
転勤によって、一人暮らしや引っ越しが決まることはよくあります。ただし、転勤の辞令は突然下りることが多く、引っ越しまでの時間が少ないことも珍しくないでしょう。短期間で引っ越しを完了させるにはあらかじめ手順をしっかりとおさえておく必要があります。引っ越しと一人暮らしでやることをきちんと確認していきましょう。
また、あらかじめ家具や家電がついている物件ならば引っ越しが楽です。こちらで特集中ですので確認してみてください!
転勤で一人暮らしをすることに
これまでは家族と暮らしていたけれど転勤で一人暮らしや単身赴任をすることになってしまった! ということはよくあります。転勤で「引っ越し」だけでなく「一人暮らし」をスタートする必要がでてきたならば、まずは生活に必要なものを揃えなくてはなりません。一人暮らしには以下のようなものが必要です。
- 家具
- 家電
- キッチン用品
- 洗面用品
- タオルなどの衣類
これらの中には、家などにあるものを持っていっても良いものもあります。しかし、実家などの旧居に住み続ける家族が、家具や家電を使うならば転勤先の新居に持って行くことはできません。しっかりと家族で話し合って、一人暮らしのために何を買うかを決めましょう。
また、単身赴任でしばらくすれば元の家に戻って来られるならば、家具家電をレンタルするという方法もあります。こちらも検討してみてください。
転勤で引っ越しが決まったらやること
転勤で引っ越しが決まったらやらなくてはならないことは、初めての一人暮らしの方でも、一人暮らしから転勤をする人も変わりません。以下のやるべきことをチェックしていきましょう!
新居を探す
転勤が決まったら、まずは新居を探していきます。勤務先との距離などを確認して物件を選ぶ方法が最もおすすめです。
ただし、今住んでいる場所から転勤先は距離がかなりあることが多いはずです。長距離移動を何度もすることがないように内見や物件確定は1日ですべて終了しておきたいもの。事前に候補をいくつか決定しておくだけでなく、不動産屋に事情を伝えておくとスムーズです。
また、その場で物件の申込をしたいのならば以下の書類を準備しておきましょう。
- 身分証明書
- 源泉徴収票
引っ越しのスケジュールを決定する
新居が決まったのであれば、引っ越し日と時間を決定して、引っ越し業者に相談をします。この際に、見積もりは複数の引っ越し業者から取るようにしましょう。また、一人暮らしをしている場合は旧居の管理会社に退去通知をするようにします。
荷造りをする
引っ越し業者が決まったら荷造りをしていきます。新居のレイアウトを意識して、何をどこにおくのかを考えつつ荷造りをしていきましょう。新たに一人暮らしをスタートする人は、まずは新生活に必要な最低限の家具を揃えていくようにします。
また、元から一人暮らしをしている方は新居の大きさなどにあわせて不用品を廃棄しつつ、旧居の掃除をしていきましょう。不用品があるのならば、粗大ゴミの日がいつかも確認し、立ち退きをする前に、大きなゴミは自分で捨てられるようにします。
転居のための書類を提出

転勤となると住民票を移したり、ガスや電気を止めたりする必要が出てきます。引っ越しが決まったらまずは提出しなくてはならないのは以下の書類です。
- 転出、転居届
- 印鑑登録の廃止手続き
両方とも最寄りの役所や役場で手続き可能です。引っ越しの前後14日以内に提出するようにしましょう。さらに、ライフラインの停止手続きもしなくてはなりません。
- 電気(ネット、電話、申込用紙で手続き可能)
- ガス(ネット、電話で手続き可能)
- 水道(ネット、電話、郵送で手続き可能)
- 郵便物の転送届(郵便局、ネットで手続き可能)
また、ネットやケーブルテレビなどの契約をしているならばそれらの契約停止も忘れずに行いましょう。
ライフラインの使用開始と引っ越し作業
新居で電気や水道をすぐに使えるようにするために申込をします。また、ガスの開栓には立ち会いが必要となることが多いです。引っ越しの時間帯などを計算して予約を入れましょう。
引っ越し日当日、業者に指示を出しながら旧居から新居へと荷物を運んでいきます。この際に、事前に決めておいたレイアウト通りになるように家具を運んでもらいましょう。
新生活のための書類を提出
引っ越しが終われば以下の手続きをして引っ越しは完了です。
- 転入届
- マイナンバーの住所変更
- 印鑑登録
いずれも転居先の最寄りの役所や役場で手続きが可能です。指示に従ってきちんと手続きを完了させましょう。
転勤は短期間での引っ越し準備が大変
引っ越しや一人暮らしには初期費用が必要です。しかし、転勤の場合はこれらの初期費用は会社が負担してくれるので安心だといえます。ただし、通常の引っ越しと違って、転勤は短期間で引っ越しをしなくてはならないので大変です。一か月前や数週間前に突然転勤を言い渡されてしまうこともあります。
大急ぎで新居を決めなくてはなりませんし、引っ越しが完了しなかった場合は「元の家から転勤先に通勤しなくてはならなくなった」ということも…。
加えて、転勤となると業務の上でも大変です。これまでの仕事の引き継ぎや進めてきたことを一区切りつけなくてはなりません。場合によっては仕事が忙しくて私的な引っ越しが全然進まないということもありえます。
特に新居を選ぶ作業が大変です。短い期間で、片道数時間かけて転勤先へ足を運んでアパートを探さなくてはなりません。事前にしっかりと下調べをして段取りをして引っ越しを進めていく必要があるといえるでしょう。
おわりに
急な転勤で引っ越しや一人暮らしをスタートする場合、時間との戦いになることが多いです。事前にやらなくてはならない手続きなどをきちんと把握してテンポよく進めていくようにしましょう。
特に、新居選びは、遠く離れた転勤先へたびたび足を運ぶわけにもいかないはずです。ですから、一度で決められるように事前にいくつかの候補をあげておきましょう。また、事前に不動産会社に相談しておくのも一つの手です。
新しい勤務先での疲れを癒せるように、新居はきちんと選んで快適な住まいを手に入れるようにしましょう。また、転勤で一人暮らしをすることになったのならば家具や家電を新たに揃える必要があります。短期間で揃えるのが難しいのならば、家具家電付きの物件がおすすめです! こちらから検索可能です!
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