くなりそうな方は、解約金も含めてどのキャンペーンを利用するのが一番得なのかよく検討して申し込みましょう。

キャンペーン利用時の注意点3:不要なオプション

キャンペーンによってはオプション加入が必須のものもあります。使う予定のオプションなら構わないと思いますが、不要なオプションの場合、ムダな料金を払うことになってしまいます。オプション未加入だとキャッシュバック金額を減額される場合がありますので、申し込む前にオプション加入条件を必ず確認しておきましょう。

ポイント3:空白期間ができないように開通工事を申し込む

転居先でインターネットを使用するには、開通工事が必要となります。モバイルルーターやインターネット無料の賃貸物件(後述)の場合は開通工事が不要ですが、通常はプロバイダに申し込んでも開通工事をしないとインターネットが利用できません。現在使っているプロバイダを解約し、新しいプロバイダが使えるようになるまでに期間が空いてしまうと、その間インターネット使えないので、空白期間ができないようにするには、解約日と開通工事日を調整する必要があります。

開通工事申し込みの注意点1:引越しシーズンは予約が殺到する

引越しシーズンは3〜4月にピークを迎え、その時期はプロバイダの開通工事の予約が殺到します。この時期は開通工事が1ヶ月以上先になることもあり、引っ越してすぐにインターネットを使いたい方にとっては不便この上ありません。引っ越しシーズンにプロバイダの乗り換えをする場合は早めに予約を取る、または引っ越しシーズンを避けるのも手です。

開通工事申し込みの注意点2:同日乗り換えが可能か確認する

同日乗り換えは、旧回線の解約と新回線の開通を同日に行うことです。回線によっては同日乗り換えができず、空白期間が生じることがあります。1日や2日の空白期間なら気にしないという方も多いと思いますが、在宅ワークをされている方は1日使えないと仕事に支障が出て困りますよね。

同日乗り換えが可能かどうかあらかじめ調べておけば、スケジュール調整ができるので、現在使っている回線の撤去と新しく契約する回線の開通工事が同日にできるか確認しておきましょう。ADSLから光回線に乗り換えるなど、別の回線に乗り換える場合は空白期間なしにしやすいです。

開通工事申し込みの注意点3:料金の重複

解約月の料金を日割り計算してくれるプロバイダもありますが、日割り計算が適用されない場合、新しいプロバイダと料金が重複してしまいます。二重払いを避けたい場合は、月末に現在使っている回線を解約し、新しい回線を月初めに利用開始できるように申し込みましょう。開通工事の予約がいつ取れるかにもよりますので、早めに確認しておく方がいいでしょう。

ポイント4:メールアドレスの変更・継続

プロバイダが提供しているメールアドレスを利用している場合、プロバイダを乗り換えるとそのアドレスは使えなくなります。利用しているサービスからのお知らせが届かなくなりますし、仕事で使用している場合はメアド変更のメールを送らなければなりません。

プロバイダには解約してもメールアドレスを継続して使えるサービスがありますので、プロバイダのメールアドレスを多用している方はそうしたサービスがあるかどうか確認しておきましょう。継続の申し込みを忘れるとメールアドレスが使えなくなるので、乗り換え前に確認しておくべき事項です。

まとめ

プロバイダの乗り換えをお得に、かつスムーズに行うには事前準備が必要です。引っ越し前になって慌てて開通工事の申し込みをしても、希望の日程で予約が取れないことが多いので、早めに電話をして申し込んでおきましょう。キャッシュバックなどが受けられるキャンペーンを利用する際は、特典が受け取り可能になる期間、最低利用期間、オプション加入条件は要確認です。

インターネットをお得に使いたいという方は、インターネット利用料無料の賃貸物件を探してみてはいかがでしょう。

参考:インターネット利用料無料の賃貸物件特集