最上階は景色が良いけど出不精になる!?最上階のメリット・デメリット総まとめ

最上階は景色が良いけど出不精になる!?最上階のメリット・デメリット総まとめ

高層マンションの最上階と聞くとなんとなくいいイメージがしますよね。確かに景色が良いというメリットがありますが、その反面、外に出るのが面倒くさくて出不精になってしまうというデメリットもあります。

住む前に知っておきたかった…と後悔しないために、マンションの最上階に住むメリット・デメリットを総まとめしました。メリットとデメリットの両方を知った上で、最上階に住むかどうかを検討しましょう。

最上階のメリット総まとめ

メリット1:景色が良い

 最上階は景色が良いけど出不精になる!?最上階のメリット・デメリット総まとめ

これはもう説明不要だと思いますが、マンションの階数が多ければ多いほど、最上階の景色は良くなります。部屋の窓から街を見渡せるのは気持ちが良いもので、晴れた日は遠くまで見渡せます。景色が良いのは最上階に住む一番のメリットと言いても過言ではありません。

夜景が綺麗な場所だとこのメリットの価値がますます高まります。自宅からきらびやかな夜景を眺められるなんて贅沢ですよね。

さらに花火が見えるロケーションだと最高です。混雑する花火大会の会場に足を運ぶ必要はなく、自宅から悠々と花火を眺められます。

メリット2:風通しが良い

高い階ほど風がよく入ってくるので、最上階はどの階よりも風通しが良いです。窓を開けると心地よい風が入ってきて、スムーズに室内の換気ができます。

風通しの良さは物件を選ぶ上で大事な要素なので、内見に行った際は窓を開けて風通しをチェックしておきましょう。

メリット3:日当たりが良い

日当たりは部屋の方角にも影響されますが、最上階はよほど高い建物が周囲にない限り総じて日当たりが良いです。1〜2階は周囲に高い建物がなくても影になってしまうことがありますし、周りの建物の影響で日照が制限されてしまいます。しかし、最上階は下層階に比べて周りの建物の影響を受けにくいため日当たりに優れています。

また、冬は太陽が低いため下層階は一1の日照時間が短くなってしまいますが、最上階は下層階と比べて日照時間が長くなるため冬でも日がよく当たります。

メリット4:他の階に比べて冬は暖かい

最上階はマンション内では最も太陽に近いですし、屋上からの熱が天井を通して室内に伝わってくるため、他の階と比べると冬は暖かいです。

日も当たりやすいですし、意外にも最上階の冬の室温は高めになります。

メリット5:上階からの足音や物音がない

最上階は上に部屋がないため、上階からの足音や物音による騒音がありません。防音レベルが低いマンションだと上階の足音がかなり響くので、住人が室内を歩く足音が騒音となってストレスが溜まります。

この、上階からの足音を気にしなくていいのは最上階だけのメリットです。

最上階のデメリット総まとめ

デメリット1:夏は暑く、冷房費が増える

 最上階は景色が良いけど出不精になる!?最上階のメリット・デメリット総まとめ

冬は屋上からの伝導熱で暖かくなりますが、反対に夏は伝導熱によって室温が高くなります。「夏は寒く冬は暖かい」というのが理想の住環境なのですが、残念ながら最上階は「夏は暑く冬は暖かい」という環境になります。冬は過ごしやすい反面、夏は暑くて過ごしにくいというデメリットが発生します。

夏の室温が高くなることには、もうひとつデメリットがあります。それは、屋上からの伝導熱によって室温が高くなると冷房効率が悪くなるため、夏は冷房費が増えてしまうことです。

冷房費節約のために冷房をつけなかったり、我慢して温度を下げないでいたりすると熱中症にかかる恐れがあるので、決して無理はしないでください。

デメリット2:紫外線量が多い

最上階は太陽に近い分、冬は室内が暖かくなりますが、紫外線量が増えるのでUV対策は欠かせません。夏は紫外線量がとても増えるので、UVをカットするフィルムやUVカット効果のあるカーテンなどで対策をしましょう。

デメリット3:屋上から空き巣に侵入されることがある

最上階は空き巣に狙われないだろうと安心するのは危険です。空き巣は屋上から侵入してくることがあります。最上階だからといって狙われないわけではありません。

そのため最上階だからと油断をして窓を開けっ放しで外出すると、空き巣の被害にあってしまうかもしれません。最上階だから空き巣に狙われないと考えず、外出時は必ずベランダの窓に施錠をしてください。

デメリット4:家賃が高めに設定されている

上層階は人気が高いため、家賃が高めに設定される傾向があります。特に最上階は見晴らしが良く、上階からの足音や騒音がないため人気があり、他の階よりも家賃を高めにしている場合が多いです。

デメリット5:昇り降りが面倒で出不精になる

最上階は見晴らしが良いですが、その反面、昇り降りが面倒というデメリットがあります。高層マンションだと、最上階に到着するまでの時間や他の住人の昇り降りを待つ時間が長くなります。

昇り降りの面倒さから出不精になるので、運動不足になってしまいます。災害時はエレベーターが停止してしまうと、復旧するまで階段で昇り降りすることになりますので、その点もふまえて最上階に住むべきかよく考えてください。

まとめ

最上階のメリットとデメリットをそれぞれ5個ご紹介しました。「最上階は屋上から空き巣に侵入されることがある」という事実に驚かれた方も多いのではないでしょうか。最上階は防犯意識が低くなる傾向があるため、空き巣は油断している最上階の部屋を狙ってきます。階数に関係なく外出する時は窓の施錠を確認する習慣をつけましょう。

メリットとデメリットを見たけど、やっぱりメリットが勝っているから最上階に住みたいと感じた方は、以下のページで最上階の賃貸物件を探してみてくださいね。

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