新生活を始めるにあたり、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電をどうするかは必ず考えておきたいポイントです。予算オーバーで購入が後回しになると困りますし、部屋のサイズに合っていないと不便を感じるので、引っ越し前に何を買うか決めておきましょう。
本記事では新生活に必須の白物家電5つそれぞれの選び方と予算の目安を解説します。買ってから後悔しないように、何を基準に選ぶのかを考えてから購入しましょう。これから一人暮らしを始める方は引っ越し前にご覧ください。
白物家電は生活必需品
白物家電は冷蔵庫、洗濯機、炊飯器などの家事に関わる家電製品のことで、家事家電とも呼ばれています。これらの家事家電はかつて白色の製品が多かったことから白物家電と呼ばれるようになりました。
白物家電は家事に関わる家電製品ということから、生活には欠かせないものです。一方で、実家暮らしの時は親が料理や洗濯をしてくれるのであまり使ったことがないという方も多いのではないでしょうか。しかし、一人暮らしを始めるにあたり、白物家電がないことには生活ができないと言っても過言ではありません。
初めて一人暮らしをするなら、白物家電を購入する予算を必ず用意しておきましょう。
一人暮らしに必要な白物家電5個と予算目安
※予算目安はAmazonの価格を参考にしています。
電子レンジ
出典:山善(YAMAZEN) 電子レンジ 18L (フラット庫内)(縦開き扉タイプ) ホワイト YRH-F200(W)
予算目安:10,000〜20,000円
自炊する方は電子レンジがあると便利ですし、自炊しない方もコンビニやスーパーで買ってきたお弁当を温めるのに電子レンジは必要になります。むしろ自炊しない人のほうが電子レンジを使う回数が多いかもしれません。
電子レンジは白物家電の中では比較的安く買えます。最低限の温める機能だけのものから、スチームを使って加熱するスチームオーブンレンジもあります。安いものなら10,000円程度で、そこそこ機能的なものを手に入れることもできるでしょう。
とはいえ、安すぎるものだと加熱時間の微調整ができないので不便です。加熱時間を微調整できるタイプか自動調整してくれる機能があるタイプをおすすめします。
炊飯器
出典:アイリスオーヤマ 炊飯器 IH 3合 銘柄量り炊き 米屋の旨み RC-IA30-B
炊飯器はピンからキリまであるので、どこまでご飯の質にこだわるかで購入価格が大きく変わります。最近の炊飯器の進化はめざましく、美味しく炊くことを追求した高級炊飯器も登場しています。
一人暮らし用の炊飯器なら3合サイズがちょうどいいです。安いものなら10,000円以下で購入できます。20,000〜30,000円台になると質が上がるので、美味しいご飯を食べたいなら少し奮発してもいいかもしれません。
いまの炊飯器はほんとに種類が豊富なので、一度家電量販店に足を運んでどんな炊飯器が人気なのかチェックしておくといいでしょう。
冷蔵庫
出典:シャープ 冷蔵庫 2ドア 118Lタイプ シルバー SJ-H12B-S
予算目安:25,000〜50,000円
冷蔵庫はサイズによって値段が大きく変わります。一人暮らし用だと100〜199リットルの2ドアタイプがスタンダードです。
118リットル、138リットル、146リットルなどサイズがいろいろありますが、自炊をするかどうか、設置できる場所があるかを確認してから購入しましょう。自炊をする場合、小さいサイズだと食材が入らず不便ですし、反対に自炊をしないのに大きいサイズを買ってしまうと場所をとるだけです。
シンク下に小さい冷蔵庫が備え付けてある場合もありますが、容量がかなり小さいので自炊をする方は別で冷蔵庫を購入したほうがよいでしょう。
冷蔵庫を購入する際は右開きか左開きかも確認しておくべきです。設置場所によっては開閉が不便になるので、内見時に冷蔵庫を設置するスペースをチェックしておきましょう。
洗濯機
出典:ハイアール 4.5kg 全自動洗濯機 ブラックHaier JW-C45A-K
予算目安:20,000〜40,000円
洗濯機はドラム式、乾燥機付きなどいろいろあって選ぶのに迷うかと思いますが、まずチェックしておきたいのは設置場所です。洗濯機置き場があるのか、室内か室外か、どのサイズまで設置可能なのかを測っておきましょう。設置できないサイズを購入してしまうといろいろ面倒です。
洗濯機置き場がベランダにある場合、風雨にさらされるので機能的な洗濯機を購入しても早く故障してしまう恐れがあります。洗濯機にこだわりたいなら、室内洗濯機置き場のある物件を選んで方がいいです。
シンプルな洗濯機なら20,000円台で購入できます。ちなみに、ドラム式洗濯乾燥機は100,000円以上するので、一人暮らしではなかなか手が出ないかもしれませんね。
掃除機
出典:BESTEK 掃除機 スティッククリーナー サイクロン式 ハンディ スティック 2in1
予算目安:5,000〜20,000円
掃除機は「キャニスター型」「スティック型」「ロボット掃除機」「ハンディ掃除機」など種類がたくさんあるので選ぶのに迷ってしまいます。
一人暮らし用の掃除機なら置き場所で選ぶのもアリです。スティック型なら場所をとらないのでワンルームに向いています。少し広めの部屋ならしっかり掃除できるキャニスター型かロボット掃除機がいいかもしれません。
ハンディ掃除機は安くて小回りがきくので便利ですが、フローリングなどを掃除するのには向いていないので2台目として考えたほうがよいでしょう。
節約も大事だが、快適な生活も大事
白物家電の価格はピンからキリまであるので、節約しようと思ったら安く揃えられます。しかし、安い家電は最低限の機能しか付いていなかったり、使い勝手がいまいちだったりと不便を感じることも多いです。白物家電は長く使うものですし、毎日使うものもあるので、安さだけで選ぶのはおすすめしません。
生活には、快適が非常に大事で、欲しい機能を備えているかを基準に選ぶと自分に合った白物家電が選べます。不便を感じながら使い続けるより、少し奮発してでも質のいい白物家電を買ったほうが、のちのち後悔しなくてすむでしょう。
おわりに
家電製品は種類が多いのでどれを選べばいいのか迷うかと思います。価格で選ぶか機能で選ぶかも迷うところですが、家電はそうそう買い換えることがないので、じっくり比較して買って後悔しない家電を選びましょう。
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