愛猫を災害から守る! 避難のための3つの備えと用意すべきモノ8点

愛猫を災害から守る! 避難のための3つの備えと用意すべきモノ8点

災害発生時、自分だけでなくペットの安全も確保するようにしておかなくてはなりません。猫は躾が難しく、災害時も自由気ままに逃げて一緒に避難できないということも起こりえます。

この記事では大切な猫の安全を確保するために飼い主がしておきたいことや準備しておきたいものをご紹介していきます!

また、災害時に近所の方から協力や理解を得るためにもきちんとペット可のお部屋に住んでおきたいもの。ペットもOKのお部屋は以下で特集中です!

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猫と避難するための3個の備え!

猫と避難するために備えておきたいこととしては以下のようなことがあげられます。

猫との避難先を確保しておく

災害時には「ペットと同行避難」するようにいわれています。ただし、同行避難とは一緒に逃げることを意味するのであって、避難所などで一緒に過ごせるということを意味しません。

避難所には多くの人が集まります。なかには猫アレルギーの方や猫が苦手な方もいるでしょう。自分にとっては大切な家族の一員であっても、避難所では人間が優先されます。狭い避難所などによっては猫をつれていると、利用を断られることもあるのです。

ただし、キャリーから出さなければペット受入可としている場所もありますし、ペットのための避難スペースを確保してくれている避難所もあります。

いざというときのために、地域のホームページなどで避難所情報を集めておくようにしましょう。さらに、災害時に預かってくれる人などを探しておくとより安心です。

しつけをしっかりしておこう!

災害時は迅速に行動できることがカギとなります! 猫が言うことを聞いてくれないという事態を避けるために最低限以下のようなことができるようにしておきましょう!

  • キャリーバッグに素直に入るようにしておく
  • 「おいで」と呼ばれたら来るようにしておく
  • 他の人や猫を見ても暴れないようにしておく

猫は不安になると押入れの奥に入って出てきてくれないこともあります。緊急時でも呼ばれたらすぐに出てきてくれて、キャリーバッグの中でおとなしくしてくれるように躾けておきましょう。

普段からキャリーバッグに入れて散歩をしてみたりして、自宅以外の場所や人に馴らすことも大切です。

迷子になったときの対策もしておく

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災害時に猫が逃げてしまうこともあります。逃げ出した結果、他の猫から病気を貰ったり思いがけない妊娠をしてしまったりすることも。ワクチン接種や避妊手術はしっかりとしておきましょう。

さらに、迷子になった愛猫の情報をすぐにでも得ることができるように、首輪に自分の電話番号などを書いた迷子札をつけておくのも大切です。

加えて、迷子になった猫が保健所などに保護されている場合、引き取りの際に飼い主であることを証明できるものの提示を求められることがあります。猫と一緒に写っている写真や猫の保険証などで証明できますから準備をしておきましょう!

用意しておきたい8つのモノ

愛猫との安全な避難のために用意しておきたいものとしては以下のようなものが存在します。

  • 餌(5日~7日分)
  • 水(一頭につき1リットル程度)
  •  餌などを入れる皿
  • トイレ用品
  • リード
  • 洗濯ネット(猫を保護するときや診療の際に必要)
  • 猫の保険証やワクチン接種履歴を控えたもの
  • ブラシなどのケア用品

愛猫のお気に入りグッズや薬などがあるならば準備しておきましょう。そして、これらのものは災害時にすぐに持ち出せるようにしておきます。災害時は両手が自由にできる状態にしておくことが大切ですから、大きなリュックなどにつめるようにしておくのが良いでしょう!

また、防災グッズは多ければ多いほど良いわけではありません。災害時は猫の防災グッズと愛猫、さらには自分の貴重品などを抱えて逃げなくてはなりません。

猫一頭だけでも4キロ程度の重さがあります。荷物が重くなりすぎないように、防災や避難グッズはあらかじめ厳選しておくのが大切です。非常時に荷物が重すぎて移動ができない! ということが発生しないためにも、災害時のセットを用意できたなら実際に持ち歩けるかを確認しておくとより良いですよ!

愛猫の命を守るために準備しておこう

災害時、人間のための支援物資や避難所などはあっても、ペットのための支援を得ることはなかなかできません。飼い主が責任をもって愛猫の命を守る必要があるのです。

また、非常時は「共助」も大切になってきます。近所に同じように猫を飼っている人がいるならば情報共有し支えあうことも大切です。

支えあいをする際には、アプリの利用が便利です。たとえば、「ドコノコ」は愛犬・愛猫の情報を共有しあうことができるアプリで、GPSで近隣の避難所を検索できるだけでなく、猫が迷子になったときに情報を拡散して協力を求めることもできます。

 愛猫を災害から守る! 避難のための3つの備えと用意すべきモノ8点

出典:ドコノコ – いぬねこ写真アプリ

また地域によってはペットの避難に関する独自の支援を行っていることもあります。支援などを最大限に利用できるように普段から情報を確認しておくのがベストです!

災害時には猫のことを一人で抱え込まずに、協力を求めるようにしましょう。避難時に仲間がいると心強いです! 普段からペット友達との縁を大切にしておきましょう!

おわりに

災害時は人間も不安になってしまいますが、愛猫を守れるのは自分自身しかいません! きちんと責任をもって猫の世話ができるように普段から躾をきちんとし、避難所の情報なども確認しておきましょう!

餌やトイレ用品といったモノもきちんと準備をしておき、緊急時にあわてないようにしておくのも大切。

また、何もかも一人で抱え込んでしまうと大変です。近隣に猫やペットを飼っている人がいるならば、助け合いの精神を大切にして、協力しあえるようにしておきましょう。

この際に、ペット禁止のお部屋でこっそりと猫を飼っていると、普段から協力者を見つけにくいもの。愛猫の安全のためにもペット可のお部屋に住むようにしましょう! ペットもOKのお部屋は以下で特集中です!

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