快適な一人暮らしを送るための間取りを選ぶ6つのポイント、意外と見落としがちなのはアレ!?

快適な一人暮らしを送るための間取りを選ぶ6つのポイント、意外と見落としがちなのはアレ!?

一人暮らしの物件を選ぶ時にどの間取りにするか非常に悩むと思います。一度部屋を決めたらそうそう引っ越しはしないので、間取りで失敗したくないですよね。

本記事では快適な一人暮らしを送るための間取りを選ぶ6つのポイントを解説します。意外と「アレ」を見落としがちなんですよね。その「アレ」が気になる方は記事を読んで確かめてみてください。

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間取りによって暮らし方が変わる

部屋の間取りは暮らしに大きく影響します。間取りによって暮らし方が変わると言っても過言ではありません。

広ければ暮らしやすいのかというと必ずしもそうではなく、自分のライフスタイルに合っているかどうかが重要です。逆に言えば自分にぴったりの間取りであれば狭くても快適に暮らせるでしょう。

快適な一人暮らしを送るための間取りを選ぶ6つのポイント

 快適な一人暮らしを送るための間取りを選ぶ6つのポイント、意外と見落としがちなのはアレ!?

必要な収納スペースがあるか

収納は間取り選びでよく失敗するパターンです。収納は多くても少なくても不便なので、自分の荷物の量に合った収納スペースが必要となります。

では収納スペースが少ない部屋のパターンからみていきましょう。

収納が少ないと生活スペースに物を置かざるを得なくなり、部屋が散らかりやすくなります。生活しているとだんだん物は増えていくので、収納スペースは少し余裕があるくらいがちょうどいいです。

特に服の収納スペースが足りないのは不便ですし、服をハンガーにかけずに置いておいたり引き出しの中に収納したりしておかないと埃が溜まってしまいます。服をたくさん持っている方にはウォークインクローゼット付きの部屋がおすすめです。

次に収納スペースが多い部屋のパターンからみていきましょう。

収納スペースがたくさんあるにこしたことはありませんが、荷物の量に対して収納が多すぎるとスペースが無駄になってしまいます。収納スペースの分だけ家賃が高くなるので、使わないスペースが多いと余計な家賃を払っている気分になりますよね。

あまり服を買わないのにウォークインクローゼットがあっても活用しきれないですし、玄関収納が多くても靴が少ないとスペースが無駄になってしまうでしょう。

こうした事態に陥らないように、荷物の量を考えて自分にとって最適な収納スペースがある賃貸を選んでいただければと思います。

キッチンの広さとコンロの数

自炊をする方はキッチンの広さとコンロの数はしっかり確認しておきましょう。キッチンが狭いと自炊がしにくくて調理に時間がかかってしまいますし、コンロが1口しかないと一度に複数の料理を作れません。

自炊をするなら調理スペースが広めでコンロは2口以上ある部屋を選んだほうがよいでしょう。ガスコンロかIHかによっても使い勝手が変わってくるので、コンロの種類も要チェックです。

内見時にキッチンに立ってみて、高さが自分の身長に合っているかもチェックしておきましょう。キッチンが高いと調理がしにくいですし、低いと腰をかがめなければならないのでしんどいです。

また、キッチンとリビングの間にドアがあるかどうかも大事なチェックポイントです。

キッチンとリビングが区切られていないと、ニオイが強い料理を作った時にリビングにまでニオイが漂ってしまいますし、服にもニオイがついてしまいます。よく料理をするのであれば、キッチンとリビングが区切られている部屋のほうがよいでしょう。

また、キッチンとリビングが区切られていない間取りだと、冷蔵庫の作動音がリビングまで聞こえてきて、寝る時に気になってしまうかもしれません。実際に筆者はその体験をしたので、小さな音も気になる方はキッチンとリビングが区切られている間取りのほうがよいでしょう。

コンセントの位置と数

コンセントの位置は意外と見落としがちなポイントで、冒頭で述べた「アレ」とはコンセントのことです。内見時にコンセントまでしっかりチェックされる方は少ないと思いますが、実はコンセントの位置によって家具の配置が大きく変わってきます。

みなさんは部屋の配置を決める時、どの家電や家具を中心に考えますか? テレビの位置から決めるという方が多いのではないでしょうか。

コンセントの位置が微妙な場所にあると電源が取りづらく、テレビの配置に困ることになります。延長コードを使えばコンセントから離れた位置でも設置できますが、コードが邪魔になるかもしれません。

このように家電や家具の配置で悩まないでいいように、コンセントの位置を確認しておいたほうがよいでしょう。

コンセントの数も大事です。部屋が広くなるほどコンセントの数も多く欲しいところですが、数が少ないと延長コードを駆使して配置を考えないといけないので不便に感じます。

部屋の広さに対して十分な数のコンセントがあるかも確認しておきましょう。

トイレとお風呂が一体型かセパレートか

トイレとお風呂が一体型のユニットバスか、個別のセパレートかは物件選びをする上での非常に重要なポイントです。ユニットバスとセパレートでは使い勝手が全然違うので、住んでから後悔しないように慎重に考えて選ばなければなりません。

ユニットバスはトイレとお風呂を一体にすることでスペースが節約できるため、セパレートと比べると家賃が安いです。お風呂とトイレ掃除を一緒にできるというメリットがある反面、お風呂にトイレが近接しているので湯船につかりにくい、お風呂に入るとトイレの床が濡れてしまうというデメリットがあります。

セパレートはゆっくり湯船につかれるのがメリットである反面、ユニットバスと比べると家賃が高くなるのがデメリットです。女性にはセパレートが人気で、トイレとお風呂は別々がいいという方が多いですね。

セパレートとユニットバスのチェックポイントと、ユニットバスの活用方法を別記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にどちらが自分に合っているか考えてみてください。

セパレート(バス・トイレ別) VS ユニットバス!入居後に後悔しないためのチェックポイント

ユニットバスはこうすれば快適に使える!基本的な使い方と賢い使い方まとめ

窓の向いている方向

間取りは部屋の中だけではありません。窓の向いている方向も要チェックです。

たとえば、ベランダやトイレの窓が隣の建物のベランダと向かい合っていると、たまたま顔を合わせた時にお互い気まずい思いをします。そういう状況だと窓を開けっ放しにしたくてもできないですし、換気もしにくいです。

隣の家からの視線はとても気になるので、窓は隣と向かい合っていないほうがいいですね。お互い覗く気がなくても部屋の中が見えてしまう状況だと、視線が気になって生活がしにくくなります。

また、日当たりもよく考えておかないと住んでから困るかもしれません。

一般的には南向きの部屋は日当たりがよいので人気がありますが、他の方角もそれぞれメリットがあります。詳しくは以下の記事で解説していますので、部屋の向きごとのメリットを確かめてみてください。

南向きだけが優良物件じゃない!各方角のメリット&ライフスタイル別お部屋の方角選びまとめ

ライフスタイルに合わせて最適な間取りを選ぼう

自分に合った間取りの部屋を選ぶなら、まずライフスタイルを考えてみましょう。初めての一人暮らしだと自分のライフスタイルが掴みづらいかと思いますが、どんな家具を置いて、どんな暮らし方をしたいのかなど、ライフスタイルを想像してみると理想の間取りが見えてくると思います。

間取り選びの正解は人それぞれ違うので、他人にとっては住みにくい部屋でも自分が満足できる間取りであればいいのです。賃貸の取りは変えられない部分が大半なので、内見時にライフスタイルを想像しながらその間取りが自分に合っているかよく考えてみてください。

別の角度で間取り選びを解説している記事も公開しているので、こちらもぜひ参考に!

住む前に入念にチェックすべし!間取り選びで失敗しがちな8個のこと

おわりに

賃貸によって間取りが全然違います。効率よく物件を探すためには、理想とするライフスタイルを考えてそれを実現できる間取りの物件を探してみましょう。

今回解説したポイントをふまえて間取りを比較していけば、きっと自分に合った物件が見つかるはずです。

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