引っ越し後の新生活をスムーズに!荷解きをはかどらせる6つのポイント

引っ越し後の新生活をスムーズに!荷解きをはかどらせる6つのポイント

新生活に胸を躍らせながら新居に荷物を運びこんだはいいものの、荷解きがはかどらず、段々と疲れてしまい、気がつけばいつまでもダンボールの山が崩れない。引越しをしたことのある方の多くに、思い当たる経験があるのではないでしょうか。この荷解きがはかどらないのには、ちょっとした理由が存在します。

それは、非常に単純で荷解きのやり方が非効率的だからです。引っ越ししてから家具の配置を決める、手当たり次第ダンボールを開封するといったやり方は疲れやすく、途中で片付けがしんどくなってしまいます。さらに、引っ越し後の片付けも考えると逃げ出したくなってしまうでしょう。

しかし、荷解きのポイントさえ押さえれば、効率よくダンボールを片付けられます。そこで今回は、新居に引っ越してから効率よく片付けを進めるための6つのポイントをまとめました。これから引っ越しをされる方におすすめの内容です。ちょっとポイントを知っているだけでスムーズに片付けができるようになるので、最後までお読みいただければと思います。

ポイント(1)事前に大きな家具の配置を決めておく

ソファやベッドなどの大きな家具の配置が決まっていないと、後で動かすのが非常に大変です。しかし、事前に配置を決めておけば、引っ越し業者に指定の箇所に運び込んでもらえばいいだけなので、後で動かすといった無駄な労力をかける必要がなく、手間をひとつ省けます。

採寸をしていないと配置しようと思っていた箇所に置けないこともあるので、家具のサイズと設置場所を考慮して配置を考えましょう。細かい家具や家電は後回しでも構いませんが、大きな家具は引っ越し前に配置を決めておくのが効率のいい引っ越しの仕方です。

一番困るは家具のサイズが大きすぎて部屋に入らないパターンです。特にネットショップで新しく家具を購入するときは、サイズ感が掴みにくいのでこのミスを冒してしまう可能性が高くなります。十分に注意しましょう。

ポイント(2)ダンボールに中身を書いておく

こちらも事前準備ですが、ダンボールを開けてみないとわからない状態では、引っ越してすぐに必要な日用品などを探すの苦労してしまいます。ダンボールに中身を書いておくと引っ越し後にスムーズな荷解きができますので、必ず書くようにしましょう。

ひとつひとつの荷物を細かく書く必要はありません。「お風呂用品」「台所用品」「衣類」「リモコン類」など、ジャンルで書いておきましょう。「すぐ使うもの」「季節物」など、自分のわかりやすいように書いておけばOKです。これにより引っ越してすぐ使わないものは後回しにできるので、ムダがなくなり格段に荷解きの効率がよくなります。また、このジャンル別を意識するだけで、何をどのダンボールに入れるか明確になるため、荷造りにおいても有効といえます。

ポイント(3)ダンボールを使う場所や部屋ごとに運ぶ

引っ越しの搬入が終わったら、まずはダンボールを収納場所や使う部屋ごとに運んでいきましょう。

ダンボールを仕分けするためには、ポイント(2)で解説したダンボールに中身を書いておく必要があります。中身を書いておけば開封しなくてもどこに運べばいいかわかるので、効率よく片付けられます。

ポイント(4)すぐ使う物が入ったダンボールから開封する

 引っ越し後の新生活をスムーズに!荷解きをはかどらせる6つのポイント

ダンボールの仕分けが終わったら、日用品や衣類などすぐ使う物が入ったダンボールから開封していきましょう。目についたダンボールから開封していくと、片付けに時間がかかってその日使う物が後回しになってしまいます。

特に注意したいのが、マンガ、CD、DVDなどの娯楽品などのダンボールです。何故か忙しい時に限って、読み直したり見直したりしたくなってしまいます。これらは必ず後回しにし、生活に必要な物が入ったダンボールを優先します。

また、引っ越し当日は搬入などで疲れているので、全部を片付けようと思わずに、その日使う物を優先して片付けるようにし、落ち着いたら後回しにしたダンボールを片付けていくようにしましょう。

ポイント(5)ダンボールはひとつずつ片付けていく

先に開けたダンボールの片付けが終わらないうちに次のダンボールを開けると、物が散らかって片付けにくくなります。ひとつダンボールを開けたら中身を全て片付けきるまで次のダンボールを開けないようにしましょう。

ひとつひとつダンボールが片付けていけば、段々と作業スペースが広くなっていくため、次の作業がしやすくなります。結局、これが一番効率のいいやり方です。

また、一気に片付けようとすると気が重たくなりますし、ダンボールを片っ端から開けていくと片付けにくくなります。そのため、この日はこのエリアのダンボールを片付けるというように、その日の目標を決めて順番に処理する方法がよいかと思います。

ポイント(6)中身を出し終わったダンボールはその都度畳んでいく

ダンボールから中身を出し終わったら、その都度畳むようにしましょう。そのまま置いておくとムダにスペースをとってしまい、片付けの妨げになります。引っ越しの片づけは疲れるのでダンボールを畳むのを後回しにしたくなる気持ちもわかりますが、使わないならその都度畳んでしまった方が効率的です。

引っ越しの片付けの注意点

引っ越しの片付けはめんどくさいので、すぐ使わない物はつい長く放置してしまいがちです。中には次の引っ越しまで開けなかったダンボールがあった、という方もいらっしゃるかと思います。

しかし、引っ越しの際に中身が破損している可能性もあります。その上、長く放置してしまったがために補償が受けられなくなるという場合も存在します。引っ越し会社から見ても保証期間を過ぎているわけですから、どうってことはありません。したがって、破損を確認するためにも早めに片付けた方がよいでしょう。もし破損があった場合は後回しにせず、早めに連絡しておきましょう。

使用済みダンボールを回収してくれる引越し業者もあるので、ダンボールの回収方法についても事前に確認しておきましょう。ダンボールを放置しておくとゴキブリの温床になる場合があります。早めに処分しておくことをおすすめします。

まとめ

繰り返しになりますが、引っ越し後に効率よく荷解きするためには「事前に大きな家具の配置を決めておく」「事前にダンボールに中身を書いておく」といった2つの準備が欠かせません。この2つをしておくだけで引っ越し後の片付けにかかる時間と手間が随分と違ってきます。これから引っ越しを控えている方は、是非、効率的な引っ越しになるようがんばってください。