「猫よ…どうしてそこで寝るのだ…」猫飼いあるある10選

「猫よ…どうしてそこで寝るのだ…」猫飼いあるある10選

猫を飼い始めてもうすぐ3年。この記事を書いている今、猫の頭越しに画面を見つめ、猫の体を避けながらキーボードを打っています。
それまでは絶対に抱くことのなかった「だから、なんでそこで寝るの…」という感情を吐露すべく、「猫飼いあるある」をまとめました。猫を飼っている人なら分かるハズの「あるある」は以下10選!

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1:PC作業を邪魔される

 「猫よ…どうしてそこで寝るのだ…」猫飼いあるある10選
PCを起動させた瞬間デスクの上に飛び乗り、作業を邪魔され続け、あげくキーボードの上に寝転んで「rrrrrrrrrrtttryryyuuuuuuuuu」などの意味のわからない言語を検索されている……。しかも忙しいときに限って……。
ほかにも、手に広げた新聞紙や雑誌を座布団代わりにする、操作中のスマホを押しのけて「撫でろ」攻撃、テレビ画面の前で寝るなども同様です。猫飼いの人にとって一番の「あるある」といえば、何かの作業を邪魔されるということではないでしょうか。猫は飼い主との関係性において常に征服側でありたいがために、飼い主が夢中になっているものを間接的に征服することで、自分が征服者であることを実感するそうです。残念ながら「かまって」とはちょっと違うみたいなんですよね……。

というわけで、急ぎの持ち帰り仕事などがある夜は、近所のカフェに寄ることが増えます。

2:深夜3時「夜中の運動会」が始まる

寝ようと思い電気を消した途端、部屋中を駆け回る猫にびっくりした人も多いはず。これはかつて猫が夜中に狩りをしていた頃の本能の名残で、部屋が暗くなるとその狩猟本能が発動するらしいです。ちなみに頻繁に走り回るのは基本的に仔猫のうちだけで、なおかつ頭上をジャンプで跨がれることにも日に日に慣れてくるので気にならなくなります。
寝不足にはなりますけどね……。

3:毎朝、寝起きドッキリで目覚める

とはいえ、猫を飼ってからというもの、朝はアラームいらずです。なぜなら、決まって起床予定時刻の30分〜1時間前、猫からの目覚ましテロが始まるから。内容は、耳元でひたすら鳴く、肉球タッチからの顔面舐めまわし、筆者は額の上に乗られたこともあります。そして最終手段の「お腹ダイブ」をキメられた暁には、どんな低血圧な人でも一発で目が覚めるでしょう。
そんなわけで、猫と一緒に暮らすと自然と早起きになります。しかしながら、さんざん人のことを起こしといて、いざ起きると一切こちらに無関心になる猫の気持ちはいまだに理解できません。

4:お風呂やトイレを覗かれる

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浴室のドアを閉めると、この世の終わりのような鳴き声で無理やりドアをこじ開けようとします。トイレも同様です。よって、猫飼いの人は自室にいるにもかかわらず、完全プライベートな時間はないといえます。

5:猫が可愛くて遅刻する

プライベートの約束などの時間が迫り、「そろそろ家を出ないと」と立ち上がろうとした瞬間、膝の上に飛び乗って気持ち良さそうに甘える猫。普段は絶対そんなことしないのにどうして今なんだ! 立ち上がれないじゃないか……! と気づけば15分くらい経っていて、待ち合わせに遅刻する回数が増えます。が、遅刻して到着しても「ごめんごめん、猫が可愛くてさ〜」と言いながら猫の写真を見せると割と許してもらえる(自分調べ)ので、遅刻に関する改善の余地はあまりありません。
猫飼いの友人の方々にはどうか広い心で構えてもらえると嬉しいです。

6:クローゼットやタンスから黒い服が消えた

 「猫よ…どうしてそこで寝るのだ…」猫飼いあるある10選
理由は明確です、毛がつくからです。猫は狭くて暗いところが好きで、なおかつ引き戸や引き出しであればヤツらは意外と簡単に開けてしまうので、クローゼットやタンスの中で寝ることがままあり、気づけば衣類は毛だらけに…。粘着テープの消費量がハンパないのも猫飼いあるあるといえるでしょう。
ちなみに、「部屋から消えた」もの系でいうと、部屋にフィギュアも置けなくなります。軒並み倒壊させられるからです。猫との関係性を良好に保つためにも、それらの類を部屋に飾るのを諦めるようになります。
猫優先なので、すっぱり諦められます。

7:部屋がいつも小綺麗

猫に限らずですが、ペットを部屋飼いするうえで心配なのが、プラスチック製品やゴム製品の誤飲です。
筆者が動物病院で聞いた話では、縫い針を飲み込んでしまった猫を手術したこともあるとか……。ということで、猫がゴミなどを飲み込んでしまわないように常に注意を払うので、なんとなく部屋がいつも小綺麗です。

8:にも関わらず、ペットボトルの蓋などがよくなくなる

あとで捨てようと置いておいたペットボトルの蓋や、机の上に置いておいたヘアゴムなどが知らないうちになくなっていることがよくありますが、それらはたいてい本棚の下やラグの下から見つかります。

察するに、

    1. ペットボトルの蓋を転がして遊んでみたら超面白いヒャッホー!
    2. 手の届かない場所に転がり込んでしまった
    3. 取れなくなって放置

ということらしいです。

9:居心地の良い場所を占領される

 「猫よ…どうしてそこで寝るのだ…」猫飼いあるある10選
夏なら風の通り道、冬なら熱がこもる場所。
現代の暮らしにおいては、夏は扇風機の前、冬は暖房の前という、部屋の中で一番快適な場所はいつも猫の指定席です。なんでも触毛とも呼ばれる猫のヒゲには空気の微妙な振動や変化を察知するセンサーのような役割があるそうで、長きにわたり砂漠で生きてきた猫の先祖は、野生で生き抜くために寒暖差に敏感に反応し最も快適な場所を見つける能力を培ってきたのだとか。
本当にそこまで高尚なことを考えて行動しているかは不明ですが、布団のど真ん中、座り心地のいい椅子なども同様に奪われますね。

10:仕事や飲み会でどれだけ遅くなっても、絶対帰る

「家にお腹を空かせた猫がいる」という状況は、いない状況に比べると仕事の処理速度が1.5倍速になるという調査結果が出ています(自分調べ)。
とにかく猫を飼うと仕事の効率が上がり、飲み会ではブーイングを背中に浴びながら二次会を辞退。「早く帰らなきゃ」と終電を死守して帰宅するようになります。ただし「どうしても今日は夜を徹さなければならない」というのっぴきならない状況(締め切り前、絶対行きたい飲み会など)の際は、20時くらいに一時帰宅し給餌を済ませ、再度、職場や飲み屋に出向くという声もあります(自分調べ)。
あるいは終電を逃しても夜のうちに帰宅できるよう、自転車移動を選択する場合も。

【まとめ】なんだかんだいっても、帰宅すると玄関で待ってたりするから、やっぱり猫が好き

いかがでしたか?

「なんだよまたかよ〜仕方ないな〜」が口癖となり猫に完全に翻弄される毎日ですが、猫飼いにとってはそれが幸せ。玄関を開けると「ニャーー」と鳴きながら駆け寄ってきて、急所(お腹)丸出しで体をくねらせ「歓喜のダンス」をお見舞いしてくれる姿を見ると、どんなに疲れて帰ってきたときも、べろんべろんに酔っ払っていてやるせない夜も、猫を飼っていてよかったなぁ〜と顔が綻ぶのです。

猫を飼っていない人も、次回の引越しはペット可物件を検討してみては?

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