敷金減額されないように!お風呂の頑固なカビを抹殺する5つの必殺技

敷金減額されないように!お風呂の頑固なカビを抹殺する5つの必殺技

浴室のカビ汚れがひどく、こびりつきがとれない。そのためにシンクの交換などが必要になってしまった場合、敷金減額や、状況によっては原状回復費用の追加請求もありえます。かといって、実際のところ頑固なカビは落ちにくくて掃除に困りますし、力を入れてゴシゴシ掃除するのも疲れます。しかも、ゴシゴシするとカビが…!? (詳しくは本編で)ということもあり、あまりゴシゴシ掃除はおすすめできません。

そこで今回は、しつこいカビを効率よく抹殺する必殺技を5つご紹介します!ゴシゴシこすらずとも、ちょっと手間をかければ水で洗い流すだけでカビ汚れが気持ちいいほど落ちるようになります。カビ汚れに悩まされている方に伝授したい必殺技です!

カビを抹殺する必殺技5つ

必殺技(1)ゴシゴシこすらない!

カビを落とそうとゴシゴシこすっていませんか? 実はそのゴシゴシがカビを落としにくくしています!

なぜなら、タイルや目地やゴムパッキンについたカビをゴシゴシすると、菌糸が奥まで入り込んで余計に落ちにくくなってしまうからです。カビを落とそうと力を入れてゴシゴシするほどカビが落ちにくくなってしまう、という皮肉な結果を招くということです。

ではどうすればいいかというと、カビ取り剤を噴き付けて5分ほど放置してから水で洗い流すだけでOKです。1回で落ちない場合は数回に分けて試してみてください。

「カビ汚れはゴシゴシこすらない!」
これは鉄則ですので、知らなかった方はぜひ覚えておいてください。

必殺技(2)カビ取り剤を塗ってサランラップで密閉

 敷金減額されないように!お風呂の頑固なカビを抹殺する5つの必殺技
出典:カビキラー特大サイズ

放置していた黒カビの汚れは壁の奥深くまで根付いているので、カビ取り剤をサッと塗って拭いただけでは落ちてくれない場合があります。こびりついた黒カビを奥までしっかり除去するには、カビ取り剤を塗った上にサランラップやキッチンペーパーを被せるという必殺技でやっつけましょう!

やり方は簡単で、まずは黒カビにカビ取り剤を噴き付けます。あとは、説明そのまま、サランラップやキッチンペーパーを被せて1日ほど放置するだけです。これには奥までカビ取り剤を浸透させるという目的があります。特に垂直面だとカビ取り剤が流れてしまうため、流れないように工夫をし、カビ取り剤の効果を最大限発揮しようということです。

必殺技(3)酢でカビを中和&殺菌!

 敷金減額されないように!お風呂の頑固なカビを抹殺する5つの必殺技
出典:お風呂用ティンクル 浴室・浴槽洗剤 すすぎ節水タイプ 本体スプレー 400mL

酢には中和力と殺菌力が備わっていて、カビ汚れを中和した上に殺菌作用で繁殖を抑えてくれるため、カビの天敵ともいえる存在です。酢を主成分としたバスクリーナーも存在しています。

酢水スプレーは、酢1に対して水2の割合で薄めて作ります。1〜2時間ほど放置し、水で洗い流します。酢水をかけたまま放置しておくと臭いが残ってしまうので、必ず水で洗い流してください。

《酢水スプレーの目安》
酢1:水2

酢はまな板の殺菌にも使えますし、洗濯槽汚れの掃除にも活躍します。酢は食べ物なので安全性が高く、化学物質をできるだけ使いたくない方におすすめです。

必殺技(4)ミョウバン水

 敷金減額されないように!お風呂の頑固なカビを抹殺する5つの必殺技
出典:ケンエー 硫酸アルミニウムカリウム(乾燥) (焼ミョウバン) 100g

ミョウバンは古代ローマ時代から制汗剤や消臭剤に使われていたとされ、「世界最古のデオドラント剤」といわれています。

実はミョウバンは消臭だけでなくカビ取りにも効果のある、優秀な成分なのです。

使い方は簡単で、焼きミョウバンをペットボトルなどに入れて水で薄めるだけです。そして、すぐ使わずに2日ほど放置してから使います。水が透明になっていれば完成です。焼きミョウバンはスーパーやドラッグストアで売っていますし、Amazonでも買えるため、簡単に手に入れることが出来る点もポイントです。

《ミョウバン水の目安》
焼きミョウバン:15g
水道水:500ml
※2日ほど放置し、水が透明になってから使う

ミョウバン水が出来上がったら、スプレーボトルに移してカビに噴き付けます。3時間ほど放置した後、水で洗い流すだけでOKです。

必殺技(5)重曹

出典:自然にやさしい重曹 お徳用 1kg

しつこい黒カビは重曹で撃退します。重曹はミョウバンよりも研磨作用が強いため、使い方を間違えると壁を傷つけてしまう恐れがあるので注意してください。

重曹は水だと溶けにくいので、ぬるま湯で溶かします。重曹の分量が多いとスプレーが詰まってしまいますので、以下の分量を目安に作ってみてください。あとはスプレーで噴き付けて3時間ほど放置し、使い終わった歯ブラシなどで、カビ汚れを軽くこすればOKです。

《重曹水の目安》
重曹:大さじ1杯
ぬるま湯:250ml
※ぬるま湯で溶かさずに粒のまま使うと傷がつくので、必ずぬるま湯で溶かして使いましょう。

重曹を主成分としたバスクリーナーもあります。重曹水を作るのがめんどくさい方にはこちらがおすすめです。

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出典:重曹 泡のバスクリーナー 本体 500ml

まとめ

しつこいカビは放置せずこまめに掃除するのが一番ですが、わかっていても、ついサボってしまってしまいがちです。もし、目地の奥まで黒カビが根付いてしまったときは、今回紹介した必殺技でカビを綺麗にしちゃいましょう!

ひとつ注意点があるとすれば、酢水スプレーを使用するときでしょうか。酢は殺菌効果がありますが、浸透させるために放置している間はどうしても浴室内に臭いが充満してしまいます。バス・トイレが一緒のユニットバスだと、トイレを使うときに酢の臭いが気になるので使いにくくなってしまいます。それはちょっときついなと感じる方には、バス・トイレ別の賃貸なら気にしないで済みますのでおすすめです。バス・トイレ別の賃貸物件は以下のリンクからお探しいただけます。

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