シャツにアイロンをかけることにおいては、文学界トップの村上春樹。彼いわく、アイロンがけとは、洗濯物を「干す」作業から始まっているらしいです。
とはいえ、一人暮らし向けの賃貸では広いベランダ付きの物件に出会えることが少なく、シャツ１枚まともに干せなかったりすることもあるはず。取り込んでみればシワシワだったり、半乾きだったり……。
そこで、狭いベランダでも使える物干し台を紹介します。
1. ステンレスベランダ物干し台 格子手すりタイプ／モリ工
引用：Amazon
足場の狭いベランダにぴったりなのが、ベランダの手すりに取り付けるタイプの物干し台です。特長は、干す物の長さに合わせて3段階の高さ調節ができ、採光と通気性も確保できること。これで半乾きの悲劇からもサヨナラです。手すりの格子や支柱にネジで締め付けるだけなので取り付けも簡単。使わないときは回転させて収納しておけます。
2. 物干しラック 4段 室内/屋外用／IKEA
引用：Amazon
シンプルでスマートな見た目からはあまり想像できませんが、こちらはなんと、物干しロープ38メートル分の洗濯物が干せるという実力者。一般的な物干しロープの長さが5mなので約8倍、干したい放題です。久しぶりの休日に、溜まった洗濯物をまとめて干すときなどに重宝しそうですね。足場が凸凹しているようなベランダでも平行が取れる、アジャスター機能付きです。
3. アルミ室内物干し 開閉式／無印良品
引用：無印良品ネットストア
普段の洗濯物は割と少なめという人は、コンパクトさを重視するのが一番。こちらは本来は室内用ということもあって、幅54×奥行29×高さ69cmととてもコンパクト。アルミ製で軽いので移動も楽。型くずれさせたくないニット類の平干しができるのも利点です。ちなみに、もうちょっと干したい、という人には、両サイドにウィングが開くバタフライ型を。
4. スリムバスタオルハンガー／BERG
引用：Amazon
一人暮らしだと、「バスタオルは2回使ったら洗う派」も多いはず。そんな人には、次に使うまでサッと干しておけるタオル専用のハンガーがオススメ。こちらはバスタオル4枚とバスマット1枚相当がかけられますが、タオル同士の間隔が約3cm確保できるので、速乾性も期待でき衛生面も安心です。室内にも置いておけるシンプルなデザインもいいですよね。
5. パズルリングハンガーラック／keisuke fujiwara
引用：designboom
機能性もいいけどデザイン性も大事にしたいという人は、こんな物干し台を導入してみてはいかがでしょうか。こちらはインテリアデザイナー藤原敬介氏による、「知恵の輪」をイメージしたハンガーラック。こんなオシャレな物干し台があれば、洗濯へのモチベーションはダダ上がりですね。スタッキングもできるので、「これが何台でも置ける広い家にいつか住んでやる！」そんなモチベーションにもつながりそうです。
6. DRYING RACK／IRIS HANTVERK（ザ・コンランショップ）
引用：THE CONRAN SHOP
デザイナーズつながりで紹介したいのが、ナチュラル志向にオススメのこちら。スウェーデンで100年以上続く老舗ブランド「IRIS HANTVERK（イリス・ハントバーク）」のランドリースタンドです。1点1点、現地職人によるハンドメイドで、北欧デザインの伝統と歴史を感じさせますね。折りたたみ式なので狭いベランダにも最適です。
7. 窓枠物干し ホワイト／アイリスオーヤマ
引用：Amazon
そもそも、部屋にベランダがないんだよ！という方もいらっしゃるでしょう。そんな方にオススメの物干し台はこちら。こちらは窓枠に設置させるタイプの物干し台で、室内干しでも十分な採光を確保できるというもの。下着を室外に干したくないという女性や、これからの季節は花粉が気になるという人にも。こちらも使わないときは折りたためます。
まとめ
以上、いかがでしたか？
一人暮らし向けに物干し台を選ぶ際は、「コンパクトサイズ」「使わないときは折りたためる」「洗濯のモチベーションが上がる」といったポイントを意識してみるといいかもしれませんね。