一人暮らしでインターネット環境を整えるときに知っておきたい8個の注意点

一人暮らしでインターネット環境を整えるときに知っておきたい8個の注意点

スマホやタブレットでインターネットを楽しんでいるという方は多いかと思われますが、やっぱりパソコンがあった方が便利です。自宅でパソコンを使うにはインターネット環境を整える必要があるので、基本的な知識を覚えておきましょう。

これから一人暮らしをはじめるにあたってインターネット回線を敷く予定があるという方のために、インターネット環境を整える際の注意点をまとめました。知らないと損をすることもあるので、自室にインターネット回線を敷く方はぜひ目を通してください。

インターネットは現代生活に必須

インターネットは現代の生活に不可欠であり、なくても生活はできますが、その便利さを知ってしまうと手放すのは難しいです。また、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の普及で今後ますますインターネットは生活と切り離せなくなると予想されます。

スマホでもネットはできますが、パソコンの方が早く検索できますし、仕事や勉強のためにもパソコンがあった方がいいでしょう。スマホがあるからパソコンがなくてもいいやと考えている方は、この機会にパソコンの購入を考えてみてはどうでしょう。

インターネット環境を整えるときの8個の注意点

 一人暮らしでインターネット環境を整えるときに知っておきたい8個の注意点

光回線を敷いていないマンションもある

昨今は光回線がスタンダードになっていますが、全てのマンションに光回線が敷かれているわけではありません。新築のマンションであれば光回線を導入している場合が多いですが、古いマンションは未導入のところも多いです。

光回線とADSLを比較すると、やはり光回線の方が速度は早いです。ネットの接続が遅いとイライラしますし、読み込みの時間が長くなるほど時間を浪費します。光回線が敷いてあると思って入居したら未導入だった、ということにならないように、入居前に回線の種類を確認しておきましょう。

ただし、回線の速度は環境によって変わります。ADSLでも場所や環境によっては充分に速度が早い場合があります。いずれにしても事前に通信環境を確認しておくことをおすすめします。

個別に光回線を敷くなら大家さんに確認すべし

光回線が導入されていないマンションの場合、自分の部屋に個別に光回線を敷くことも可能です。ただし、光回線を敷くには工事が必要で、環境によっては壁に穴を開けなければならない場合があります。

個別に光回線を敷く場合は、必ず大家さんの確認をとってからにしてください。大家さんの許可をとらずに開通工事をした場合、トラブルになる恐れがあります。

また、光回線がエリア外である場合もあるので、エリア内かどうかも確認しておきましょう。

同じ回線でもマンションによって料金が変わる

以前住んでいたところと同じ回線なら料金も同じになるだろうと思っていませんか? 残念ながら、同じ回線でもマンションによって料金が変わります。ほかにも、戸建てとマンションでも料金に違いがあります。

マンションの場合、部屋数や配線方式で料金が変わってきます。一般的に部屋数が少ない方が料金は高く、部屋数が多い方が料金は安くなります。

ただ、マンションは一つの光回線を共有で使用するため、夜などネットの接続が集中する時間帯は回線が混雑して速度が遅くなることがあります。部屋数が多いと料金は安くなりますが、時間帯によっては回線が混雑して速度が落ちる可能性があることは理解しておきましょう。

キャッシュバックはすぐにもらえるわけではなく

インターネット回線の申し込みの際、キャッシュバックがついていることがあります。現金、商品券などでキャッシュバックが受けられるのでお得ですが、契約してすぐにもらえるわけではありません。

キャッシュバックは利用開始から一定期間後にもらえるようになる場合が多く、期間前に解約するとキャッシュバックはもらえません。キャッシュバックを受けるにあたって条件が設定されている場合もあり、その契約が本当にお得かはトータルの費用で考えましょう。

さらに、実質費用はキャッシュバックを差し引いた金額なので、毎月の料金がその金額になるわけではないことにも注意してください。

キャッシュバックは契約期間に縛りがある

キャッシュバックには契約期間に縛りがあり、その期間内に解約すると違約金が発生する場合があります。違約金はプロバイダやキャンペーンによりますが、いずれの場合でも一定の金額を支払うことになるでしょう。

契約した時は途中解約するつもりがなくても、引っ越しや経済的な事情で解約せざるを得ない場合があると思います。キャッシュバックがついているからと安易に契約するのではなく、指定された期間は継続して利用できるかよく考えて契約しましょう。

新しく回線を敷くときは工事の予約が必要

光回線にしてもADSLにしても、新しく回線を敷くには工事が必要です。NTTに工事の予約をし、指定して日に工事をしてもらいます。

工事といっても大掛かりなものではなく、マンションタイプなら15~20分ほどで終わります。長くてもまず1時間以内には終わる工事なので、それほど身構える必要はありません。

引っ越しシーズンは工事の予約が混み合う

回線の引き込み工事は予約制になっていて、引っ越しシーズンは予約が殺到して混み合うので注意が必要です。

回線の工事をしてもらわないことにはインターネットが使えないので、希望の日時に工事に来てもらうには早めに予約をする、または引っ越しシーズンを外した方がいいでしょう。

モバイルWi-Fiは速度制限があるものがほとんど

モバイルWi-Fiは工事をせずともインターネットが使えるので便利ですが、速度制限がネックになります。速度制限はデータ通信量の上限を超えると通信速度の制限が課される制度で、上限以降の使用は通信速度が遅くなります。

視聴する動画やダウンロードするもの、使用頻度にもよりますが、データ通信量が多かったり動画を長時間視聴したりするとすぐに速度制限に達します。月の初めは快適に視聴できていたのに、月の後半になると接続が重たくなる、という場合は速度制限に達しています。

たまにインターネットをするくらいのライトユーザーならモバイルWi-Fiでも充分使えますが、一日に何時間もネットをするヘビーユーザーには少し厳しいと考えたほうがいいでしょう。

おわりに

マンションによってインターネット回線の種類、環境が異なるので事前に確認しておきましょう。スマホやタブレット、それにモバイルWi-Fiはエリアによって電波状況が変わるので、それも合わせて確認しておくことをおすすめします。

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