みなさんはどういった手順でフローリングを掃除されていますか? 「フローリングの掃除に手順なんかあるの?」と疑問を持たれるかと思いますが、実は手順によって掃除効率が違ってきます!
本記事では、意外と知られていないフローリングを効率よく掃除するための4個の手順をご紹介します。「手順1」が重要ですので、それだけでも覚えていただければと思います。
フローリングならラクラク掃除ができる! フローリングのお部屋はこちらのページからお探しいただけます。
ワンルームはフローリングが多い
畳を敷いた和室のワンルームもありますが、賃貸ではフローリングのほうが圧倒的に多いです。ということは、フローリングの掃除の仕方を覚えたほうが役立つ可能性が高いですよね。
いつか一軒家を購入するとしても、フローリングの部屋はあると思うので覚えておいて損はないでしょう。
これから解説する手順はそれほど面倒なものではありません。”ある掃除の順番”を変えるだけでフローリングを効率よく綺麗にできます。「手順1」をお読みいただければその意味をお分かりいただけることでしょう。
効率よくフローリング掃除するための手順
手順1:モップやワイパーで埃を拭き取る
まずはモップやワイパーでフローリングの表面に落ちている埃やゴミを拭き取っていきましょう。モップやワイパーで埃やゴミを一箇所にまとめていきます。
「手順1」のポイントは掃除機を使わずにモップやワイパーを使うことです。ではなぜ掃除機を使わないのか?
それは、最初に掃除機をかけてしまうと、埃が舞い上がって後でまたフローリングに落ちてしまったり、他の場所に埃が移動してしまったりするからです。また舞い上がった埃を吸い込むとくしゃみやアレルギーが出やすくなるので、いきなり掃除機をかけるやり方はおすすめしません。
そういう理由で最初にモップやワイパーで使います。
手順2:固めたゴミを掃除機で吸い取る
モップやワイパーで埃を固めたら、掃除機でまとめて吸ってしまいましょう。手で埃の塊をとってゴミ箱に捨ててもいいのですが、それだと細かいゴミがフローリングに残ってしまいます。
モップやワイパーでは溝や隅に溜まった埃やゴミを吸えないので、掃除した部分も掃除機をかけていきましょう。掃除機をすばやく動かすと溝や隅に溜まった埃やゴミを取り切れないので、ゆっくり動かして掃除機をかけていきましょう。
モップ・ワイパーで先に掃除しておけば埃が舞い上がらないので、部屋の空気をできるだけ汚さずに掃除ができるはずです。
手順3:雑巾で水拭きする
掃除機をかけ終わったら、雑巾で水拭きをしていきます。モップや掃除機ではフローリングについた皮脂汚れを落とせないので、しっかり綺麗にするなら水拭きは必要です。
雑巾の水分量が多いとフローリングに水跡が残ってしまうので、雑巾は硬く絞ってください。しつこい皮脂汚れのある部分は食器用洗剤を1〜2滴垂らして拭くと落ちやすいです。
手順4:雑巾で乾拭きをする
最後に乾いた雑巾で乾拭きをしていきます。フローリングに水分が残っていると床材が傷んでしまうので、面倒かもしれませんが水拭きをしたら必ず乾拭きをしておきましょう。
水跡や水分が残らないようにしっかり乾拭きしてください。乾拭きまでやっておけばフローリングはかなり綺麗になっているはずです。
EX:ワックスがけ
もし余裕があればワックスがけもしておきましょう。ワックスがけをしておけばフローリングの表面が保護され、汚れや傷がつきにくくなります。
ワックスがけをするなら、ここまで説明した「手順4」の乾拭きまでやってからにしましょう。フローリングに埃やゴミが残った状態でワックスがけをすると固まってしまうので、チリひとつない状態にしてからワックスがけをします。
ワックス専用のワイパーシートがありますので、こういうアイテムを使うと楽にワックスがけが捗ります。
天然原料を使ったワックス剤なら「AURO(アウロ)」が有名です。「AURO」はドイツのメーカーが販売しているワックス剤で、農薬や化学肥料を一切しない天然原料だけを使っています。
こうした天然原料のワックス剤なら化学物質が含まれていないので、ワックスがけする時に安心です。無垢材だけでなく合板にも対応しているので、賃貸のフローリングにも使えます。
手順を覚えれば面倒な掃除も効率よくこなせる
フローリングの掃除に掃除機から始める方が多いと思いますが、モップやワイパーで先に埃をとっておくことで掃除の効率が全然違ってきます。掃除機で埃を巻き上げてしまうとすぐにまたフローリングに埃が溜まってしまいますし、綺麗にしたようでいて全然綺麗になっていません。
手順4までやるのは面倒かもしれませんが、モップ・ワイパー→掃除機の手順を覚えるだけでも掃除効率が違ってきます。水拭きと乾拭きは毎日する必要はありませんが、皮脂汚れが目立ってきたら水拭きで綺麗に拭き取っておきましょう。
おわりに
しつこいようですが、モップ・ワイパーで埃をとってから掃除をするのがこの手順のポイントです。先にモップ・ワイパーをかけるという一手間を加えることにより、フローリングを効率よく綺麗にできます。
各手順に細かい注意点を書いていますので、それもぜひ覚えてくださいね
フローリングは畳より掃除がしやすい! フローリングのお部屋はこちらのページからお探しいただけます。